私のストリップ日記から浅草ロック編をご披露します。

 

H20年2月24日(日曜日)、仙台に帰る日に、浅草ロックで踊る二人の初出場の姿を一目見てから帰りたいと思った。二人とは、応援している黒崎優さんと酒井愛里さん。

あの大舞台でしっかり踊れているだろうか、自分の娘のお遊戯会を心配する保護者の気持ちみたい?

 

浅草ロックは行ったことがあるので場所は知っているが、最近はとんとご無沙汰しているので初めて行く劇場のような気分で向かった。夜行バスに間に合うように、4回目と5回目の二人のステージを見てから帰ればいい。浅草の大通りに出たら、2月の寒風が吹いていた。二人に会えると思えば、このくらいの寒風はどうってことはない。

事前に用意していた割引券を提示して5000円で入場。ちょうど3回目が終了したばかりだった。知っている常連客がいて「めずらしいね。浅草ロックで会えるなんて」と話しかけてきた。知っている人がいるだけでも心強いものがあった。

 

4回目のショーが始まった。いつものストリップ劇場とは違う雰囲気にすごい新鮮な感じを覚えた。ショー好きな方にはたまらないドキドキ感。

最初に、東洋の若葉さくらさんが登場。途中で花道の横で見ている私を見つけた。瞬間、にこっと微笑んでくれた。緊張して見ていた私としては、あの笑顔に救われた。「来て良かった!」と思える一瞬である。

2番目は綺麗な外人さんだった。久しぶりに外人さんのショーを見た。本場仕込みの素晴らしいポール・ショーを魅せてくれた。

さて、いよいよ3番目が待ちに待った優さんと愛里さんの登場。優さんにとっては親友の吉原ゆかりさん(ゆかりん)が引退して、落ち込んでいる間もなく、すぐに浅草初出演。ゆかりんも1月頭に浅草初出演して1月結SNAで引退となったから、優さんとしても今回の浅草初出演に思うものがあったと感じる。合わせて、今回の二人の振り付けをゆかりんがしたことを聞いて感慨深いものがあった。

 

浅草ロックは、自分の盤だけでなく他の方のバックダンサーとして何度も顔を出すから退屈しない。二人が出てくるたびに、失敗しないでちゃんと踊れるかなと気になる。そして、ちゃんと踊れているとホッと安心したりする。二人と一緒の緊張感を味わえる。そして、ショーの一体感、達成感も共感できる。

 

観に来て本当によかった!

気持ちよく仙台に帰れる、そう思って、浅草ロックを後にした。

 

平成20年2月                          浅草ロックにて