黒瀬あんじゅさん(TS所属)について、2019年6月中の池袋ミカドでの公演模様を、演目「踊り子に捧げる花束」を題材にして語りたい。

 

 

2019年6月中の池袋ミカドに顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①相田樹音(フリー)、②山咲みみ(TS)、③水原メノ(TS)、④黒瀬あんじゅ(TS)、⑤夢乃うさぎ(晃生)、⑥宮野ゆかな(TS)〔敬称略〕。今週は夢乃うさぎさんがミカド初乗り。

 

今週は、黒瀬あんじゅさんの一周年週。一周年作の他に、まだ観たことのない作品を演じていて驚いた。周年週前の渋谷道頓堀劇場で披露したばかりと聞いて、これまた驚いた。周年週直前に別の作品を披露するなんて初めて聞いた。いずれにせよ、渋谷に行けなかったので観ていなかった。すぐに観劇レポートしたくなり、演目名と曲名をあんじゅさんに尋ねる。そうしたら、次のような解説を頂く。そのまま記載させてもらうね。「この作品は踊り子をしている中でお花をもらうことがあり、そんなお花たちを演目にしてみたいという気持ちから創りました。そして、それと同時に、咲くお花もあれば枯れるお花もあるように、踊り子もデビューする方もいれば引退される方もいるとゆうようなことを重ねていたりします。」

 

さっそく、ステージ内容を紹介する。

ステージが始まる前に、三つの白い花を花道に置く。

最初に、舞台の上に座って、白い布をかぶりながらスタート。

白い布を取ったら、肩紐で胸から吊るした白いワンピースドレスになる。上半身には赤と紫の花の刺繍。下半身は、ピンクとブルーの花びらを散らしたミニスカート。

頭はツインテールにしている。右側には白い花を飾る。左側には白い花の上下に黄色い花を飾る。

左足には黄緑の紐をクロス。裸足で、音楽に合わせて踊る。

一曲目は、アリアナ・グランデの「7ring」。アリアナ・グランデはいいね!!! 一気に盛り上がる。

ネットを見て、次のエピソードは笑えたよ。

日本が大好きで日本語の勉強も続けているアリアナ・グランデ。新たなタトゥーはなんと漢字! 今週SNSでそのタトゥーをお披露目したのはいいけれど、なんとそこに書かれていたのは「七輪」。新曲のタイトル「7 rings」をそのまま漢字に訳してしまったよう……。このタトゥーを見たファンはすぐに指摘。「七輪は7つの指輪という意味ではなくて、日本で使われている小さなバーベキュー用のグリル。七輪が知りたいなら『SHICHIRIN』でググってみて」。

これに気づいたアリアナが反応! 「七と輪の間に入れるべきだった『つの指』は省いてしまったの。手のひらにタトゥーを入れるのはものすごく痛いから! でも七輪でもクールじゃない? とにかく痛くてもう1字入れるのは無理だった」と説明。「でも手の平は皮が剥けやすいし、このタトゥーはそんなに持たないと思う。だからもし消えてしまって残念だと思ったら次は全部入れようと思ってる」。さらに「小さなバーベキュー用グリルも大好きよ」。

このアリアナのタトゥーは「笑えるスペルミス」としてゴシップサイトや芸能サイトだけでなく、新聞「ワシントンポスト」やCNNなどでも報じられるほどの大ニュースに! 本人はポジティブな発言をしていたけれど、やはり気になってしまったみたい。インスタグラムのストーリーに新たな写真をアップ、タトゥーを早速修正したことを明らかにした。なんとそこには「指」という漢字とハートマークが!

アリアナは「ちょっとよくなった。直すのを手伝ってくれた先生、ありがとう。そして局所麻酔剤を打ってくれたお医者さんもありがとう(冗談抜きよ)。小さなバーベキュー用グリル、安らかに眠って。あなたのことが恋しいわ。本当に好きだったんだから」とコメントも! 

二曲目は、松田聖子の「プラチナ」。アルバム「SEIKO JAZZ」の1曲目に収録。

花道に置いた三つの白い花を取り上げ、一本を自分の胸に挟み、残りの二本を手に持って踊る。このへんの動作に、先ほどの解説にあった、あんじゅさんの花に対する想いが伝わってくる。

ここで一旦、暗転する。音楽が変わり、着替える。

フード付きの白いドレス姿。白い花の刺繍入りだ。頭にも、黄色と白の花飾り。

白とピンクの花束を持って、音楽に合わせ、裸足で舞う。

三曲目は、坂本真綾の「最高の片思い」。いい曲だ。瑞々しい歌声がいいので聞き惚れる。彼女のアニソンは人気があるねぇ~使っている踊り子も多い。2006年8月30日にリリースされた、タイナカサチの3枚目のシングル。シングル曲では初めて、自らの作詞・作曲の楽曲となる。タイアップとなったテレビアニメ『彩雲国物語』では番組開始当初からエンディングテーマとして流れていた。

坂本 真綾(さかもと まあや、1980年3月31日 - 現在39歳)は、日本の声優、女優、歌手、ナレーター、ラジオパーソナリティ、エッセイスト。東京都板橋区出身。血液型はA型。東洋大学社会学部社会学科出身。愛称はマーヤ。夫は声優の鈴村健一。

そのままベッドイン。Tバックの白いパンティを脱いで、右手首に巻く。ヘアがパイパンに近いほど薄いので眩しいよん♡

近くに来たのでアクセサリーを目で追う。長いピンクのガラス製のネックレス二本。マニキュアはなし。

 ラスト曲は、Halyosyの「地球最後の告白を」。男性のいい声。爽やかなバラード風の清々しい曲だね。kemu氏5作目のボカロオリジナル曲で、2013年1月26日に自身5曲目となるミリオンを達成している曲の一つでもある。『halyosy』(ハルヨシ)とは、ボカロPや歌い手として活動中の音楽家。

 

 一周年作が、自分の生声が入っているせいでなかなか自分なりに納得できないようで周年後ほとんど披露されていない一方、こちらの演目「踊り子に捧げる花束」は頻繁に披露されている。気分的に、こちらの演目の方が演じやすいんだね。テーマが花なので、女の子としては気分がのりやすい。一周年作もまた観たいので待っているよー♪

 

 

2019年6月                            池袋ミカドにて