今回は、H30年6月結の池袋ミカド劇場における、春野いちじくさん(TS所属)の公演模様を、「絵になるステージ」という題名で語りたい。
H30年6月結の池袋ミカド劇場に初日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①蘭あきら(晃生)、②北原杏里(晃生)、③神崎雪乃(晃生)、④花咲はな(道劇)、⑤虹歩(札幌ニューカジノ)、⑥春野いちじく(TS)〔敬称略〕。北原杏里が初ミカドになる。
少し、観劇以外の話を前振りしておきたい。
いちじくさんと会うのはかなり久しぶり。いちじくさんからも「本当に!お久しぶりだーよよ!!」とポラコメあり。二カ月前の4月結の渋谷に顔を出してはいるものの、実質1月中の晃生以来、この半年間殆ど会っていない。
振り返れば、この半年間は、いちじくさんにとって大変な時期だった。2月結予定の大阪東洋を急病で急遽欠場。スト仲間から様々な情報が入るが、本人のTwitter以外は真否が分からない。ファンのみんなが引退を仄めかしているTwitterの内容にかなりショックを受けていた。いまや、いちじくさんは劇場側も観客も含めストリップ界全体の宝物になっている。ともあれ、胸の大手術を受けたことは今では胸の脇の手術痕から窺われる。
術後間もない4月中の大和で復帰したときも、いちじくファン皆が、いちじくさんが劇場側に無理に出演させられていないか、もう少し身体を休養させてあげたいなど、随分身体のことを心配していた。私も興味本位で会いに行くつもりはなく、少し様子をみて会いに行きたいと思っていた。ともあれ、復帰二週目の4月結の渋谷では元気な姿を拝見して一安心。常時アンダーブラを付けていたので、胸に手術痕があるのかなと感じていた。
その後、復帰した4月中の大和で、別の事件があったことをファンから聞く。自慢ではないが、毎日劇場通いしているので私の情報網も侮れない(笑)。それにしても酷い事件だ。一体誰がポラを警察に届けたりしたのだろう。劇場側も驚いたことだろうが、なにより、いちじくさんの精神的なショックを思うとやるせなくて堪らなくなった。それ以降、いちじくさんがエロポラは撮らせないという話を聞いて彼女の心情を慮った。そんなこともあって、もう少し落ち着いてから会いに行きたいと思っていた。その間、いちじくさんのステージ模様はスト仲間から情報が入っていた。
今回のミカドはいい頃合いと思って会いに来たところ。
今週の春野いちじくさんは三個出し。昨年出した夏の作品二つ「Paradise」「真夏☆侵食」と新作「イルカショー(未定)」。
ちなみに、昨年の演目を観たときにはあまりの斬新さに度肝を抜かれたのを思い出す。いちじくオリジナルとでもいう独特な感性の演目を確立しようとしていた。それに比べると、今年の演目は随分おとなしめのアイドル演目だなぁと思った。病後の体調もあり、少し抑え気味にしているのかな。(笑) いずれにせよ、私は今回の演目はかわいくて好きだなぁ~♪
さて、新作の内容紹介をしたい。
最初に、初夏の装いで現れる。麦わら帽子をかぶり、白いワンピース姿。半袖だが、襟元と袖の間が割れて肩が見える斬新なデザイン。ミニスカートからすらりとした長い脚が伸び、白いサンダルを履く。
一曲目は、‘どついたるねん’の「アイスクリーム」。いちじくさんが好きそうな面白い歌詞だ。本当よく見つけてくるね。曲は初めて聴いたが、どついたるねんは演目「ワンルーム」で使っていたので聞き覚えがある。
音楽に合わせて、爽やかに踊る。
二曲目は、懐かしのY.M.O.の「君に、胸キュン。」に変わる。日本のバンド、イエロー・マジック・オーケストラの7枚目のシングル。1983年3月25日にアルファレコード(Y.M.O.レーベル)よりリリースされた。
ここで着替える。
イルカショーの飼育係の格好。ツインテールにした髪に青の帽子(ベースボールキャップ)。襟付きの濃い青のトレーナー。薄い青の、ふわふわのミニスカート。スカートの下は先ほどと同じ白いサンダル。
銀のイルカ笛(ホイッスル)を吹くと、イルカが登場。上が青で下が白の大きなぬいぐるみ。
音楽に合わせて楽しく踊る。
次に、「蛍の光」の音楽が流れ閉館する。
ここで、衣装を脱いで、白のワンピース水着に着替える。この水着も前面は丸く大きな穴が開いていて、サイドを紐で結ぶという斬新なデザイン。
男性ボーカルの邦楽に乗って、イルカを持って、ノリノリで踊る。途中から水着を脱いで全裸になる。そのままベッドショーへ。
立上り曲は、日本の女性ボーカル。
ブルーのナイト衣装を羽織り、歌詞に合わせ向日葵を持って踊る。
今週は私にとって最高のトピックスがあった。
プリキュアの童話を渡して「あなたもプリキュア戦士になってくれませんか?」的に、踊り子さんにイラストを描いてもらうようお願いした。既に、虹歩さんからイラストを描いてもらっていたので、これを参考にして他の踊り子さんからも描いてもらおうと考えた。すると私の目論見が見事に的中した。今週のミカドでは、ポラを買っている全員から賛同を受けて、皆が喜んでプリキュアのイラストを描いてくれた。
いちじくさんからも直筆のイラストをもらう。やったー☆
しかも漫画のうまいのなんのって・・以前TSで出演者全員の漫画をコピーして小冊子にして販売したことがあり、その時にいちじくさんが絵が上手いのは知っていた。予想通り!
最近の私は、踊り子さんのヌード写真を見るより直筆の漫画を見ている方が萌え萌えする。ははは
このいちじくさんのイラストは私の宝物だぁー!!!! 家宝にするー!!!
最近、踊り子さんに絵を描いてもらいながら「なんで絵の上手い踊り子がこんなに多いのか?」とふと考える。
ひとつは、女の子は小さい頃からお絵描きが好きでたくさん描いているから、お絵描き以外のものに興味が向かう男の子に比べて、当然に上手いはず。自然と絵心が培われる。これは私の三人の子供たち(長男に比べて姉妹は違う)を見ていてもよく実感できること。
もうひとつは、踊り子は表現者(アーティスト)だから、なにかを表現したくてたまらないのだ。踊り子はたまたまステージで踊ることで自己表現しているが、本来それは歌でも絵でも文章でも何でもいいのだ。たまたま踊りだったに過ぎない。私は文章でこうして自己表現しているが、本当に自信があるのは歌だった。しかし楽器が全くダメだから諦めた。つまり、表現したいことの根っこはみんな同じで、その表現方法が違うだけなのだ。
踊り子が絵が上手なのは、ある意味では当然なのかもしれない。自己表現したいという強い欲求があるところに、踊り以外に絵を与えたら、自然と絵で自己表現するのだ。
たしかに、絵にも上手い下手の強弱があるから、遠慮して「私は絵心がないから」「私の絵は恥ずかしくて見せられない」と言うが、それは上手い絵と比べるから。実際に描いてもらうと、皆さん味のあるいい絵を描く。絵はまさしく自己表現であり、その人の個性なのだと思う。
そして、表現者が自己表現したものは全てがアート(芸術)なのだ。ステージは総合芸術であり、衣装選び(衣装のデザイン含む)、小道具選び、舞台作りの中に既に絵心があり、まさしく「絵になるステージ」になっているのかもしれない。
踊り子たちにどんどん白いキャンパスを与えたい。私はストリップの父として、かわいい娘たちにお絵描きをさせたい。その結果、彼女たちがどんな可能性を表現してくれるのか楽しみでならないのだ。
平成30年6月結 池袋ミカドにて
【春野いちじくさんからのお返事コメント】
お早いレポートだねね!! すごーいー! ありがとうございました。
エロポラね、撮らせないっていうか、それをきっかけに劇場に危機が及んだり、他の踊り子さんに迷惑になるといけないからって感じー? いつでもどこでも通報するからな、って脅迫があった! ひーん。エロポラだめなんて踊り子続けちゃいけないのかなーと泣いた夜もあった笑が、需要がある限りはステージ頑張ろうって思ってます!!
