今回は、H29年10月頭のシアター上野における、悠木美雪さん(TS所属)のデビューについて、「美しき雪の妖精が舞い降りる」という題名で語りたい。

 

 

H29年10月頭のシアター上野に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①左野しおん(道後)、②悠木美雪(TS)、③箱館エリィ(TS)、④羽音芽美(晃生)、⑤中谷ののか(TS) 〔敬称略〕。今週は、悠木美雪さんのデビュー週。

 

H29年度のTS系列は新人のデビューが少なく、デビューしたのに続かない方もいて現在残っているのは玉さん一人という状況。私としては新人のデビューを心待ちしていた。

そんな中、10月頭のシアター上野から悠木美雪さんのデビューが発表された。最近のTS系列では上野デビューの方が多いね。いちるさん、春野いちじくさん、玉さん等。そして今回の美雪さん。AV出身で既に顔出ししていたので前評判が良く期待されていた。

初日に楽しみにして入場したら、体調不良により初日と二日目の二日間は山咲みみさんが代演となる。ガッカリしたが、三日目から出演してくれて本当に嬉しかった。

三日目の初日に初めてステージでお顔を拝見した瞬間に、私は美雪さんの虜になった。

スレンダーな美人さんだ。私はAVは観ないため今回初めて拝見したのだが、とてもチャーミングな最高の逸材だと感じた。

 

彼女から頂いたプロフィールに沿って紹介する。

誕生日はH6(1994)年4月13日。現在23歳と若い。血液型はAB。

ストリップはH29(2017)年10月3日デビューになる。

「ストリップに入るきっかけはマネージャーにお誘いされて、、」

AV経験あり(事務所はスタイルワン所属)

悠木美雪という名前は自分で考えたとのこと。

芸能人で似ていると言われるのは

  菜々緒さん(日本の女性ファッションモデル、タレント、女優)

本田真凜ちゃん(女子フィギュアスケート)

→落ち着いた色気を感じるので、どちらかと言うと菜々緒さんの方に似ているか。

 私は歌手の杏里さんに似ていると思った。

 スト仲間には元ロックの林泉水さんに似ているという人もいた。

 好きな食べ物は抹茶。趣味は麻雀とビリヤード。と書くところがおじさんウケするね(笑)

 

早速、デビュー作のステージ模様をご紹介する。

最初に、白い衣装で登場。季節的に少し早いけど、まるで雪の妖精が空から舞い降りてきたように思えた。そこで今回のレポートのタイトルは名前に因んで「美しき雪の妖精が舞い降りる」にした。

目鼻立ちのいいルックス。額が広いので眉毛はしっかり画いた方がいいね。

スタイルが抜群にいい。167㎝の長身、スリーサイズがB83・W56・H84というスレンダーなプロポーション。

肩紐で吊るした衣装で、上半身には白い刺繍が施されている。下半身は、てかてか光る膝上の白いスカート。肩出しで、両手に白く長い手袋をしている。

黒いロングヘアがよく似合う。白とピンクの花飾りの付いた帽子のような髪飾りを付ける。

銀のハイヒールを履いて軽快にダンス。本人は「ダンス経験はない」と言うが、動きに切れがあり、とてもいいダンスセンスをしている。踊っていて気持ちがいいとコメントしてくれたので間違いなく踊り子向き。

音楽はボーカロイドの楽曲が続く。1曲目「ハッピーシンセサイザー」、2曲目「ネコネコ☆スーパーフィーバーナイト」、3曲目「からくりピエロ」。

2曲目の途中で衣装を着替える。一旦スカートを脱ぐと短いスカートが現れる。そのまま袖に。そして、曲目に合わせて、ラフな猫ルックで再登場。

ピンクと黒の猫耳、そして黒い尻尾がポイント。ギラギラしたブルーのレオタードを着る。レインボー色(ピンク・黄・青・オレンジ)のふわふわしたスカートを履いている。

3曲目に変わったところで暗転。

最後も白い衣装で現れる。胸元から白い布が足元に流れる。美しい白雪のイメージ。

舞台で踊ってから、盆に移動する。盆前でスカートをずらしてお尻を強調。白いTバックのパンティが見える。美雪さんがお尻を掴み挑発してくる。お尻好きの私にはたまらないシーン。そして一旦舞台に戻りポーズを決める。

そのまま裸足でベッドへ移動。音楽がゆったりとしたインスト曲に変わる。

近くで見る美雪さんのなんと美しいことか。神々しいほどの美しさ。しっとりとした色香を漂わす。宮城出身という東北雪国の白い美肌が眩しい。長い手足。形のいいバスト。引き締まったウエストのくびれ。ナチュラルヘア。セクシーなヒップ。最高のヌードを間近で拝見できる幸せを噛みしめる。これだけでも毎日通いたくなる。

ピンクのマニキュアがかわいい。

立上りはKarafina(カラフィナ)の曲「Lacrimosa」(ラクリモーサ)。この曲は、Kalafinaの4作目のシングル。2009年3月4日にSME Recordsから発売。MBS・TBS系テレビアニメ『黒執事』のエンディングテーマを収録している。

Kalafinaは、梶浦由記プロデュースによる日本の女性3人組ヴォーカルユニット。元々は全7部からなる劇場版アニメ『空の境界(からのきょうかい)』主題歌プロジェクトのために2008年に結成されたユニットであった。私は今回、曲を聴いていて、この人たちがNHK歴史秘話ヒストリアを歌っていたのかと分かって感激した次第。

今回のデビュー作は、4曲目のインスト曲以外は全て自分で選曲したとのこと。振付は四谷ももこ先生。「ベッドからは片想いをイメージしてます」とのコメント。

新人らしいオーソドックスな作品と思えた。自分で選曲するくらいなので、これからも新しい作品にどんどんチャレンジしていってほしい。

 

新人のデビュー週は緊張や不慣れで、恥ずかしさや不安で押しつぶされそうになるもの。ところが美雪さんの場合は全くそんな心配がない。投光の従業員が「新人なのでポラのポーズは制限させてもらいます」とアナウンスしているのだが、肝心の本人はどんなポーズでも抵抗がない模様。初日からオープンでもカエルポーズでも接写でも何でもOKと言って笑顔でこなしていた。ある意味、新人らしくない。(笑)

私が渡す手紙も喜んで読んでくれるし、どんどん手紙がほしいと言ってくれる。私と同じで物語を書くのが好きだとも言う。頭のいい子だなと感じる。日が経つにつれ慣れてきて、どんどんポラのコメントも増えていく。明るくてよく喋るので、ポラ対応の印象がいい。だからポラがよく売れる。しかもポーズ制限がないわけだからエロポラが飛ぶように売れる。きっと新人のポラ売上で新記録を作るんじゃないかな。

要領がいいだけでなく、性格もいい。明るくて誰とでもすぐ仲良くなれるタイプ。今週も楽屋でいい雰囲気の様子。この仕事が続かない子は大概にして楽屋で浮いてしまうもの。その点、美雪さんみたいなタイプは心配ない。

美雪さんは非常に仕事がさばけるタイプだね。ポラ撮影でもテキパキとこなしている。美雪さんみたいなタイプはほんと仕事のパートナーにしたくなるね。一度だけポラサインの順番を間違えて落ち込んでいたが、すぐに反省して立ち直っていた。二度と失敗しないので許しい下さいと丁寧に客の前で謝るのを見ていて感心させられた。「新人だから気にしなくていいよ」と客席から同情の声。

あるお客が、「彼女は仕事がさばけそうなので、他の仕事でも何でもできるだろうな。だからストリップが嫌になったら簡単に他の仕事に変わってしまう惧れを感じさせる。逆に、さばけない子の方が転職しずらく、踊り子として残りやすいんだ。」と心配していた。聞いていて私もなるほどなと思った。

ともかく、次は11月頭に同じTS系列の池袋ミカド劇場に出演が決まっている。これだけの新人だから他の劇場からも引っ張りだこになるだろう。すぐにTSのエースとして躍り出ることだろう。踊り子として成功するのは間違いない。

 

デビュー週から日の出の勢いである。今週は私のような新人好きのお客が連日来て賑わっている。劇場側としても美雪さんに是非とも踊り子を続けてほしいと願っていることだろう。

私は新しいヒロインの登場が嬉しくてたまらない。私の中で一気に最優先の踊り子に躍り出た。是非ともファンとして応援させてもらいたい。

今後とも踊り子を続けてもらいたいと心から願う。

 

 

平成29年10月頭                       シアター上野にて