今回は、TSの新人、雪咲ほのかさんのデビューを「おときファミリーのデビュー」という題名で観劇レポートします。

 

 

最近のTSは新人さんがなかなかデビューしないし、折角デビューしたかと思ってもすぐ辞めてしまう。そのため、三年目の時咲さくらさんがいつまで経っても新人さんみたいな感じだった。

でも、先輩格のきよ葉さんが「おときさんはTSの希望の光」と言っているほどに、若手で一人気を吐いている。固定ファンがたくさん付いてきたが、その中に女性集団がいる。仲良し仲間らしく、いつも応援に来ている。私もよく会うので、顔見知りになった。その中の一人は明るく愛嬌たっぷりで、気さくに我々おときファンに声をかけてくる。しかも、応援の時いつも私の手拍子を面白がって真似している(笑)。

先日、私がその彼女に「早く踊り子デビューしなよ。必ず応援するからさ。」と話しかけたら、「私の前に、この子が先にデビューするから。よろしくね。」と隣の子を指さした。その瞬間に「あっ!ポスターの娘だぁ~」と漸く気づいた。

その子が今回TSでデビューした雪咲さくらさん。

 

今週のTSの香盤は次の通り。①五木麗菜(フリー)、②紫りょう(渋谷道劇)、③雪咲ほのか(TS)、④Rika(ワラビ) 、⑤雛形ひろ子(TS)、⑥川村あいね(東洋) 、⑦青山ゆい(東洋)〔敬称略〕。

今週は、私のホームTSで久しぶりの新人デビューになる雪咲ほのかさんの応援に通うつもりだった。同じ事務所所属の仲良し時咲さくらさんからも応援ヨロシクと頼まれていた。

早速、初日に顔を出す。ほのかさんの三回目ステージにどうにか間に合った。

受付にいたTS社長から「新人さん、ガチガチです。よろしく頼みますね。」と言われる。

ステージを拝見し、かなり緊張しているのが分かった。でも一回目に比べれば、これでも随分よくなってきたらしい。一回目は振りが右か左かも迷うほどの緊張ぶりだったと聞いた。

 

さて、デビュー時の模様を記録しておこう。

最初に、白いエプロンを付けたメイドの格好で登場。白地にピンクの縦縞が入った上着、ピンクの襟が立っている。膝上の短いスカートにはネコの絵がプリント。頭には白いリボンの飾り、そして白い布の腕輪(ブレスレット)。銀のハイヒールを履いて、軽快な曲にのって踊る。かなりぎこちない。(笑)

衣装を脱ぐ。下の衣装には黄色い向日葵のような大きな花が胸元に。下のスカートも黄色いフリフリ。

最後に、透け透けの白いラグジュアリードレス、刺繍入りで、胸元にはピンクの花が飾り付けてある。そのままベッドショーへ。スローバラードの曲になる。

胸元に蝶のTATOO。これがほのかさんのヌードのワンポイント♡

ステージの前方でパンティを脱ぐ。かわいいパイパンが現れる♡ これが二つ目のチャーム・ポイント。

 

ポラのとき「応援にきたよ。おぼえているかな。デビュー初日だから、かなり緊張しているね。心臓のドキドキが伝わってくるよ。」と話しかけたら、「これでもずいぶん笑顔が出てきたんですよ。一回目は大変だったんですよ。」と答えてくれた。

何度か通ううちに、どんどんステージに慣れてきた。

しかし、慣れない踊りで、かなり筋肉痛のようだ。

私はデビュー週に六日間通った。あまり客入りがよくなかったが、そんな中でも、おときファンのkさん等が応援に駆け付けてくれた。ほのかさんは知っている顔が心強かったと思う。

一週だけで辞めていく新人さんも多いが、ほのかさんは大丈夫だなと感じた。

 

楽日ラストにお花をプレゼント。私だけだった。

「デビュー週10日間お疲れ様でした。感激で泣くかと思ったけど泣かなかったね。」と話しかけると、「泣いてほしかったかしら」と笑顔を返してくれた。

 次の7月結のシアター上野に行ったときに、このときのポラを返却してもらったが、このお花に感激してうるっときたとコメントされていた。お花のプレセントが効果的でよかったー♪

 

 最近のTSは新人が全く定着せず、なんか停滞気味。そんな中で、おときファミリーのデビューは希望の光。次々とデビューしてくれて、おときファミリーがTSの一大旋風になってほしいなと心から願う。

 

 

平成26年7月                        TSミュージックにて