今回は、TSの踊り子・宮野ゆかなさんを「ロケットおっぱい」と題して語ります。
七人香盤で賑わった渋谷道劇GW興行が過ぎると、どこの劇場もそうだが、客足ががくんと落ちる。そんな中、今週5月結も渋谷道劇では七人香盤をはった。
香盤は次の通り。①香坂玲来(道劇)、②美咲遥(DX歌舞伎)、③一宮紗頼(道劇)、④希崎遥(道劇)、⑤七海セーラ(晃生)、⑥宮野ゆかな(TS)、⑦アキラ(道劇)〔敬称略〕。
私としては、この香盤はどこの劇場よりもいい。
5/23(土)の朝、早くから並んだが客足は今ひとつ。開演時点でも盆周りが空いていたほど。それでも熱心な客がいて、私がGETしていた盆前センター席の中央に後から割り込んできて盆前は四人、左右かぶり席は二人という変な状態だった。スタート時点は客入りが悪かったが、次第に客が入ってきて賑わった。二回目以降、ダブル・ダブル・ダブル・ピンの進行で、押すこともなくオープンカットもせず順調に進んだ。
さて、宮野ゆかなさんとは3月中のTS以来で結構お久しぶり。その間、新作をふたつ出したのに観に来てくれなかった!と突っ込まれる(笑)。
この日の出し物、新作(題名は確認中)を一目観て気に入った。
衣装も振付もとてもいい。爽やかに華やぐゆかなさんのイメージがよく出ている。
内容については、題名を聞いてから詳細を書きたい。
ひとつ、アクセサリーについて述べる。
華やいだ豪華な衣装であるが、アクセサリーをチェックしたら全く身に付けていないのに気付いた。マニュキュアもしていない。そんな中、髪の毛に隠れているが右耳がきらりと光る。よく見ないと見落としてしまうほどなのだが、右耳のみダイヤのピアスをしている。すごい‘さりげなさ’に感動した。ゆかなさんほどに綺麗ならアクセサリーなんて不要だな!と一瞬思ったものの、このさり気なさに感動した。この一点がゆかなさんの女子力を間違いなくアップさせている。これぞ、お洒落の真髄だ!
ゆかなさんは本当に綺麗だなぁ~♪ お顔を見ているとうっとりする♡
こんな綺麗な方が私と仲良くしてくれるんだから、楽しくて仕方ないよね。私にとってストリップというのは信じられない奇跡の場なんです。
ゆかなさんはスタイルも抜群♪ 色白ですてきなヌード。私はおしり好きなので、実は密かにゆかなさんのキュートなおしりファン。見ているとキュンと来る!のであるが、やはり、なんといっても彼女のトレードマークは大きなバスト。ロケットおっぱいと呼ばれている。
大きなバストを見ていたら、昔のTVアニメ「マジンガーZ」で、女性型ロボットが釣り鐘型のおっぱいからミサイルを撃つシーンを思い出す。おっぱいミサイルと呼んでいた。ロケットおっぱいというのは元々このおっぱいミサイルから来ているらしい。私もこのアニメは好きでよく観ていた。そんな風に眺めていたら童話「ちちまる子ちゃん」を思いついたのでプレゼントするね。TVアニメ「ちびまる子ちゃん」はもちろん知っているよね。
ゆかなさんは、一時期、宮坂レイアという名前であいから優衣さんとTSの二枚看板だった。が、レイアさんはTS休館中に抜け、ようやく復帰してくれた。その間、事務所が変わり、名前も宮坂レイアから宮野ゆかなに変わった。今、この七月の優衣さんの引退を前にして、ゆかなさんの存在は大きくなった。優衣さんとも「これからのTSは、ゆかなさんの時代。彼女がTSの看板として頑張ってくれる。」と話していた。
今週、優衣さんはTSに出演中。私は初日、二日目とTS観劇。今週のTSには優衣さんと同じ事務所のAV女優・中谷ののかさんがデビュー。長身でスレンダーで、かなりの美貌のうえ、ダンスも上手く、客対応もいいため、初日から常連さんたちが大騒ぎしていた。優衣さんが抜ける穴を埋めてくれそうな逸材のデビューにTSが湧きかえっている。そういう私も一目でファンに落ちた。私の手紙への反応もよく、楽しくコミュニケーションしてくれる。ストリップの世界に入るきっかけを尋ねると「入るきっかけとなったのは青山ゆいさんのステージを始めて観て、その次に宮野ゆかなさんのステージを観て感動したからです。」とコメントしてくれた。私はこのコメントが嬉しくて、すぐに渋谷でゆかなさんに話した。すると、ゆかなさんも喜んでくれて「ののかさん、私のステージを三回も観てくれてたの。すごく嬉しい。太郎さん、ののかさんに会ったらヨロシク伝えてね。」と言われる。必ず伝えるよ。(昨夜5/23はTSに行けなかったので本日5/24の夜に行く予定)
TSでは、優衣さんの引退だけでなく、人気者の小森ななさんが突然に休業を発表。これには驚いた。次の6月頭が最後になるので必ず行かないといけない。
つい最近の5月頭にも鏡乃有栖さんが休業に入り淋しくなったばかりなのに・・・(泣)。
優衣さんとななさんという看板二枚が抜けると聞いてTS大ピンチと感じていたが、宮野ゆかなさんと中谷ののかさんが頑張ってくれるとTS常連としては本当に嬉しい。また、ななさんの友達である新人の天上くるみさんもすごく頑張ってくれていて、6月中の東洋初乗りを機にブレイクしてくれそうな予感。
TSは私のホームとして、これからも健在でいてくれることを切に期待している。
H27年5月 渋谷道劇にて
『ちちまる子ちゃん』
~宮野ゆかなさんに捧げる~
ちびまる子ちゃんのクラスが社会科見学でストリップ劇場に行くことになった。なぜ小学三年生がストリップ劇場に行くことになったのかは分からない。また担任の戸川先生がそれを認めていたのかどうかも分からない。その点は突っ込まないでほしい。
まる子の仲良し、たまちゃんととし子ちゃんは、きれいなお姐さんに会うのを楽しみにしていた。とくに、たまちゃんはメガネの奥で好奇心の瞳がきらりと輝いていた。
クラスの男の子たちは大変。なにがなんだか分からず、大はしゃぎ。はまじはタッタララッタ♪と踊り「ちょっとだけよん」と加藤茶のまねをして、みんなを笑わせていた。仲良しのブー太郎はブー・ブーと言って、はまじに合せていた。
さて、クラスでストリップ観劇。
その後、出演を終えたお姐さんと座談会。宮野ゆかなさんがお相手をした。
キザな花輪くんが「お姐さんのステージ、最高でした!」と興奮を抑えられないように言う。藤木くんは唇を青くしながら、じっと興奮を抑えていた。玉ねぎ頭の永沢が目を細めてゆかなさんを舐めるように眺める。
クラス委員の丸尾くんはくるくるメガネをさらにくるくるさせながら「ストリップはズバリ、芸術ですね」と真面目に言う。
ゆかなさんは、男の子たちのかわいい反応を喜んだ。
女の子たちの方がもっとストリップに興味津々。
「お姐さんもステージもとてもキレイで憧れます。わたしたちも大人になったら踊り子になれるでしょうか?」と真剣に質問した。「女の子はみんな華をもっているから誰だってステージに立てるわよ」とゆかなさんは笑顔で答える。
ゆかなさんは、すぐ前にいたちびまる子ちゃんの笑顔がかわいく思い、「どうして、ももこさんはみんなから‘ちびまる子ちゃん’って呼ばれているの?」と尋ねた。「ちびで丸顔の女の子だから、そう呼ばれるようになったの」と答える。
「お姐さんのおっぱいは丸っこいから‘ちちまる子ちゃん’って呼んでいいですか?」とまる子は言う。「‘ちちまる子ちゃん’って凄くいいネーミング。気に入ったわ。」とゆかなさんは笑って答える。
女の子たちの話が盛り上がっているところ、みんなの影に隠れていた野口さんが突然、ゆかなさんの後ろに現れて質問した。「ギャラはいくらもらえますか?」 答えを聞いた野口の顔にはザザーッと斜線が入った。
おしまい