最近、ストリップの楽しさを他の風俗等と比較して、つれづれ考えてみた。

 

H23年2月14日、今年のバレンタインは夜から大雪になった。昨年もそうだったから、二年連続のホワイト・バレンタインか。

雪が降りしきる中、長年応援している東洋の榎本らんちゃんと渋谷道劇に初乗りとなるTSの宮坂レイアさんが出演しているということで、会社帰りに渋谷道劇に向かった。途中車の渋滞があったものの、後半の香盤なので三回目ステージに間に合った。ただ、帰りは雪が大降りで、高速がのろのろ運転になり、いつもの倍以上の時間がかかったが・・・。

さて、らんちゃんとはお正月以来なので一月ぶりだが、レイアさんとは昨年11月中のTS以来なので三ヶ月ぶりとなる。

二人のステージを見ていて、彼女たちの美しさにため息が出た。

ホント綺麗だわ~ この二人ならキャバクラで働いても№1なんだろうな、と頭をよぎる。美貌ではその辺のキャバ嬢には絶対に負けない。

ふと、ストリップとキャバクラの違いって何だろ?と考えた。

ストリップ側から考えて、ふたつ浮かんだ。

まずはストリップは踊れないといけない。踊りが嫌いならストリップはできない。

もうひとつ、ヌードに自信がないと、客には見せられない。

二人ともは楽しそうに踊っているし、実際ダンスを見ていて心地よい。ヌードについては、AV出身で折り紙付きである。ルックス、スタイル、プロポーション、そしてダンスと、全て完璧である。

このふたつに自分なりに納得した。私はこんなにストリップに通っているが、キャバクラには通う気にもならない。上野のストキャバなんかも行きたいとは思わない。会話が苦手だしなぁ~もちろんヌードも好きだしなぁ~ やっぱりストリップがいい!

 

 さて、話変わって、翌週、大阪東洋に遠征した。

 大阪東洋では14,000円のプリペイドカードが販売されている。大阪東洋には滅多に行かないものの、そのカードがあると入場料割引のメリットがあり、また期限がないのもあって一年ほど前に購入していた。早朝割引だと3,500円が3,000円になり、4回入場できる。

 たまたま、その日、4回目に当たったため、プリペイドカードに残金2,000円が残った。その残金はもう入場代に使えないので、場内でアルコール飲料ビール等一杯500円に使うか、東洋名物のピンク遊びをするしかない。

 ラウンジにはピンク遊び用に常時5~6名の女の子が屯している。200円でおっぱい揉み揉み券、1000円で10分間軽いお触りとあそこを虫眼鏡で観察する券あり。以前は早朝入場時におっぱい揉み揉み券を一枚サービスしてくれたのでやったことはあったが、もうひとつのピンク遊びはやったことがなかった。今回、2,000円分があるので試してみようと思った。

 ラウンジにいる女の子に遊び方を説明してもらった。始めに現金1,000円かプリペイドカードを渡す。好みの女の子を選んで声をかける。この声をかけるのが初心者にはけっこう勇気がいる(笑)。ここで気をつけなければならないのが、黒いバニールックの女の子だけが対象ということ。間違っても、ラウンジにいるピンク服の女の子に声をかけてはいけない。

 土曜日ということで客が多く、ピンク遊びが盛況。女の子は全員お仕事中。客が順番を待っている感じ。私は好みの女の子を選ぶ余裕もなく、初めてだったのでどの女の子でもいいから、最初に空いた女の子に声をかけてみた。女の子は気軽に受け付けてくれた。やる前はドキドキしたが、やってみたら、なんだこんなもんかという感じ。立て続けに二人、2,000円分を使った。

 女の子たちは歩合制なのだろう、限られた時間内にたくさん稼ぎたいわけ。一度でも遊んでくれた東洋常連客に気さくに声をかけ回っている。お客も楽しく応じて遊んでいる。安い遊びであるが、毎日のように通うとなると出費がかさむだろうな。

 遊んでいて思ったのが、楽しく遊ぶポイントは、女の子となじみになり、楽しく会話できること。黙々と触ったり、虫眼鏡であそこをじーっと見ているだけでは息が詰まりそう。そういう意味で会話の苦手な私には合わない。手紙を渡すわけにもいかないし(笑)。また10分はあっという間であり、あっ気なさが残る。やる前のドキドキ感はいいが、やったらこんなもんか、で終わってしまう。今の私にとっては、ストリップの方がずっと楽しいと思えた。

 

 さて、またまた、このピンク遊びとストリップの違いを考えてみた。

 あそこを見せるという点では、同じである。一人の客に見せるか、多くの客の前で見せるかの違いはあるが。

 ピンク遊びの女の子もけっこう可愛いので、ストリップをやろうと思えばデビューできるだろう。しかし、彼女たちはストリップをやる気はないだろう。

 はたと違いに気づいた! 

 ピンク遊びは身体を使って稼ぐ風俗であるが、ストリップは身体を使って表現する芸術(アート)である。踊り子さんは表現者なのである。根本的に違う!

 踊り子さんは踊りや身体で表現し、私は文章で表現する。だから、私と踊り子さんは、表現者として共感できるのである。私は踊り子さんには手紙を渡せるが、ピンク遊びの女の子には手紙なんか渡せない。それは、私がアートとして感動するからストリップのエッセイや童話が書けるのであって、風俗が対象ならルポぐらいしか書けないだろう。共感できるものがなければコミュニケーションにならないのである。

 

 今の私にとって、ストリップほど楽しいものはない!!

 

 

平成23年2月                            

 

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