今回は、「TSっ娘 山口桃華さんの成長」についてレポートさせて頂きます。
H24年早々のTSお正月公演での、山口桃華さんの新作は私に強い衝撃を与えた。
西洋のお姫様のようなドレスでステージに現れた瞬間の、あまりの美しさに溜息が漏れた。ステージに立っているだけで絵になっている。「桃華さん、いつの間に、こんなに綺麗になったんだぁ~!」
ストリッパーとして華が咲いた瞬間に遭遇できた喜びが私の全身を走った。長く応援している踊り子さんの、この瞬間を味わえるというのはファン冥利に尽きる。
ドレスで優雅に踊った後は、軽装に変わりアイマスクを片手に持って軽快に踊る。「オペラ座の怪人」をイメージ。
ベッド入りのドレス姿もまた美しさが映えていた。
これまでの桃華さんのイメージは、若さが弾ける元気さ。ところが、今回の作品では匂い立つ色香を漂わせている。それが無意識のうちに自然とできるようになった。まさにストリッパーの顔になったと感じさせられた。もうすぐ三周年を迎え、歳相応の色気が醸し出されてきたわけだ。
桃華さんは、H21(2009)年5月11日にTSミュージックにてデビュー。私は、デビュー週の5月16日に早速、単身赴任先の仙台から遠征してお会いしている。きゃぴきゃぴした若さと笑顔が爆発している。明るくフレンドリー。見ているだけで、新人好きの私を喜ばせた。私が持参した仙台土産も喜んでくれた。
特筆すべきは、私の手紙に対して、最初からこんなに反応のいい子はいない! と、私を狂喜させた。「太郎さんのお手紙は童話あり、絵あり、お勉強になる話ありで毎回楽しみにしています。」
初対面からこれだけ仲良くなれる娘はなかなかいない。私は、彼女のステージを楽しみにして、仙台から何度も遠征した。
彼女の最大のチャーム・ポイントは、明るい笑顔。そして、若くて張りのある綺麗なヌード。身長はT155cmと大きくはないが、B:87 W:60 H:86のプロポーションはバストもヒップもムチムチしてとてもセクシー。
出身は山形。時たま訛りのある方言を披露したりする。山形は私の故郷である秋田の隣り。私と同じ東北出身ということで彼女に強い親近感を覚える。
考えてみれば、21歳という若さでこのストリップ業界に飛び込んできた。どういう理由で入ってきたかを私は知らない。ただ東北地方から女の子一人で東京に出てきて、しかもストリップという特殊な世界に入ってきたことを考えると、どんな思いで、どんな苦労をしたのかなと考えてしまう。
なお、私は彼女たちの過去を詮索するつもりは全然ない。過去がどうの、事情がどうの、全く気にしない。ゴシップネタが好きな客もいるが、そういうのはストリップを楽しむうえで邪魔である。私はステージを通して目の前の彼女たちしか見ないことにしている。ステージから発せられる魅力のみ受けとめる。「今、ここ、ステージ」あるのみ。
それにしても、自分の子供たちと同じ年恰好で、同郷の桃華さんのことをいろいろ想うと胸がキュンとなる。ストリップの父として応援せずにはいられない。
桃華さんはとても真面目な子。ステージを観ていると‘一生懸命さ’が伝わってきて好感を覚える。一生懸命に踊り、一生懸命に笑顔を振りまき、一生懸命にポラ対応する。インディアンなど色んな演目に取り組み、またポールダンスにも挑戦し、だんだん様になってきている。こうした努力が実を結びはじめた。ステージもよくなり、ファンも着実に増やしている。素晴らしい踊り子に成長してきた。
ここ数年のTSを観ていると、H17年デビューの水咲カレンさん、KAERAさん、H18年デビューの徳永心さん、H19年デビューの桜井ななみさんたちが、TSの顔として引っ張ってきた感じが強い。
その中の一人、徳永心さんが昨年H23暮れに引退したのは大きな衝撃があった。心さんと仲良しの水咲カレンさんまで「私もそろそろかな・・」なんて弱気の声が漏れるほど。もちろん彼女たちにはまだまだ頑張ってもらわないといけない。
そうした中、私が単身赴任していた仙台から戻ってTSをホームにするようになったこの二年ほどの間に、新しい踊り子さんがデビューしてTSに新風を巻き起こしている。あいかわ優衣さんや宮坂レイアさんを中心としたDUOメンバーのインパクトが大きいが、TS純粋培養組の山口桃華さん、盃島楓さん、きよ葉さん、利奈さんたちが三年目を迎え、存在感を増している。今のTSはすごくバランスのいいメンバー構成になっている。
だからこそ、山口桃華さんの今回のステージそして成長は、TS常連である私を心から喜ばせた。桃華さんはこれからもっともっと魅力的な踊り子になると確信している。精一杯応援させて頂きます。
平成24年1月 TSミュージックにて
