三度目の大和ミュージック観劇レポートを書いてみました。

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9月結の大和ミュージックは、お気に入りのメンバーが揃い踏みしたため、どうしても行きたくなった。会社帰りだと前半が観られないので、休日を利用して行くことにした。

秋分の日の9月23日(木)、自宅の千葉から遥々大和まで車で向かった。高速にのって約二時間ほどで劇場に到着。10時半に開場したばかりで、場内には5~6人ほど席をキープしていた。真正面の席4つは既に座席に荷物が置いてあったので、私はステージに向かって左側の盆席に座った。

 

 さて、今週の香盤を掲示しておく。

1.   柿沢めぐさん(大和)

2.   桐生綾さん(道頓堀)

3.     森優希奈さん(ミカド)

4.     百瀬杏子さん(東洋)

5.   結奈美子さん(フリー)

6.     豊田沙希さん(東洋)

 

 今週のお目当ては、今年渋谷道頓堀からデビューした桐生綾さんと、百瀬杏子さんと豊田沙希さんの東洋コンビ。これだけでも豪華なメンバーなのだが、実は最初の香盤情報では森口美希さんの名前も出ていて、私は久しぶりの再会に小躍りしていたのだが直前になって変更。これにはガッカリしたものの、先の3人はそれでも応援に駆けつけたいメンバーにかわりはない。

 結局、この週は休日の23日、25日(土)と会社帰りの28日(火)、計3日間も通ってしまった。大和は遠いので、それほど通う劇場にはならないだろうと思っていたものの、先月の中に初めて大和に来て以来、1ヵ月ちょっとで、なんと六回も通ってしまったことに我ながら苦笑いしてしまう。大和は(メンバー次第だが)魅力ある劇場のひとつになった。

 

 最初の23日には盆のサイド席で観劇していたのだが、二回目のステージ後半に盆前の真正面の席がたまたま空き、そこに移った。この席はすごく観やすい。投光さんがライトを当ててくれる上に、踊り子さんが真正面のかぶりつきにはサービスしてくれる。コーフン度が一気に高まった。これはいいと思い、当日二回目で帰るつもりが思いなおして三回目のステージまで堪能していった。

 次の25日(土)には、早起きして、早朝9時前に大和に到着。なんと1人先客がいた。真正面の席は無理だなと諦めていたら、先客は別の席に座ったので希望の席に座ることができラッキー☆ その日は1日中楽しむことができた。

 当日、よく知っているひめ隊の1人が来ていた。今週は篠崎ひめさんが休みなので、なんとなく暇つぶしにきたと言う。いつもは早く来る彼だが、その日は開場直前に来て、盆のサイド席に座って一日観劇していた。結奈美子さんが「あれっ!ひめ姐さんは今週お休みなの?」と彼に声をかけていたのに思わず苦笑。

 休日の開演前に、私は近くの松屋で朝食をとり、インターネット喫茶でこうしてストリップ日記を付けている。私はラーメン好きなので昼食は近くの美味しいラーメン屋を探索した。劇場のすぐ近くに、世界一おいしいラーメンを目指すと看板に書いてある「ちょもらんま軒」があったので入ってみた。汁なし坦々麺を食べてみたが、黒胡麻の風味たっぷりのなかなかパンチの効いた味。一度は食べてみる価値がある! 会社帰りに来たときも、そのお向かいにあるラーメン屋「節のそなた」の節そなつけ麺(海老)を食べた。同じ値段だったので、特盛を注文したのだが、太麺でガツンと食べ応えがあり、お腹いっぱいで半分位でギブアップ。味はGOODだったので、食べ残したときは本当に申し訳ない気分になった。商店街の方に札幌ラーメンのお店があったので何回か行ったが、そこは今ひとつだったな。今度は桐生綾さんに教えてもらった麺屋というラーメン屋を探すつもり。「綾は札幌人なので、もちろんラーメンは大好きです。すすきののラーメン屋は私にお任せ下さい。大和だと、私は盛屋というところに行きます。」

 

 

 さて、前置きばかりが長くなってしまった。以下に、お気に入りの踊り子さんのことを少し話させてもらう。

 二番目の桐生綾さん。綾さんは今年3月11日渋谷道頓堀劇場でデビュー。私は4月結の二回目の渋谷で初顔合わせ。私の手紙に対する反応がよく、すぐにお気に入りの踊り子さんになり、最近とくに精力的に応援している。今回の大和でも、私の顔を見つけて喜んでくれた。「朝から居てくれてびっくりしたし、すごく嬉しいです。大和は本当に最近からなんですね!! いつも太郎さんとお会いできてる気がするから前回大和に初乗りした時も会ってる気がしてびっくりです。太郎さんが居るとホッとします。」

 今回は綾さんとの文通がとても意義深かった。綾さんはステージを自作自演しているほどの方なので、私の文章から一生懸命に何かを学ぼうしている気持ちとが伝わる。いつもポラ裏にコメントを小さい字でびっしり書いてくれるが、今回それで足りずに別の紙にも続いていた。「いつもそうですが太郎さんのお手紙は自然と想いが伝わってくる感じなんです。まるで私もお手紙の中にトリップしてしまうといいますか・・・何だかとても引き込まれます!! 」 そう言ってもらい私も感激。彼女とは相性がいいせいか文通が楽しくてたまらない。私の中で綾さんの絶対ファンになることを誓っていた。

 

 四番目の百瀬杏子さん。彼女は昨年9月頭に東洋ショーでデビュー。私はその週に、仙台から大阪まで遠征して初顔合わせ。11月頭に初関東が池袋ミカドになり、そのときも仙台から戻ってきたばかりで2日続けて応援に行った。その後、回数は少ないものの関東にのったときには殆ど顔を出している。今回、大和で私の顔を見つけて喜んでくれた。「わーいわーい、太郎さんだ。ご来場ありがとうございました。大和初乗りでございます!! 太郎さんも先月初乗りだったんですね(笑)」

 デビューから一周年経ったのか。彼女のステージを拝見するたびに成長しているのが分かる。出し物に上手に感情移入しているので、観ている私もステージに吸い込まれる。

 私は杏子さんのかわいさが気に入って応援しているが、彼女の中で私の存在はそれほど大きくないのかなと正直感じていた。10日間に一度くらいしか応援に行ってないので仲良くなれる回数ではないかな。ところが大和の初日に私にとってハプニングがあった。当日は二回目で帰るつもりでいたので、二回目のポラのとき白い封筒を渡した。彼女はハッとして「封筒ってことは、もう帰っちゃうんですかぁ~」と残念そうな顔をした。私はいつも網々のポラ袋に手紙を入れて踊り子さんにサインを頼むが、もう帰るという時には紙封筒に入れて渡している。彼女はそのことに敏感に反応した。長くお付き合いしている踊り子さんは殆ど分かっているが、ついに彼女もその域に達してくれたことが嬉しかった。なによりも私が帰ると聞いて、とても残念そうだったのがたまらなくいとおしく感じた。私は、すぐに予定を変更し三回目のステージまでいることにした。三回目のポラ・タイム、「あらっ!二回目で帰られたと思って、ポラ返却の用意をしていなかったわ」。もちろんポラ返却を期待していない。そのときに渡した手紙に書いたことに対して、杏子さんのコメントが良かった。「三回目もありがとうございました。帰ると聞いていたのでビックリ&嬉しかったです。そしてお手紙読んで『そういうことかぁ!』とさらに嬉しくなっちゃいました☆ そんなに残念そうでした!?」ははは、男とは単純な生き物です。こういうひとつひとつが踊り子さんとのいい思い出になります。杏子さんのきれいなヌードが目にしみた大和でした(笑)。

 

 トリの豊田沙希さん。7月結のDX歌舞伎以来、2ヵ月ぶりとなる。彼女も大阪東洋デビューから精力的に応援している踊り子さん。「おはよ~ございます。今日は大和まで見に来て下さってありがちゅです♪ 先月、1周年を迎えることができました!! 本当に本当にありがとうございます。」

 先月、大阪東洋で一周年を迎えていた。今回の大和で周年作を関東初披露。

 すぐにステージ感想を手書きで書いて渡した。まずは斬新な衣装が目を引いた。清楚な白い衣装に帽子を粋にかぶり、若い貴婦人の雰囲気を漂わす。二曲目は軽装でアクティブに踊る。いつものように、汗だくだくの熱演だった。待ちに待った新作に心から拍手を送りたい。

 早速、沙希さんから返事を頂く。「周年作の感想、ありがとうございます!! 東洋の汗だくっ娘さきっぺですのでいつでも熱演!!(笑) 人魚姫は事情によりできなくなったので。今回は歴史上人物の『ジャンヌ・ダルク』がモデルです」

 そうか、ジャンヌ・ダルクだったのか!? ということは二曲目は戦闘シーンのイメージかな。この演目は説明してもらわないとちょっと分からないな。でも沙希さんのステージに対する熱い想いはしっかり伝わったよ。

 たしかに、前に、人魚姫を演じたいと言っていたな。マーメイドは踊り子さんが是非やってみたい演目のひとつで、私もたくさんの方のステージを観てきている。是非、沙希さんのマーメイドも期待したいです。沙希さんはこれからの東洋を支えてくれる逸材の1人だと思っているよ。

 

 もう1人、結奈美子さんについて話したい。

 結さんは2005年6月11日に渋谷道頓堀劇場でデビュー。私のストリップ日記によると、その週に初顔合わせしている。パフォーマンス系で刺激的なステージ内容が鮮明に記憶に残っている。綺麗な方でステージも良かったのだが、残念ながら私の手紙には殆ど反応がなかった。そのため仲良くなれないと思って、しばらくして応援する対象から外した。

 今回の大和は久しぶりの結さんのステージだった。私はペンギンの出し物に完全にはまった。結さんが口に含んだ氷の間接キスは美味しかったし興奮させられた。やはり彼女のステージは素晴らしい!

 平日の会社帰りに寄ったとき、結さんの三回目のステージにはお客が数人しか居なかったので、彼女は盆周りの客全員に「ポラを買いませんか?」と声をかけてきた。私は名前で呼ばれた。もう四年ほどポラを買っていなかったのに、よく私の名前をおぼえてくれていたなと感心させられた。私はそのとき手紙を用意してなかったので、今度会ったときはポラを買ってあげたいなと思った。

 

 

 どこの劇場もそうかもしれないが、大和も休日の客入りは多いものの、平日の客入りは少なかった。

 盆前のど真ん中の席もすぐに座れた。三回目ステージが終わる時には客は5人位となる。トリの豊田沙希さんが「昨日のラストは2人しかお客さんがいなくなっちゃって!それで、お姐さん2人が客席に出てきて応援してくれたの」と話してくれた。当日は四回目から地元の若いお兄ちゃん達が5~6人入ってきたのでまだ救われた。ともあれ、これだけ客入りが少ないと、私が足を伸ばして大和まで来た甲斐があったというものだ。

 

平成22年9月                       大和ミュージックより