二度目の大和ミュージック観劇レポートを書いてみました。

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お盆の先週、私としては大和ミュージックに初乗り。大和は遠いけど行けないこともないというのが分かり、今週もついつい大和まで足を延ばした。

8月25日(水)。前回1時間40分位で行けたので、今回は18時前に木更津を出発すれば19時半前には楽に劇場に着くだろう、そうすればトリ前の羽音芽美さんのステージには間に合うかなと目測を立てた。

ところが、アクアラインを渡り横浜ベイブリッジを抜けるまでは順調だったものの、狩場線から保土ヶ谷バイパスが大渋滞。これには参った! 

劇場に到着したら、予定より30分遅れ、20時近かった。入場したら、相田樹音さんと羽音芽美さんが浴衣を着て二人でチーム・ポラをやっていた。

お目当ての1人、羽音芽美さんのポラ・タイムにギリギリ・セーフ!

私の今回の大和遠征の目的のひとつが羽音芽美さんとの初お目見え。その願いがようやく叶えられた。

私は、ソロ・ポラになるのを見図らって、初めて芽美さんのポラを買った。いきなりポラで芽美さんと初対面となった!!

羽音芽美さんは予想以上にチャーミングな方だった。もうすぐ来月9月中に1周年を迎えるという。若さはち切れる明るく元気な娘。ポラがけっこう売れていた。お客さんと気さくに会話を楽しんでおり、ファンもけっこう付いているようだ。晃生らしい新人さんだな。この娘だったら人気がでるだろうなと納得するものがあった。

用意していた挨拶用の手紙を渡した。「ステキなお話、そしてお手紙ありがとうございます。」 私の手紙も読んでくれそうだ。仲良くなりたい娘だなと率直に思えた。

 

さて、今週の香盤を掲示しておく。

1.   フラワー瞳さん(フリー)

2.   神崎雪乃さん(晃生)

3.     京はるなさん(フリー)

4.     相田樹音さん(フリー)

5.   羽音芽美さん(晃生)

6.     篠崎ひめさん(東洋)

 

今週は、先週に比べて、お客の入りがいいなぁと感じた。それもそのはず、なんと言っても、ひめ隊がたくさんいる。

さて、今週の私のもう一人のお目当て、篠崎ひめさんの話をしよう。

今回のひめさんの出し物も斬新!

画家の格好で登場。すでに描いてある大きな紙を二つ持ち、それを茶目っけたっぷりにくちゃくちゃにして客席に放り投げる。次に、大きな大きな紙を盆いっぱいに広げ、青い墨を筆につけて、勢いよく青い字を書きなぐる。まるで映画『書道ガールズ』を彷彿させる。書きあげた紙に顔を近づけ何度も口づけをする。ひめさんの綺麗なお顔に青い墨が付いちゃうよと私ははらはらして見ていた。すると驚いたことに、ひめさんはまだ濡れている字の上をごろごろ転がり始め、ひめさんのかわいい顔も真っ白い肌も点々とブルーに染まっていく。彼女は感極まって紙を破り散り、それを天に舞う。

ひめさんのステージの最大の魅力はいつ見ても新鮮であること。私は10年間彼女のステージを見続けている。私はひめさんの追いかけではないが、ひめ隊にも一目置かれているぐらいには、ひめさんのステージを観ているかな(笑)。ともあれ、ファンが10年もの長い間毎日のように狂信的にひめさんの追いかけをする理由のひとつは、彼女のステージが破天荒なまでに新鮮であるからだと感じている。ファンを‘飽きさせない’ということは凄いこと。それは彼女の類まれな資質と舞台や踊りに対するたゆまぬ努力の賜物であることを私は疑わない。

人はひめさんのことをユニークなキャラだと云う。ひめ隊の多くは、彼女に接すると楽しく、そして温かさを感じているはず。ものすごく癒される存在なのだと思う。

私は彼らとは少し違った魅力を感じている。ひめさんには、なんか母のような感触を覚える。私はストリップ通いしていると色んな劇場を回り、色んな踊り子さんが好きになる。そして、それをまめにストリップ・エッセイにまとめている。これらを誰かに話したくなる。しかし、たいていの踊り子さんは他の踊り子さんの話には関心がない。「自分だけ応援して!自分のことだけ書いてほしい!」とはっきり言う方までいる。女性としてのそういう気持ちもよく理解できる。ところが、ひめさんはちょっと違う。そういう話でも喜んで聞いてくれる。まるで幼い子供が今日学校であったこと、友達のことなどを夢中でお母さんに話し、それを喜んで聞いてくれるお母さんの様。だから、私は踊り子さんへの恋バナまでたくさん話したくなる。ひめさんは広くて深い海のようで、しかもお日様のように温かい。ひめさんは私にとってストリップにおける母なる存在。私はひめさんの追っかけではないが、定期的にどうしてもひめさんに会いたくなるのはそのためだと今回ステージを観ながら再認識した次第である。

 

「わあぃ!! 元気してますか? 大和へようこそ。お手紙読んでびっくりした。この間初乗りだったんですね。意外です。ひめは太郎しゃんは全国各地神出鬼没なイメージがあって・・そっかあ・・なんかうれしいです。大和にもこれを機会にどんどんいらして下さいな。 けっこう広さがあるので、ひめは好きな劇場です。気に入ってくれるとうれしいな。」

はい、気にいってしまって、楽日にまた来てしまいましたよ。(笑)

 

平成22年8月                       大和ミュージックより