2019年4月頭の大阪晃生ショー劇場における、星乃結子さん(道劇所属)の公演模様を、演目「American Pops」を材料に、「桜満開に負けないステージ満開」という題名で語りたい。
今まさに桜満開で花見真っ盛り。そんな中、私はせっせと劇場通い。踊り子さんのお華見である。
2019年4月頭の大阪晃生ショー劇場に二日目から四日間通う。お目当てはもちろんトリの星乃結子さんである。
今週の香盤は次の通り。①夢乃うさぎ(晃生)、②雛形ひろ子(TS)、③葵マコ(DX東寺)、④愛沢真実(晃生)、⑤星乃結子(道劇) 〔敬称略〕。今週は、夢乃うさぎさんのデビュー週。
ちなみに今週は(葵マコさん以外は)お尻の大きなメンバーばかりで、お尻好きの私を喜ばせる。雛形ひろ子さんは別格であるが、晃生の新人二人もお尻が大きい。愛沢真実さんが「結子姐さんみたいなお尻になりたい」と話していたよ。踊り子さんの目標になるほど結子さんのお尻は魅力的。結子さん当人も「今週はお尻のコンディションがいい。よく旅に出るとお尻にぶつぶつが出やすいの。」と話していた。渋谷でもぶつぶつが出やすいと言っているので、きっと盆のマットのせいかな。ダニにやられているのだろう。お尻好きのお客さんが多いのでお尻のお手入れをかなり気にしている模様。踊り子さんも大変だね。(笑)
星乃結子さんは今週二個出し。1,3回目は演目「American Pops」、2,4回目は一周年作「花」。後者は前に拝見して観劇レポートを書いたが、前者の方は今回初めて拝見した。私は最初、新作かな?と思って尋ねたら、昨年後半に初出しした作品であった。一周年作の前に、こんな素敵な作品を出していたのかと改めて感心した。私は観劇レポートで初の和物である演目「花」を絶賛したが、既に演目「American Pops」で成長の兆しを見せていたのだった。
星乃結子は今が花盛り。どんな花にも負けないほどの美しさを持つ。若いので肌が艶々輝いている。おじさんから見ると若さのせいでまだ子供っぽいところがあってそれが魅力でもあるが、この先、結子さんが大人の色香を更に増したら大変な踊り子になると思う。彼女の前に沢山の男性ファンの屍が連なるのが目に浮かぶ。そんなことを想像しながら四日間ステージを拝見している。
ともあれ、関西出身の結子さんは関西弁丸出しで、元気にのびのび大阪晃生を楽しんでいる感じ。一緒にいて、こちらも楽しくなる。今回私が四日間もいた要因は間違いなく星乃結子さんの存在が大きいことは言うまでもない。
さて、さっそく演目「American Pops」の紹介をします。
いやぁ~ほんとドレス姿が美しい♪
きれいな刺繍入りの白い日傘をかかげて、白いドレス姿で登場。肩出しで、胸から下を肩紐で吊るす形。胸元から下に銀のラインがきらきら。一番の特徴は、ピンク・黄色・緑と鮮やかな三色の大きな手かせをしていること。ドレスの後ろを見たら、同じくピンク・黄色・緑の鮮やかな三色の布が腰から垂れている。
頭にも、白をベースにしてピンク・黄色・緑の花飾りが付いている。
白いハイヒールを履いて、音楽に合わせて、優雅に踊る。
一曲目は、ナット・キング・コールの懐かしの名曲「L-O-V-E」。最初の曲から心を掴まれる。この曲は、日本においてCMで起用されるスタンダード曲のトップ3に入る。「LOVE」という分かりやすいタイトルとシンプルで軽快なメロディーが、いつの時代も人の心にすっと入ってくる。この曲は、Nat King Cole の歌声で大ヒットとなったことは有名だが、と同時にその歌声が Nat King Cole の最後のものとなった。1964年の年の瀬にこの曲をレコーディングした Cole は、その時既に末期ガンを患っており、翌年2月15日、45歳の若さで帰らぬ人となる。Cole が最後の最後に世界中のファンに残したメッセージが“LOVE(愛)" だったとは...Nat King Cole の歌声は永遠だ。そんな想いにさせられる。
そして二曲目が、マリリン・モンローの「I Wanna Be Loved by You」(日本語題「お熱いのがお好き」)。元々この曲は、ハーバート・ストサートとハリー・ルビーの作曲、バート・カルマーの作詞によって、1928年のミュージカル『Good Boy』のために書かれた曲。というより、この曲は、マリリン・モンローの最も有名な歌唱のひとつであり、ビリー・ワイルダー監督作品の古典的喜劇映画『お熱いのがお好き (Some Like It Hot)』にとりあげられた。
私はこの曲を聴いて、そうか星乃結子はストリップ界のマリリン・モンローを目指しているのだと直感した。雰囲気がぴったりだもん♪
徐々に衣装を脱いでいく。
髪飾りを取る。背中まで垂れたロングヘア、少しカールしている。
胸元から下のコルセット状の白い軽装になる。Tバックの白いパンティが見える。
畳んだ日傘を振り回して踊る。
音楽が変わり、コルセット状の衣装を脱いで、白いショートガウンを羽織る。白いハイヒールで、音楽に合わせて踊る。
三曲目は、ボン・ジョヴィの「禁じられた愛」。1986年のヒット・シングル。「American Pops」にボン・ジョヴィを取り入れてくるのが憎いね。いうまでもないが、ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)は全米を代表するハードロック・グループの一つ。デビュー早々から成功を収め、特に3rdアルバム『Slippery When Wet』が1000万枚を超える大ヒットを飛ばして以降、世界的な知名度を誇っている。2018年『ロックの殿堂』入り。『グラミー賞』1回受賞(9回ノミネート)。
そのままベッドショーへ。
今のストリップ界№1の美しいヌードだ。なんてセクシーなんだろう♡ パイパンにそそられる。何と言っても大きく形のいいヒップラインが最高だ。「今週はお尻のコンディションがいい」という言葉に納得。
白い素肌に純金のアクセサリーが似合う。右手首に純金のブレスレット。左手人差し指に純金のリング。手にはピンクのマニキュア。
ベッド曲は、「Perfect Duet」。この曲は、2017年12月1日にリリースされたエド・シーランとビヨンセによるコラボの曲。もちろん、原曲はエド・シーランの3rdアルバム「÷(ディバイド)」に収録されている「Perfect」。リリースと同時にビルボードトップ100で1位を獲得、その他世界各地のチャート上位を獲得。
この演目「American Pops」はまさにアメリカの新旧の名曲を詰め込んだ「音楽の玉手箱」になっている。情けないことに私はエド・シーランもビヨンセもほとんど知らない。ネットで調べて二人の超大物ミュージシャンとしての経歴に驚く。
エドワード・クリストファー・シーラン(英: Ed Sheeran, MBE, 1991年2月17日 - 現在28歳)は、イギリスのシンガーソングライター。身長173cm。『グラミー賞』4回受賞(13回ノミネート)。
ビヨンセ・ジゼル・ノウルズ、通称名ビヨンセ(Beyoncé Giselle Knowles , 1981年9月4日 - 現在38歳)は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のシンガーソングライター、ダンサー、音楽プロデューサー、女優。デスティニーズ・チャイルド初期からのメンバーで、グループではリードボーカル、プロデューサーも兼ねた。愛称は“B(ビー)”、“Queen Bey”。身長170cm。マイケル・ジャクソンを敬愛している。妹であるソランジュも全米アルバムチャート1位を記録する人気アーティストである。 2010年、第52回グラミー賞において6部門で受賞し、女性アーティストでは史上最多受賞の記録を持つ。「最もホットな女性」「最も才能に溢れたシンガーソングライター」「伝説的なディーヴァ」など、様々な面での極めて高い評価上の称号を有し、その美貌は多くの女性たちからの羨望を受け、トミー・ヒルフィガーの香水「トゥルースター」をプロデュースしたりと、いつしか知名度はデスティニーズ・チャイルドを超え、ソロデビューからアルバム連続6作品すべて初登場1位を獲得した史上初の女性アーティストになった。 これまでのCDトータルセールスは全世界で1億枚以上、デスティニーズ・チャイルド時代の売上枚数3,000万枚を含めると、全世界で1億3,000万枚を超える。
立ち上がり曲は、「愛に狂って」(原題: Fooled Around and Fell in Love)。この曲は、エルヴィン・ビショップの楽曲。 1975年のアルバム『Struttin' My Stuff』に収録された。ビショップ自身が書いた作品であるが、彼は自分の声はそぐわないと判断。当時バンドのコーラス・メンバーであったミッキー・トーマスに歌わせた。翌1976年2月にシングルカットされ、同年5月22日から5月29日にかけて2週連続でビルボード・Hot 100の3位を記録した。またキャッシュボックスでも3位を記録。ビルボードの1976年の年間チャートで56位を記録し、ゴールドディスクに輝いた。 『ブギーナイツ』(1997年)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)などの映画で使用された。
ステキな音楽と最高のヌード。本作品「American Pops」に酔わせて頂き、星乃結子さんに心から感謝したい。
2019年4月 大阪晃生ショーにて