今回は、星乃結子さん(道劇所属)について、H30年10月結の大阪晃生での模様を、新作「うさぎ」を題材に語りたい。
H30年10月結の大阪晃生に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①さくら(TS)、②愛野いづみ(道劇)、③水咲カレン(TS)、④星乃結子(道劇)、⑤星愛美(晃生)〔敬称略〕。三日目から玉さんの代演で水咲カレンさんになる。
まずは、晃生でのお絵描きの御礼を述べさせていただきます。大好きな結子さんの絵が私の秘蔵コレクションに入りました。幸せです。宝物です。家宝にさせて頂きますよー。
結子さんも可愛いけど、絵も可愛いよー♡ 絵にも惚れちゃいました♡ これからも是非とも描いてほしいよん♪
さて、新作の演目名が「うさぎ」とのことで、最初にうさぎの話をしましょう。
うさぎは、ぬいぐるみのように愛らしいので今やペットとしても大人気。しかし、元々はキツネや狼など猛禽類、野犬などから狙われやすく、人間からもハンティングの的とされてきた弱い草食動物。仏教世界では献身のシンボルともされた。これは仏教説話ジャーカルの中に、自分の身を火の中に投じて仙人に布施する兎の物語(ササジャーカル)から来ている。ちなみに月面の模様をうさぎに見立てるのもこの物語が発祥。
うさぎの特徴と云えば、長い耳と早い逃げ足がすぐにイメージされる。欧米では、うさぎの足は幸運のお守りとして使われてきた。動きの速いものの象徴として自動車メーカーのメルセデス・ベンツにも採用されている。また狡猾でいたずら好きなトリックスターとして寓話の中にもよく登場する。いずれにせよ、人間に身近な存在として親しまれてきたのは疑うべくもない。
ところで、もうひとつ面白い特徴として性的誘惑シンボルとしてのイメージがある。ご存知、バニーガール。うさぎには発情期というのがないため、年中生殖行為ができ、そのため繁殖率が極めて高い。これが弱い草食動物でありながら生存競争に勝ち残った、うさぎの生き残り戦略なのである。このため、西洋では、うさぎのことを多産、豊穣のシンボルとされている。アメリカの成人誌プレイボーイのキャラクターであるラビットヘッドの由来もここにある。
調べてみて、なるほど、結子ちゃんにはうさぎのイメージが良く似合うね。(笑)
前置きはこのくらいにして、ステージの模様を話します。
最初に、ピンクのワンピース衣装で登場。頭にはリボン付きの白と赤の髪飾り。上半身は、肩出しで、白と赤の肩紐で胸から下の衣装を吊るしている。胸元に白いフリルが縦に二本。スカート部は前上がり後ろ下がりの型で、ピンクと白の水玉模様。ピンク地に白の水玉模様と、逆に白地にピンクの水玉模様の生地がある。素足が見え、足元はキラキラ銀のハイヒールを履く。
右腰部に、ピンクのうさぎのぬいぐるみを縫い付けているのがワンポイント。
一曲目は、Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)の「Everything Back But You」。(3rd Album「The Best Damn Thing」より。作詞 / 作曲 Butch Walker, Avril Lavigne)
アヴリル・ラヴィーン(Avril Ramona Lavigne、1984年9月27日 - 現在34歳)は、カナダ・オンタリオ州ベルビルの出身のシンガーソングライター。アメリカ合衆国に拠点を置いている。 2006年のトリノオリンピック閉会式ではカナダ代表として登場し、2010年のバンクーバーオリンピックへの引継ぎイベント8分間に『Who Knows』を歌った。モダン・ロック、パンク・ロック、ポップ・ロック、パワー・ポップなどの音楽性を持ち、2002年リリースのデビューアルバム『Let Go』は全世界で約2000万枚を売り上げ、アメリカでは6回プラチナディスクに選ばれた。2枚目のアルバム『Under My Skin』、3枚目の『The Best Damn Thing』は両方ともBillboard 200で1位にランク。シングルでは「Complicated」「Sk8er Boi」「I'm With You」「My Happy Ending」「Girlfriend」など11曲がトップ10入りを果たしている。現在、彼女のアルバムは全世界で4000万枚以上のセールスを達成。カナディアン・ビジネス誌は「アメリカ合衆国で活躍する最もパワフルなカナダ人ベスト7」に彼女を選出している。 2007年12月、フォーブス誌はラヴィーンを「25歳以下の最も稼ぐ人物」の8位にランクしており、その年収は1200万ドル(約12億円)と記載している。
次に、上下セパレートの軽装に着替える。頭のリボンを取り、赤と白の髪飾りのみ。赤と白の肩紐で、絵柄のブラを吊るす。同じ絵柄のベルト部から赤と白の大きな縞模様のミニスカート。足元は同じ。
二曲目は、小南泰葉の「噓憑きとサルヴァドール」。(2012/04/12 発売のメジャーデビューミニAL「噓憑キズム」収録曲。作詞作曲は小南泰葉、:小南泰葉。) 小南 泰葉(こみなみ やすは)は、兵庫県丹波市出身のシンガーソングライター。2012年5月にEMIミュージック・ジャパンよりメジャーデビューした。
三曲目が、Billy Joelの「Baby Grand」に変わる。ここで、白いドレスに着替える。片方の肩を露出した斬新なデザイン。透け透けでふわふわしている。
ハイヒールを脱いで、ベッドショーへ。
ベッド曲は、椎名林檎の「ここでキスして」。 (1999年1月20日に東芝EMIより発売された3枚目のシングル) この楽曲は椎名が福岡に住んでいた頃に書かれ、当時付き合っていた男性へのストレートな思いが綴られている。またデビュー前に活動していたバンドのメンバーに聴かせたところ「売れ線の曲だな」と言われたという。歌詞中の「シド」という名前が出ている。その名前の人物はセックス・ピストルズの二代目ベーシストのシド・ヴィシャスのことである。椎名は彼の大ファンで、「儚い少年みたいな人」と評価している。
白いパンティを右手首に巻く。
手のマニキュアはピンクで先端は銀色に光る。
立上り曲は、Oasisの「Don't Look Back In Anger」。1995年のアルバム『モーニング・グローリー』で発表され、翌1996年にシングル・カット、自身2作目の全英シングルチャート1位獲得作品となった。
オアシス(Oasis)とはイギリス・マンチェスター出身のロックバンド。1991年結成。2009年解散。ビートルズ、ローリング・ストーンズなどから続く正統派ブリティッシュ・ロックを踏襲する、90年代に隆盛を誇ったブリットポップ・ムーブメントの代表格かつ近年のイギリスの国民的ロックバンド。世界的にも人気があり、全世界でのCDトータルセールスは1億枚を超える(2018年現在)。
バンドの核はギター及び主なソングライティングを担当したノエルと、ボーカルを担当したリアムのギャラガー兄弟。同じくアイルランド系・労働者階級出身であるビートルズからの影響を公言しており、コンサートでは「アイ・アム・ザ・ウォルラス」や「ヘルター・スケルター」などを頻繁にカバー演奏したほか、ファッションや自身の曲に於いてもその影響を見ることができる。また、そのスキャンダラスな言動は常に人々の注目を集めた。ファッションにおいても多くの若者の耳目を集めた。それまでエルヴィス・プレスリーがリーゼントで固めた頭に革ジャンを、パンク・ロックが切り裂かれたTシャツとロックバンドは得てして「反社会的」「非日常的」とされる出で立ちで身を固めていたが、オアシスはウインドブレーカーやジャージといった労働者階級の普段着を着てライブやインタビューに臨んでいた。
2009年8月にノエルが脱退を表明し、事実上解散。2010年、残されたメンバーは新バンド「ビーディ・アイ」を結成し、ノエルはソロプロジェクト「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」の活動を開始した。
本楽曲は、作詞、作曲、リード・ボーカルともにノエル・ギャラガーによる。ノエルがシングルのリード・トラックでリード・ボーカルを担当したのは、本作が初めてである。ライヴでは、ノエルのギター弾き語りというスタイルで演奏されることもあった。
音楽の説明を細かく付したところだが、今回の演目はバラエティに富んだ選曲に驚かされた!!!! 懐かしいBilly Joelがあれば、私自身新しい知識となった曲もあり楽しい。
途中から、演目名が「うさぎ」であったことを忘れてしまった。(笑)
でも、うさぎを材料にこんな童話を創ってみましたので、記念にプレゼントさせていただきます。お絵描きの御礼でもあります。
平成30年10月 大坂晃生にて
『林檎の好きなウサギ』
~星乃結子さんの演目「うさぎ」を記念して~
あるところに、うさぎの国がありました。
うさぎの城には、かわいいうさぎ姫が住んでいました。うさぎ姫は林檎が大好きでした。いつも城の窓から林檎の木々を眺めているせいか、林檎のように真っ赤なお目目をしていました。
ある日、うさぎ姫は城を抜け出し、木から直に林檎を取って食べようとしました。
必死で木に登ろうとしましたが、うさぎは木に登れません。うさぎ姫は木の下で、真っ赤な目を更に真っ赤にして、木の上の林檎をじっと眺めていました。
その様子を見ていた小鳥がうさぎ姫に声をかけました。「私が林檎を落してさしあげましょう。」
小鳥は甲高い声を出し、仲間を呼びました。集まった小鳥は総勢七羽。
七羽の小鳥たちは林檎の小枝をくちばしでトントンと突つき落としました。
「小鳥さん、ありがとう」 うさぎ姫は林檎をほおばりました。なんて美味しいんでしょう。みずみずしい甘酸っぽさに、おもわずうっとり。
ところが、夢中で林檎を食べている最中、つい林檎をのどに詰まらせてしまい、そのまま仮死状態になってしまいました。
さぁ~大変!! 七羽の小鳥たちは大騒ぎ。
ちょうど、その時、隣の国のうさぎ王子が近くを通りかかりました。
うさぎ王子は、小鳥たちが鳴き騒いでいるのに気付き、林檎の木の下に倒れているうさぎ姫を見つけ驚きました。と同時に、うさぎ姫のあまりの美しさに一目で心を奪われました。うさぎ王子はうさぎ姫を抱きかかえ、そして彼女のかわいい唇にキスをしました。その瞬間、のどに詰まっていた林檎がぽろりと出てきて、うさぎ姫は息を吹き返しました。
うさぎ王子も林檎が大好きでした。キスをしたときに、うさぎ姫の吐息から林檎の甘酸っぱい香りがしました。さらに、うさぎ姫の下腹部をちらりと見たら、真っ二つに割れた林檎の芯が見えました。うさぎ王子は激しく心がときめきました。
うさぎ姫はうさぎ王子をじっと見つめて言いました。
「助けて頂きありがとうございます。お礼をさせて下さい。私にできることならなんでもさせていただきます。」
うさぎ王子はポツリとつぶやきました。「あなたの林檎が食べたい・・・」
二人(いや二匹)は林檎のように甘酸っぱい関係になりました。
そして、結婚して、いつまでも大好きな林檎を食べました。とさ
めでたし めでたし