渋谷道劇の踊り子・花音芽さんについて、「渋谷道劇から飛び出した元気ガール」という題名で語ります。
H29年9月結のライブシアター栗橋公演の初日21日(木)に顔を出す。まだ日中は夏の暑さを引きずっているかのような強い日差し。しかし朝晩は秋の気配を感ずるようになった。
今週の香盤は次の通り。①RIKA(蕨ミニ)、②花音芽(道劇)、③鶴見つばさ(ロック)、④目黒あいら(晃生)、⑤KAERA(TS) 〔敬称略〕。
花音芽さんはH29(2017)年5月21日、渋谷道劇でデビュー。今年デビューした渋谷道劇の新人さんは四人いるものの中々続かず、芽さん一人が気を吐いて頑張っている。(既に二人辞めて、もう一人の立花散里さんは学生のため多くは乗れない。) 芽さんは、渋谷デビュー⇒栗橋⇒ミカド⇒渋谷⇒晃生⇒DX歌舞伎、そして今回7週目で二度目の栗橋となる。
現在のところ、持ち駒はデビュー作のみで、今週、新作を披露する予定。
デビュー作は、衣装・選曲・振付とも新人らしいオーソドックスな作品。
最初にピンクの衣装でウインクの曲「淋しい熱帯魚」を踊る。次に花柄の白い衣装に着替え、宇多田ヒカルの曲「オートマティック」で軽快に踊る。ベッド曲はKiroroの「長い間」でしっとりと演じて、最後の立上りはZARDの曲「揺れる想い」で締める。
彼女の持ち味は、まず明るく元気がいいこと。演目の最後に必ず「ありがとうございました」と大きな声で締める。色白でスリムなプロポーションという綺麗なヌード、そして出し惜しみしないサービス精神はストリップファンを喜ばせる。
まだ新人なので、そそっかしいところやおっとりしたところも見せるがご愛敬。とにかく性格がいいのでお姐さん方からも可愛がられている。東北出身らしい純朴さは都会の波に洗われて、いずれダイヤモンドのように磨かれていくことだろう。
踊り子として人気が出て長く続けている方は、美人であることよりもお客に愛されるキャラが重要だと思う。お客の心をつかめればブレイクする資質十分だろう。
これからの活躍が楽しみな新人さんである。
平成29年9月 ライブシアター栗橋にて