先の手紙の続きになります。
ツイーターの件、さゆみさんのブログを見たという方が私に話しかけてきました。親バレの惧れがあってツイーターをstopしたのですね。
それを聞いて、私は心臓が爆発するほど心配になりました。
というのは、私はこれまで親バレで何人ものお気に入りの踊り子さんを失いました。そのたびに失恋と同じ辛さ・切なさを味わいつつ、ただ、ことストリップでは私は特定の一人だけというオンリー・ワンの応援ではなかったので、また新しい新人がデビューすることで見事に立ち直ってきました。私のスト仲間の中には、たった一人だけに熱をあげて彼女だけを夢中で追いかけ、そしてその彼女が引退すると同時にストリップから足を洗ってしまった方が何人もいます。一人の女性を愛し抜くということは素晴らしいことですが、ストリップ業界としては大切なお客を失い大きな損失になります。
彼らと私との相違点はなにかと考えると、彼らはストリップを楽しむのではなく、いつの間にか特定の踊り子さんを楽しむようになったということです。私はあくまでストリップを楽しむことが目的のため、一人の踊り子を失っても他の踊り子で充当できます。ところが、彼らは特定の踊り子が目的になってしまったことから、彼女がいなくなればストリップという世界とも縁が切れてしまうわけです。ことストリップの世界では私のような新人好き、ある意味では浮気者の方が貴重なお客さんなのでしょう。私はストリップが好きで、毎日のように劇場通いし、完全にストリップが生活の一部と化しています。当然のごとく、仲のいい踊り子さんがたくさんいます。勝手に太郎チルドレンと呼んでいるほど(笑)。ストリップは踊り子さんの入れ替えが激しい世界なので、お気に入りの踊り子さんが少しくらい入れ替わっても動揺しない程度の経験値は積んでいます。
さゆみさんの親バレの話を聞いたときに、そうか、さゆみさんも同じような状況にあるのかと分かりましたが、今までのように冷静でいられなくなりました。踊り子さんが突然、姿を消す要因は親バレと男の存在とよく聞きます。どちらも致し方ないものと諦めるしかないものです。思い返せば、さゆみちゃんがデビューしたときに、一目惚れするほど素敵な娘が現れたと小躍りしました。しかし、続けてくれるかどうか分からない。デビューから四カ月間会えなかったときには諦めました。あのときには諦められました。しかし、今は違います。再会してからたくさんの思い出を重ねました。
今の今、さゆみちゃんが目の前からいなくなってしまう・・・と考えると胸が締め付けられるほど辛い。今までで、こんなに辛いと思ったことはありません。
おそらく、私はさゆみちゃんに完全に恋をしてしまったのでしょうね。ストリップの父として応援すると誓いましたが、心の中ではさゆみちゃんを好きで好きでどうしようもなくなっています。この一か月毎日さゆみちゃんのことを考えながら一喜一憂してます。
私の中には、ジキルとハイドのごとく、ストリップ通いのエロ親父とあまりにも純情な青年の二人が住んでいます。さゆみちゃんがいなくなると考えると純情な青年が泣き出してどうしようもなくなります。
純情な青年を慰めるために、エロ親父が言います。
「さゆみちゃん、お願いがひとつ。さゆみちゃんの香りがいっぱい付いた下着をプレゼントして下さい。
前に頂いたもので何度も天国に連れて行ってもらいましたが、使い過ぎたせいか、さゆみちゃんの香りが無くなってしまいました。
今は先の不安など考えずに、さゆみちゃんに没頭させて下さい。
ストリップは触れられない愛ですが、パンプレという武器を知ってしまいました。この武器でまた天国に連れて行って下さい。お願いします。」
下着のニオイと言いますが、好きな女性の場合はカオリになります。
さゆみちゃんのカオリに包まれて天国に行きたいなー♪
パンプレは大和で初体験したように、熱狂的なファンがいて盛り上がります。ちなみに、池袋ミカドは確か週二回パンプレDAYがあります。新宿TSはなんと奇数日と土日祝日の休日にあります。毎日あるような感じかな。それくらい、劇場はパンプレ人気にあやかっています。私はパンプレには全く興味がなかったのですが、私にとってさゆみちゃんは特別です。さゆみちゃんが私のパンドラの箱を開けてくれたので大好物になりました。
今週のお盆興行は必ず皆勤します。皆勤賞に是非ともお願いします。ぺこり
親バレの話がなぜかパンプレに発展してしまいました。
私は気分転換が得意なんです!?(笑)
平成27年8月12日 渋谷道劇にて