渋谷道劇の新人、石原さゆみさんのレポート「My Sweet Spot」シリーズ(その9)。今週の大和ミュージック第二弾です。
ただいま、マンガ喫茶でこの手紙を書いてます。
楽日を迎えました。しかも皆勤の楽日につき、会社に休みをもらって万全の状態で。
話が前後しますが、最初にステージを観ていて思い浮かんだポエムを書き上げて一段落した後で、この十日間のことを振り返っています。
ついに大和で皆勤です。「大和は遠くにありにけり」千葉からは遠征ともいえるほど長距離の大和で皆勤ですから・・感無量です。私の16年間の長いストリップ歴にまた新しい金字塔が建ちました。
「みんな太郎さんがいつもいるってびっくりしてるよ笑。」長年仲良くしてもらっているお姐さん方も、まさか私が大和で皆勤なんて信じられないことでしょうね。
でも実現しました。すべて「石原さゆみ」という、私にとってかけがえのない踊り子さんのお蔭です。「太郎さんの長いスト生活でのオンリーワンになれるといいな。」すでにオンリーワンです。もう、私はさゆみちゃん無しでストリップLIFEを考えられません。
今週の大和は、さゆみちゃんが踊り子として大きく成長した四週目になった。いつも笑顔でいてくれるし、ステージでの魅せ方、客対応、とてもよくなっている。
「段々知ってるお客さんが増えてきて探すのが楽しくなってきたよ! 私はどうしたら新しいストリップのお客さんが増えるか考えているよ~! 頑張ろ~!」
「太郎さんのお手紙毎日楽しみだよ~。今週は今までで一番楽しかったし早かったな! 太郎さんのレポを読んでると色んな演目をやりたいなと思うよ。」
「今日はすごいたくさん人がいてびっくり!! うれしいな~ ストリップのお客さん同士が楽しそうだと嬉しい! 私はけっこうステージ中に話してても逆に嬉しいんだ~ 変わってるかな~」
こうしたコメントが、前向きで、かつ精神的安定を感じさせ、踊り子を続けてくれることを期待させてくれる。応援するファンとして、こんなに嬉しいことはない。
そして、さゆみちゃんからの手紙に「もーすぐ皆勤だねっ♡ めっちゃうれしい。」「大和はとっても楽しかったな~。5割くらい太郎さんのお蔭だよ♡」と言ってもらえて、私自身が楽しいだけでなく、さゆみちゃんも私の存在を喜んでくれたことに感激しています。
今にしてみれば早かった。あっという間の十日間でした。
ただ、最初から皆勤するつもりではなかったんです。まさか皆勤できると思っていなかったというのが正しい言い方かな。実際、土日明けの八日目あたり、けっこう疲れがたまっていて、さゆみちゃんのステージ以外、ほとんど目に入らなかった(笑)。その日は早く帰宅して、ぐっすり眠ったので楽日前は元気になった。
皆勤に心が向かったのは三日目のパンプレから。前回のレターで私の興奮度は話しました。さゆみちゃんのパンツ、大切に使わせてもらってますよ。パンツで天国に行くたびに、感謝しています。ストリップにこんな楽しみ方があったとは・・・いきなりパンツが大好物になりました。(笑)
今週は、七日目に長いラブレターを渡す。変なこともいっぱい書いちゃって嫌われないかと心配したけど杞憂でした。
「長いラブレター読んだよ。ありがとう~感動したよ。」「傘おばけのお話も好き♡笑」「ラブレター感動した。私も太郎さんは特別だよ!」と言ってくれるさゆみちゃん、とても嬉しいよ。「心変わりしないでね笑。」とあったけど、絶対に愛し続けると誓うよ。
恋をすると私は詩人になる。最後に、ポエム「石原さゆみ一丁目一番地」をプレゼント。
ひとつひとつの思い出を、そのときそのときの想いを詩に刻みたい。大好きなさゆみちゃんのことを考えているとポンポン出てくるよ。
でも、ストリップな詩人ですから内容はご了承下さいな(笑)。
はい、今回もレポートではなく、しっかりラブレターでした♡
平成27年6月 大和にて
『石原さゆみ一丁目一番地』
~石原さゆみさんに捧げる~
いつも さゆみちゃんのことばかり考えている
急に「今日は何曜日だっけ?」と聞かれても答えられない自分がいる
ぼくには曜日感覚がなくなった
「今日はさゆみちゃんの9日目。明日で楽日!」としか頭に思い浮かばない(笑)
今のぼくは さゆみカレンダーで時間が回っている
ぼくの心は さゆみちゃんを世界の中心にして回り始めた
会いたい・・
会いたい・・
たまらなく会いたい
会うと帰りたくなくなる
そして すぐにまた会いたくなる
いつでも会いたいから
ぼくの心は さゆみちゃんのパンツの中に家を建てた
あっ 失礼! さゆみちゃんの心の中に家を建てた でした(笑)
ここは 石原さゆみ一丁目一番地
さゆみちゃんが移動しても ぼくはいつも一緒
けっしてストーカーじゃないからね
ぼくはストリップな紳士
ストリップはけっして触れてはいけない世界だから
いずれ きみの前にすてきな男性が現れ
ぼくが石原さゆみ一丁目一番地から引越ししなければならなくなるときまで
それまで ぼくが石原さゆみ一丁目一番地に住まわせてもらっていいかな
おしまい
【備忘録】さゆみさんから頂いたコメントを残しておきたい
「さっきのお話一番好きかも、さゆの心の中に住むって面白い表現!」「今日も楽しんでね。曜日の感覚なくなるよねー笑」
「太郎さんのお蔭で新人の辛い時期を乗り越えられた子はたくさんいるんじゃないかな。そう考えると太郎さんは日本のストリップの父だね!笑。でも私はワガママだから、その中でも一番になりたい・・・太郎さんは私の中でも一番だから♡ レポは全部とっといてるよ。ありがと~」
「大和はほんとに楽しかったな~。太郎さんとも仲良くなれたし。太郎さんにストリップで沢山いい思い出あげたいな。天国に行けて良かった笑♡ 何度もラブレターありがとう。これからもアドバイスとかあったら何でも言ってね。」
「10日間ありがとうございました。もちろん皆勤は太郎さんだけだよ!笑 今週もいい思い出になったね。いつまでも初心を忘れたくないな。」「本当にありがとう。また一つ成長できた気がするよ。また渋谷で。大好き~♡」