今回は、大見はるかさん(ロック所属)における、H30年8月中の大阪東洋ショー劇場の公演模様について、二周年作を題材に語りたい。
H30年8月中の大阪東洋ショー劇場に中日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①渚あおい(東洋)、②松本なな(東洋)、③大見はるか(ロック)、④三村妃(ロック)、⑤水元ゆうな(東洋) 〔敬称略〕。今週は三村妃さんが東洋初乗り。
今週は、1,3回目にメイドもの、2,4回目に二周年作。前者は前回4月頭の東洋、そして後者は5月結の広島で拝見していた。前者はレポート済なので、今回は後者について書きたい。
最近、踊り子さんによくマンガを描いてもらうが、広島ではるかさんから描いてもらった「クレヨンしんちゃん」が凄く印象に残って、今回の東洋に合わせて、「クレヨンしんちゃん」の童話を用意してプレゼントした。それにしても、はるかさんの絵に描いてあった、しんちゃんのお尻ふりふりが強烈で、はるかさんの立ちバックを見るたびに思い出す(失礼!)。また、しんちゃんを描いてほしいよ~♡
さて、二周年作について述べたい。
最初に、天上から大きな白いリボンが二本吊るされている。白い蝶結びから長いピンクの布と短い白い布が垂れている。
その間から、かわいい少女が現れる。白いベビードールを着て、裸足で舞い踊る。
最初の曲は、Silent Sirenの「alarm」続いて「start」。(SILENT SIREN(当時の表記はSilent Siren)通算11枚目のシングル。2015年11月4日に発売) 作詞:すぅ、作曲:クボナオキ。ドラマ「いつかティファニーで朝食を」主題歌。目覚めの朝をかわいく歌っている。ボーカルの吉田菫(すぅ)の歌声にキュンとする。
白い布を持って振り回す。最後に、その布を二つのリボンをつなぐ幕のようにする。その幕の後ろで衣装を脱ぐ。シルエットが見える。
ここで一旦暗転。
インスト曲「Marble」(ドラマ「失恋ショコラティエ」サントラより、Ken Arai作曲) が流れる。
白いドレス姿で登場。肩紐で吊るしたワンピース。胴回りが締まり、スカートがふわっと広がっている。スカートは前上がり後ろ下がりで、すらりと足が見え、銀のハイヒールを履く。頭には白い花飾り。
水色の傘を持って楽しそうに踊る。
音楽が「星空ランデブー」(TVアニメ「石膏ボーイズ」の主題歌。作詞家のボンジュ―ル鈴木が歌うカバー曲)に変わる。
傘を下ろし、その傘の陰で、ピンクのドレスに着替える。裸足で盆に移動。
ベッド曲はTommy february6(トミー・フェブラリー6)のFAIRY DUST(フェアリー・ダスト)。英語の歌詞。作詞:Tommy february6・JJ、作曲:MALIBU CONVERTIBLE。川瀬 智子(かわせ ともこ、本名:奥田 智子(おくだ ともこ)、旧姓:川瀬、1975年2月6日 – 現在43歳)は、日本の歌手、ミュージシャン、作詞家。the brilliant greenのボーカリスト。Tommy february6(トミー・フェブラリー)およびTommy heavenly6(トミー・ヘヴンリー)名義でも活動。愛称は、Tommy(トミー)。
とてもメルヘンちっくな作品である。
最初、あの吊り下げているリボン二本を柱とカーテンに見立てて女の子の部屋か建物に居るイメージを想像していたが、途中から天上から地上への蔓ではないかと思い到った。そして蔓を伝わり降りてきた堕天使というイメージか。
というのは、二周年に合わせて作った(?)オープン用法被に「黒炎を纏いし堕天使大見」と記されてあるからだ。しかも「堕天使シール」まで作って「天界より舞い降りし堕天使大見! 見た者を魅了するその姿に焦がれた若者の想いは彼女が纏う黒炎となり激しく燃え上がる!」と説明されている。その言葉の響きと演目のメルヘンさが繋がるかな???
解釈が間違っていたらごめんね。
平成30年8月 大阪東洋ショーにて
【大見はるかさんからのコメント】
・「二周年作は演目名決めてないのだー。リボンはかわいく見せたいので付けてるよ。」
・「私の二周年作はあすかみみ姐さんプロデュースです。」
・「テーマは『出逢い・目覚め』かなー?!!」「二周年のやつはイメージで『ステージやお客さんとの出会い・新しい自分』をイメージしてるんだよー。」
『踊り子になった堕天使』
~大見はるかさんの二周年作を記念して~
天上にすむ女神には、たくさんの天使たちが仕えていました。
その中に、ちょっと変わった天使がいました。ふつうの天使は気品に溢れた独特な輝きを放っていました。ところが、その天使は貧相な雰囲気を持っていました。たしかに背中に羽根があるので天使には違いありませんが、他の天使と同じ輝きを放っていません。容姿も下界の人間に近い感じがします。
女神は、その天使を下界に降ろすことにしました。
天使は何もわからないままストリップの世界に入りました。天使の羽根をもぎ取られた屈辱、自分への自信の無さ、下界への不安などから最初のうち自分の殻に閉じこもりました。かわいい容姿でしたが、そんな彼女の暗さから、お客さんや劇場関係者の評判はよくありませんでした。
でも、彼女はストリップの世界から逃げる術を知らなかったので、踊りを練習し、一生懸命にステージを努めました。彼女のけな気な姿に好意を抱く客も現れ、次第にファンが付き始めました。
ところが、愛嬌がなく、人付き合いが苦手な彼女は、楽屋のお姐さん達から虐められました。かわいい容姿がむしろ嫉妬の対象にもなりました。ところが、天上の世界には憎しみや恨み、妬み(ねたみ)・嫉み(そねみ)などマイナスの感情は存在しません。だから、もと天使であった彼女には、お姐さん達のつまらない嫉妬が理解できませんでした。
「赤ちゃんは天使に近い存在なので最初は真っ白な状態で生まれてくるけど、人間は大きくなるにつれ、醜いマイナス感情を学んでいくのね。悲しいことだわ。」
彼女には、お姐さん達の虐めを気にする感覚がなかったことが救いでした。
ある日のこと。
彼女は、自分のことを眩しげに見つめる熱い視線を感じました。一人の青年が彼女の瞳をじっと見つめていました。他の客からも同じようなLOVEビームが全身に浴びせられました。彼女は心が熱くなりました。その瞬間、彼女の身体が内側から輝き始めました。
そして、ベッドショーで、ヒックとしゃっくりをしたら、ひとつの泡が口から吐き出ました。その泡はハートの形をしています。
ヒック!ヒック!ヒック!・・・
しゃっくりが止まりません。盆の上がハートマークで溢れました。
そのハートマークは美しいピンク色。それは美であり愛でした。それを観ていた観客はとても幸せな気分になりました。いつしか彼女のステージは幸せを呼ぶステージとして評判になりました。
たくさんの客が彼女のステージを観に集まりました。一躍、彼女はストリップ界の大スターになりました。
これまで彼女のことを見下していたお姐さん達は、彼女の活躍が妬ましく、さらに意地悪をしました。しかし、彼女は全く意に止めませんでした。
「美と愛をもてば、憎しみや嫉妬はいかにつまらないものか分かるわ」
ステージにおける本物の美しさは、心の美しさがそのまま反映されることを彼女が証明していました。
彼女のもとに、女神が現れました。
「あなたは、本当の美と愛を手に入れましたね。立派に天使の資格を得ましたので、私と一緒に天上に戻りましょう!」と言って、背中に羽根を付けてくれました。
女神は天使を連れて天高く上っていきました。
おしまい