今回は、H29年10月中の大阪東洋ショー劇場における、雨宮衣織さん(ロック所属)の初東洋について、「東洋ファンを魅了する、いおりんごの色香」という題名で語りたい。
H29年10月中の大阪東洋ショー劇場に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①遠野こころ(東洋)、②須王愛(ロック)、③川越ゆい(東洋)、④雨宮衣織(ロック)、⑤水元ゆうな(東洋) 〔敬称略〕。今週は、川越ゆいさんの三周年週。
今週の東洋公演の目玉はなんと、ロックの雨宮衣織さん。これだけの大ベテランが東洋初乗りなのに正直ビックリ。
最近ストリップにはまって通い出した東洋の若手スト仲間が、関東に遠征して雨宮衣織さんにお熱になった。彼は「是非東洋にも乗って下さい」と頼む。ところが衣織さんは「大人の都合があって、私は東洋には乗れないの。」と答えたらしい。年齢のことを指していたようだ。たしかに最近の東洋はロックでは若い新人さんをたくさん乗せている。これまで乗れなかった衣織さんが今更乗れるとは思っていなかったことだろう。ところが奇跡が起きた。デビュー14年目にして初東洋となったのだ。
衣織さんは2004年8月16日に、今はなき博多ロックハリウッドでデビュー。私のストリップ日記によると、私は三週目の川崎ロックで2004年10月14日に初顔合わせしている。衣織さんは当時と外見は殆ど変わらない。けっこう長いお付き合いで、衣織さんこそ、私が初めて踊り子さんを題材にして童話を書いた人なんですよ。覚えていないと思いますが。思い返すとH18(2006)年1月21日、浜劇(現在の横浜ロック)でステージから落ちたんです。そのとき私が下で受け止めました。真っ暗な中で突然落ちてきたので、触るとか抱きしめるとか何もあったもんでなく、私は只々驚きました。「転倒娘。まじでゴメンネ~心配おかけしました。。。」とのポラコメ。怪我がなくて良かった。実は私はこれをネタに童話『衣織ちゃんが舞い降りてきた』を書きました。翌週の仙台ロックで本人に渡しましたが、ネタがまずかったせいか、衣織さんがあまり喜んでくれなかった思い出があります。(笑)
話を東洋に戻しましょう。
先ほどのスト仲間とは別の客が突然私に話しかけてきました。私が熱心にステージを観ていたせいか、「衣織さん、すてきですよねぇ~」と話しかけてきたのだ。彼も最近、衣織さんにはまった東洋客のようです。衣織さんが大ベテランであることはよく知っていて、だからこそ、彼女の魅力にはまったようです。
私はデビュー当時から衣織さんのかわいい魅力を知っているので、懐かしさとともにステージを眺めていたわけですが、東洋のファンは皆、今の衣織さんの魅力にはまっています。
まず茶髪のショートヘアがしっとりと落ち着いた感じで、とてもよく似合っているよ。
衣織さんのヌードは以前からそうだったが、色白のうえ適度にふくよかな肉体美で、女性らしい丸みと柔らかさを感じさせた。これがたまらない色香として男性ファンを惹き付けるようです。
つまり、衣織さんには以前と変わらない可愛らしい魅力とともに、年齢とともに備わってきた魅力があるんですね。それこそが大人の女性が醸し出すたまらない色香です。まだ美熟女とか美魔女とかいう年齢には早いけどね。
だから、衣織さんを見ていると、一人で二粒の魅力を味わえるんです。
最後になってしまいましたが、出し物について語ります。
今回、二個出し。「スターダスト」も「バタフライ」、どちらもとてもいいステージですね。
演目「スターダスト」は次の通りの内容。
最初に、金色の衣装の上に白いシーツを合わせているドレスで登場。華やかさの中に清楚さがある高貴な衣装である。白い髪飾り。裸足で天女のように舞い踊る。
次も、キラキラした白い衣装で現れる。
衣織さんらしい清潔な清楚感を白で強調している。
最後はブルーの衣装を羽織り、ゴールドの布を腰に巻く。そのままベッドショーへ。
演目「バタフライ」は次の通り。
バタフライをイメージしているのか、透けるような黒い衣装。首回りや胸元には銀の線がきらめく。黒いショーツが透けて見える。
次は白黒の衣装。白い首輪。胸元は黒く、白いネクタイが垂れる。両袖は白黒斑の線で盛り上がる。白い手袋に黒い瘤。下半身はグレイのスカートで裾は黒いフリルが垂れる。黒いブーツを履いて踊る。
最後は、白いドレス姿でベッドショーへ。盆に来て、ドレスの前がはだける。きれいなピンク色した乳首とふくよかなバストが現れる。色白な美肌。黒い茂み。まさしくビーナスのヌード。色白なために手足の深紅のマニキュアが映える。
いおりんごは、天女である。東洋ファンを魅了して已まない。
平成29年10月中 大阪東洋ショーにて