ロックの踊り子・鶴見つばささんについて、栗橋初乗りという題名でレポートします。
H29年6月結のライブシアター栗橋公演に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①鶴見つばさ(ロック)、②花音芽(道劇)、③葵マコ(DX東寺)、④misaki(ロック)、⑤KAERA(TS) 〔敬称略〕。
今週は、鶴見つばささんに会いたくて栗橋まで足を伸ばした。つばささんには今年4月中の大阪東洋ショー公演で初めてお会いして一目でファンに落ちた。三日間いる間に彼女の観劇レポート「ストリップ界にスーパーモデル現る!」というタイトルで提出させてもらった。あの感激が忘れられず今回是非お会いしたかった。「お久しぶりです。太郎さんのことちゃんと覚えていますよ。」と言ってもらえてとても嬉しかったよ。
つばささんがとても丁寧な手紙(ポラコメント)をくれるのを東洋で知った。私は手紙好きなので感激した。是非とも手紙でもって親しくなりたかった。ただ、東洋ではサインが一日一枚なのであまり手紙交換もできなかったので、栗橋ではできる限り手紙交換でつばささんの人柄をもっと知りたいと考えていた。
想像以上に、つばささんの手紙に対する反応がいい。毎回丁寧に毛筆のお返事を頂き恐縮している。作品への質問を丁寧に答えてもらったので、すぐにでも観劇レポートを書きたいところ。
その前に、つばささんの人となりについて少し知識が増えたので、確認の意味を込めて話させて頂いてよいでしょうか。
実は二日目に朝から場所取りで劇場前に並んでいたら、つばささんの熱心なファンと思われるおじさんが都内から来ていた。いつもはロック館を中心に回っているが、初めて栗橋に来たという。私が一番乗りで彼が二番目だったこともあり、朝からつばささんの話に盛り上がった。いろいろ、つばさ情報を教えてくれた。それも踏まえて、つばささんのことを以下に列記させて頂きます。私の頭の整理です。
・つばささんは元々お客として観劇していたスト女子。真白希実さんのステージに感動し、彼女に憧れて、是非私もやりたいと飛び込んできた素人さん。一旦、横浜ロックの松本社長が預かりとなる。彼が「鶴見つばさ」と命名。H28(2016)年11月21日、横浜ロックでデビューし、最初は横浜ロック限定で三週のるも評判が良く、次に新宿ニューアート、川崎ロック、そして前回の大阪東洋と快進撃。
・風俗経験のない純粋な素人であり、元々素材がいい上に、ポラでの手紙を始めとして客対応がいいために人気が自然と爆発した。
・5月5日が誕生日で今年で23歳になったばかり。H4(1994)年5月5日、子供の日に生まれたんだね。子供の日生まれだけどもう身体は立派に大人の女性だなぁ~笑
・T166cm B83 W58 H88という最高のプロポーション。色白できれいなヌード。
形のいいおっぱい、ピンクの乳首、眩しいパイパン、そして形のいいプリケツ。私はお尻好きなのですが、ホントH88のお尻は大きくてふっくらと形がよくて最高にすてきです♡ この柔らかく滴るような桃尻にノックダウンしております。
・一時、つばささんがストリップをやることを母親に反対され(父親はやりたいことをやりなさいと理解を示しているようだが)この六月で休業する噂が流れていた。せっかく出会った逸材を失ってしまうのかと心配したが、現在はこの母親反対騒動は保留中のようだ。それを聞いて本当にホッとした次第。
・素直な性格なので、楽屋でもお姐さん方に可愛がられている様子。「仲良しは徳永しおり姐さん、小向美奈子姐さん、友坂麗姐さん、雪見ほのか姐さん、黒崎優姐さんです。憧れは真白希実姐さん。」と教えてもらう。黒崎優姐さんに可愛がられていて、次の新作は黒崎優さんの作品を譲ってもらう話があるようですね。優さんはとてもいい方です。私が保証します(笑)。
前置きが長くなってしまいました。
本題の観劇レポートに入ります。
今週のつばささんの出し物は二個。1,3回目は二作目「つばさ」、2,4作目は三作目「海」。今のところ「海」が新作になる。
演目「海」の内容を紹介します。
最初に、赤い上下セパレートのかわいい衣装を着て登場。上着はフード付きで、胸元には赤いリボンが付いている。スカート部は膝上丈で短い。髪には赤いネコ耳。赤い腕輪。と赤尽くしの衣装である。
白いハイヒールを履いて、少女時代の曲「LOVE&GIRLS」にのって軽快に踊る。いい感じのナイスダンスですね。この振付け、凄く気に入りました。振付の先生は仙葉由季先生。さすがにいい振付ですが、それをかっこよく踊るつばささんのダンスセンスに脱帽。「ダンス経験はなし」と言うがそれが信じられないほど上手に踊っている。
今回の海という演目は二部構成になっていて、このダンスは海というテーマからは独立している。このナイスダンスはどの構成でも使えますね。
さて、ダンスが終わって、次の場面。森高千里の曲が間をつなぐ。ここから急に海らしくなる。
つばささんが人魚の格好で登場。貝殻のブラをしている。その周りが華やかな首輪の三層協奏。まずは首回りに白いネックレス。その下にブルーの宝石のネックレス。更に大きな輪のネックレスを垂らし、黒とオレンジが数珠繋ぎなっていて白が混じっている。
下半身はメロウグリーンの布を巻き、腰で結ぶ。鱗のイメージかな。赤い花がワンポイントで腰に付いている。
まさしくディズニー映画に登場しそうな人魚の装い。長い髪が特徴的。背中まで流れる茶色いロングヘアなのだが後頭部で巻きあげている。こういうヘアスタイルを「うしろ巻きのハーフ・アップ」と言うようだ。
大きな透け透けなブルーの羽根を広げる。海をイメージしているのだろう。裸足で舞い踊る。加藤ミリヤの歌「どこまでも ~How Far I'll Go~」が流れる。これはディズニー映画『モアナと伝説の海』エンドソングである。
ベッド曲は浦島太郎(桐谷健太)の「海の声」。この歌を作ったBEGINの才能、そして浦ちゃんの歌声と三味線の演奏がすてきだよね。最高の選曲です。
最後の立上りは、1997年の映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(英: My Heart Will Go On=私の心は生き続ける)。アカデミー歌曲賞を受賞した、セリーヌ・ディオンが歌う最高の曲だね。何度聴いてもうっとり聴き惚れます。
今回の選曲はつばささん自身が行ったと言っていたけど、選曲のセンスが抜群にいいね。最高の選曲に最高のヌード、ストリップ・ファンにはたまらないステージです♪
今週は可能な限り栗橋に通って、つばささんのステージに酔いしれたいと思っています。
平成29年6月24日 ライブシアター栗橋にて
『天使のつばさ』―踊り子になった堕天使―
~鶴見つばささんに捧げる~
天上にすむ一人の天使が好奇心たっぷりに地上の様子を窺っていた。
横浜にあるストリップ劇場の中を覗いたら、素敵なショーが催されていた。光と音の中をきれいな衣装を着た踊り子が舞い踊っていた。「なんて素敵な世界なの♪」
天使は自分も踊り子になりたいと思い、こっそり劇場の扉を叩き、ストリップ・デビューすることになった。劇場の社長が彼女の名前を「つばさ」と命名した。
つばさちゃんは単に容姿がいいというだけでなく、お客さん一人一人に丁寧に手紙で愛のメッセージを贈った。お客は女に縁がない心寂しい人ばかりだったので彼女の厚意に大いに感激した。彼女は一躍ストリップ界のシンデレラガールになっていった。
ふと、客席を見てみると心が病んでいる人がたくさん目に付いた。中には、失恋したばかりの人、病気の人、事業に失敗して生きる勇気を失った人、いろんな心病む人がいたのだった。彼女は黙っていられなかった。
つばさちゃんは自分の天使の翼から羽根をとり団扇(うちわ)にして、客に配った。
その団扇を揺らすと、愛の風が起こり客に送られた。心が慰められる香りがし、母なる海のような優しい声がした。その風に当たると、自然と涙がこぼれ心が洗われた。誰もがその風に癒され元気になっていった。
一方、つばささんは羽根を取るたびにどんどん精気を失っていった。その羽根は彼女のイノチだったのだ。それを客に捧げていたのだから弱っていくのは当然であった。
あるとき、ステージの上で気を失ってしまった。
すると、彼女の側に神様が立っていた。
「あなたは本当に優しい天使でした。私からあなたに天使の翼を与えます。」
そう言って、神様はつばさちゃんの背中に新しい翼を付け彼女を連れて天高く舞い上がって行きました。
おしまい
PS. つばささんの演目「海」の中の曲「海の声」を聴いて、その中の歌詞に泣けてきます。
「会いたい そう思うたびに 会いたいが 大きくなっていく」
これから先、そう思うことが多くなるのでしょう。でも必ず応援させてもらいますね。