浅井ひなみさんについて、令和2(2020)年3月中の渋谷道劇の公演模様を、新作「葉桜」を題材に、「いい歌との出会いに感謝」と題して語ります。

 

 

2020年3月中の渋谷道頓堀劇場に7日目に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①るあん(道劇)、②浅井ひなみ(栗橋)、③葵マコ(DX東寺)、④ささきさち(道劇)、⑤松本なな(東洋)、⑥宇佐美なつ(道劇) 〔敬称略〕。

 

この日は、二個出し。先月同じ渋谷道劇で蟹江りんさんの穴埋めとして一日だけ浅井ひなみさんが出演されていた時に、私が観劇していて、ドレス姿の新作を拝見していた。だから、今回はその観劇レポートを書いてあげようと思っていたら、なんと更に新しい新作を披露されていてめっちゃ驚いた。しかも、初の和物である。ひなみさんから「着物は(先輩の)黒井ひとみ姐さんから頂きました」と聞いて、本人もかなり感激している模様。和物にかなり思い入れがありそう。

すぐに曲名を確認して、次にお会いしたときに観劇レポートを書こうと決めていた。次は4月頭のミカドだったので、この週に何日間か通ってゆっくり取り組もうと考えていたら、初日に行ったのはよかったが、その後すぐにコロナのために休館に入ってしまい行けなくなった。

その宿題は、コロナの巣ごもり期間に持ち越した。今回ようやくお届けできる。

 

まずは、ステージ模様を簡単におさらいする。

ピンクの花傘をさし、緑の着物姿で登場。着物の緑地に赤い花柄が描かれてある。青い帯で締める。青い帯の上にふわふわのピンクの帯を巻いている。頭にはピンクと黄緑のリボン飾り。足元は、ピンクの花びらがプリントされた白足袋。

音楽に合わせ、しなやかに踊る。

一曲目は、いきものがかりの「花は桜 君は美し」。いきものがかりの8作目のシングル。2008年1月30日に発売。2ndアルバム『ライフアルバム』からの先行シングル。作詞・作曲:水野良樹 / 編曲:渡辺善太郎。au(KDDI・沖縄セルラー電話)Sony Ericsson『W61S』CMソング。

(歌い出し)♪「花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み冬が終わり 雪が溶けて 君の心に 春が舞い込む

窓をたたく強い雨はまだ続くと ラジオから流れる声が伝えています 電話から聞こえた声は泣いていました  ...」

音楽が変わる。

二曲目は、宇多田ヒカルの「花束を君に」。宇多田ヒカルの4作目の配信限定シングル。2016年度上半期放送のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌なので耳に憶えがある。

(歌い出し)♪「普段からメイクしない君が薄化粧した朝始まりと終わりの狭間で忘れぬ約束した 花束を君に贈ろう愛しい人 愛しい人どんな言葉並べても真実にはならないから今日は贈ろう 涙色の花束を君に 毎日の人知れぬ苦労や淋し ...」

ここで、ピンクの帯を解く。次に青い帯を取ると白い紐がある。全て着物を脱いでいく。

そして、白いドレスに着替える。花柄の刺繍入りである。このドレスは中谷ののか姐さんのお下がりと教えてもらう。それぞれの衣装にも思い入れがあるんだね。ひなみさんがお姐さんからいかに可愛がられているかよく窺える。

音楽が変わり、ベッドショーへ。

盆の上でブルーなパンティを脱いで、左手首に巻く。パイパンが眩しい♡

ベッド曲は、JUJUの『There will be love there~愛のある場所~』。作詞:川瀬智子. 作曲: 奥田俊作。JUJUさんはほんと歌が上手いよね。

(歌い出し)♪「大きな曲がり角を曲がったなら走り出そうとまどうことはもうやめてその先に何があるのかは分からないけどそう 強くあるために "楽しみに待つ"とゆうこと待つ時の楽し ...」

 もともと「There will be love there -愛のある場所-」は、1998年5月13日に発売されたthe brilliant greenの3枚目のシングル。グループ初の1位を記録し、シングルとしては自己最大の売上87.6万枚を記録している(2017年時点)。TBS系ドラマ『ラブ・アゲイン』主題歌。

the brilliant green(略称は「ブリグリ」)は、作詞・ボーカルを担当する川瀬智子、作曲・アレンジおよびベース演奏を担当する奥田俊作による音楽ユニット。ボーカルの川瀬はバンドと並行してソロプロジェクト「Tommy february6」「Tommy heavenly6」を開始している。

 

 

さて、コロナ期間中とあって、のんびり選曲を聴いていた。今回の新作は自分で選曲したんだよね!?

どの曲もすごくいいね。

とくに、トップのいきものがかりの「花は桜 君は美し」を聴いて、改めていきものがかりの魅力に嵌り、ここから抜け出せなくなった。

私にとって、いきものがかりと云えば、2010年度上半期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌「ありがとう」となる。この曲はTVドラマをリアルタイムで観ていたこともあり、何度も聴いて好きになった。

今回、「君は桜 君は美し」を聴いて、聴いたことはあったものの、改めてこんな素敵な曲だったのかと何度も聴き惚れた。歌詞も味わった。メロディもいいが、歌詞もたまらなくいい。

最初のフレーム「花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み 冬が終わり 雪が溶けて 君の心に 春が舞い込む」は、まるで古語のように美しい。桜が持つ日本の文化的な側面を暗示しているよう。その後に恋のドラマが綴られます。歌詞を聴いているとキュンときます。

この歌に一目ぼれして、いきものがかりの歌を人気順に片っ端から聴き込んだ。これまで聞きかじっていた曲もたくさんあるが、改めて聴くとどれもこれもいい。「SAKURA」「YELL」「じょいふる」「ブルーバード」「帰りたくなったよ」「笑顔」等なんていい曲なんだろう。

いきものがかりと云えば、「ギターの水野良樹が作る耳馴染みの良いポップソングにボーカル吉岡聖恵の圧倒的な歌唱力」というのが定評です。

改めて、いきものがかりのプロフィールをおさらいします。

小学校時代からの同級生である水野良樹と山下穂尊が、1999年(平成11年)2月に男性2人組アマチュアバンドを結成。同年11月にボーカルの吉岡聖恵が加わり、現在の男女3人組となった。

バンド名は、結成した際の水野と山下の唯一の共通点が小学1年生時代の係活動において、金魚に餌をあげる「生き物係」であったことに由来しており、その共通点を思い出した山下が提案して決まったものである。当初「いきものがかり」は仮称で、吉岡の加入を契機にバンド名の変更が検討されたが、吉岡が「いきものがかり」を気に入ったことから変更されずに現在に至っている。

2003年8月25日にアルバム『誠に僭越ながらファーストアルバムを拵えました…』でインディーズ・デビューし、2006年3月15日にシングル「SAKURA」で、エピックレコードジャパンからメジャー・デビューを果たした。2009年のNHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲の「YELL」や、2010年度上半期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌「ありがとう」がヒットし、幅広い年齢層の支持を獲得。オリコンの「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」で2010年から4年連続で2位となった。NHK紅白歌合戦には2008年から9年連続で出場している。2016年にメジャーデビュー10周年を迎えたのを区切りとして、翌2017年の1月5日に活動休止(メンバーは「放牧」と表現)をし、2018年11月3日より活動再開(メンバーは「集牧」と表現)をした。

 

本来、自分にとってのいい歌というのは、その時代にリアルタイムに聴いておくことが一番なんだと思う。その歌を聴くと、あのときの背景が思い出として蘇ってくるもの。誰しも恋愛には思い出のメロディが必ずセットになっているだろう。

そういう意味では、私にとってのいきものがかりは、やはりNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌「ありがとう」となる。いい歌は何度も聴いてこそ身に沁みてくる。

今回、ひなみさんのステージを通して曲「君は桜 君は美し」に出会い、自分の思い出の歌にしたくなった。出会いに感謝である。これからは浅井ひなみさんのステージを何度も観ることで、この歌を自分に沁み込ませたいと思っているよ。

 

 

2020年3月                           渋谷道頓堀劇場にて