2019年10月頭の渋谷道頓堀劇場における、JUNさん(西川口所属)の公演模様を、演目「インド2019」を題材に、「ストリップでワールドツアー」という題名で語りたい。
2019年10月頭の渋谷道頓堀劇場に初日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①JUN(西川口)、②日美姫ゆき(DX東寺)、③宇佐美なつ(道劇)、④希望のん(道劇)、⑤kuu(フリー)、⑥北川れん(道劇)〔敬称略〕。
JUNさんとは、先週の大和ぶりとなる。
JUNさんは私の童話の大切な読者であり、専属マンガ家でもある。いまや、一番たくさんお絵描きをしてもらっている方になった。最近、私が精力的に書いている「ちんぽ三兄弟」シリーズも一早く読んでもらい、イラストをたくさん描いてもらっている。そのため、「ちんぽ三兄弟」シリーズの外伝でもある長編童話「STRIP EDEN」を書き上げたので是非ともJUNさんに最初に読んでほしくて持参したところ。
もうひとつ、まさご座所属のMINAMIさんが描いてくれた猫の「みい子」の絵を持ってきた。「みい子」はJUNさんが名付け親らしく、MINAMIさんの絵にはJUNさんのキャラクター猫の「じゅんこ」へのメッセージが入っていた。それを見たJUNさんが大喜び。すぐに、JUNさんから「みい子」へのお返しのメッセージ入りのお絵描きが返ってきた。そして、ポラ時に「今週はまさご座に行くの?」と尋ねられる。今週はMINAMIさんの一周年、しかも仲良しの浅葱アゲハさんも出演している。こりゃ、まさご座に行かないといけないなー!!! 気持ちが急遽まさご座に向かう。そのときにMINAMIさんにJUNさんから頂いたメッセージ入りイラストを渡そうと思う。これから、じゅんことみい子の伝書鳩になりたいな。もともとMINAMIさんは「私はお絵描きは苦手」と言っていたが、JUNさんのお陰で「みい子」のお絵描きを頂けた。二人の伝書鳩になれれば、MINAMIさんからもっとお絵描きがもらえるかもしれないな・・と密かに期待する。
さて、今週のJUNさんの出し物は大和と同じ。1,3回目に演目「インド2019」、2,4回目にはジャネットジャクソンを着物で踊る演目をやっていた。「ストーリーは特にないのですが、大好きなジャネットジャクソンです。」
演目「インド2019」については、2019年6月中の大阪晃生ショー劇場で初めて拝見していた。そのときに、この演目について丁寧な解説を頂いていた。「インドをテーマに何を作るかを調べました。今、もっともインドで流行っている曲は何だろうと調べると、HIPHOPもかなり多かったです。なので、インドの人から見たインドの演目を作ってみました。日本人は着物を着ているというイメージあるように、インドはインド舞踏という固定概念を取ってみたところ、インド人の気持ちが少し1mmくらい分かったような気がしました。」
インド舞踊に興味を持つ踊り子さんはけっこういるよね。場所的に近いせいかアラビアンとよく似ている。ただアラビアンダンスを演ずる踊り子さんは数多いが、インド舞踊をステージで演じる方はそう多くない。
私の記憶しているところでは、10年ほど前にロックの踊り子・矢崎茜さん(引退)が演じた『wa-do』。和とインドを融合させたこの作品には驚嘆した。アラビアンはよく見るが、インド、しかも和との融合の試みは例をみない。私自身、テーマを理解するのが難しかった。「ベッドでは頭の仂をとり、ちょっと、いやらしい女になります(笑)アラビアンは多いですが、インドっていうのは、ちょっと変わってますよネ。難しいです。。」ものすごく難しいテーマにチャレンジしているなと感心した。
最近では、5年前に道劇のeyeさん(水鳥藍改名)が演目「ボリウッド」を演じていた。私はこの時にボリウッドという言葉を初めて知った。「ボンベイのボと、ハリウッドをかけて、インドの映画やエンタメ産業をボリウッドといいますよー」。世界有数の映画大国インド。その制作の中心となっているムンバイ(旧ボンベイ)は、 ハリウッドをもじって「ボリウッド」と呼ばれている。
エレガントでエキセントリックなインド舞踊(カタックダンス)が始まる。仏像を彷彿させる丸い手の動きが特徴。エキゾチックで幻想的な踊り(ラジャスタン)に魅了された。
また、インドの衣装も魅力的だと思った。インドのターバンヘア。額に付ける金の飾り。これはインドの結婚式のヘアアクセサリー。
今回、前に書いていた観劇レポートを懐かしく読み返した。
こうした前例のお陰で、JUNさんの作品「インド2019」も興味深く眺められた。
今回の作品の特徴は、JUNさんに解説してもらったように、最新インド人気音楽ボリウッドヒット曲を取り入れた点にある。
ステージの最初に、「後ろ合掌のポーズ」で始まる。ヨガのポーズ(パールシュボッターナアーサナ)を綺麗に決める。一瞬にしてインドの世界に入っていく。
衣装はオレンジの上下セパレートで、だふっとした感じに着る。肩出しで、腕にもオレンジの布袋。頭には、金のヘアバンド、髪は後ろにひとつ結び。顔の前面は黄色い布で覆う。裸足で踊る。
一曲目は、アシャ・ボスレの「Thodasa Pagia(Remi)」。
音楽が変わり、どんどん衣装を脱いでいき、着替える。
上半身は金色の首飾りとブラになる。手には肌色の布を持って音楽に合わせ軽快に踊る。
二曲目は、Dhyan Deの「Emiway Bantai」。ラッパーだね♪
音楽が変わり、暗転。
三曲目は、Jasbir Jassiの「Ek Onkaar」。お経のような音楽だね♪
白い衣装に着替える。肩出しで、上下セパレート。白い小さい花が散在しているオレンジの長い布を振り回しながら踊る。
四曲目は、Arijit Singh & Asees Kaur の「Ve Maahi」。デュエットしているからインドらしい恋愛メロディなのかな♪
オレンジの長い布を盆の上に敷いて、ベッドショーが始まる。
ベッド曲は、B Praakの「Teri Mitti」。いい声で歌唱力があるね~♪ 2019年に公開されたインドのアクション・戦争映画『KESARI/ケサリ 21人の勇者たち』の主題歌。
まさに「インドへようこそ!」といった作品である。
思えば、JUNさんの演目は、世界各地にわたっている。最近の作品でも、4周年作「ボラーレ」はスペインのフラメンコ。私が気に入ったアフリカの民族舞踊「アフリカ」。もちろん和物はたくさんある。更に「百鬼夜行」で妖怪の世界まで行っちゃう♪ 作品で世界旅行できる気分になる。「ストリップワールドはあちこちに行けますね。今度、ワールドシリーズを書いてほしいです。」
2019年10月 渋谷道頓堀劇場にて