西川口テアトルミュージック所属の新人、JUNさんとの出会いの記念に、観劇レポート「ハナと雪の女王の美しさに一瞬にして凍り付く」を語ります。

 

 

H26(2014)年5月結の渋谷道頓堀劇場で、私はストリップの女神に出会った。彼女の名前はJUN。

西川口テアトルミュージックから、この3月に新人がデビューしていたのは香盤情報を見て知っていたが、マイナーな劇場なので、もしかしたら天板の方かな、きっと年配の方だろうな、なんて勝手に思っていた(失礼!)。西川口には昨年初めて行ったが、なにせ木更津からは遠すぎてなかなか足が向かない。新人好きの私ではあるが、わざわざ新人目当てに西川口まで行くつもりはなかった。

今回の渋谷では、先月の渋谷でデビューしたばかりの水鳥藍さんの応援をするつもりでいた。JUNさんの名前を見つけたとき、ついでに西川口の新人も一緒に拝見できるな程度で、彼女をメインに考えていたわけではなかった。

ところが、初日にJUNさんを初めて拝見して目が点になった。なんてキレイなんだろう~♪

西川口から、こんな素敵な方がデビューしていたのを知り、正直、驚いた。私の気持ちはまっすぐJUNさんに向かった。その週は平日皆勤の7日間通った。

 

この週の香盤は次の通り。①多岐川美帆(道劇)、②JUN (西川口)、③水鳥藍(道劇)、④飯島しき(道劇) 、⑤園田しほり (フリー)、⑥青山ゆい(東洋)〔敬称略〕。

JUNさんは二番手なので木更津からでは三回目ステージに間に合わない。そのはずが・・・なんと5日間も間に合った。これは奇跡だ!JUNさんへのまっすぐな愛が奇跡を呼んだとしか言えない♡ ‘真実の愛’だぁ~(笑)

 

JUNさんのステージ模様を紹介する。

最初に、水色の清潔感あふれる清楚なドレス姿で登場。よく見ると水色というよりメローグリーン系か。でも照明の関係からか水色に見えるし、イメージとしては水色がピッタリ。

胸元にはたくさんの花びらが群集していて、胸元から下は膝上まで濃い水色の布が流れる。その上に、透け透けでふわふわした布がマント状に背中から足元まで垂れる。水色がとてもよく似合う。そこに、白い髪飾り、白いロング手袋、白いブーツと、白をポイントにおく。水色と白のバランスがJUNさんのエレガントさを引き立てる。

水色の衣装から雪のイメージが浮かぶ。JUNさんの色白で凛としたクールな表情は、どこか雪の化身のようだ。私は彼女の美しさに一瞬にして凍り付いた。

次に、白いドレス姿に着替える。胸元に、白と黄とピンクの花がたくさん。ドレスをピンクの帯で締め、スカート部は透け透けの薄い生地。白と黄とピンクの花びらが点在。銀のハイヒールを履き、華麗に舞う。

美しいJUNさんには花が似合う。先ほどの雪と合わせて「花と雪の女王」と呼びたい! 

最初に宣材ポスターを見たとき、JUNさんはどこかアニメ顔だなと思った。初めは「銀河鉄道999」のメーテルかなと思う。JUNさんは栗色の髪をストレートに肩まで垂らしており、メーテルの黒髪とは違うが、切れ長の流し目はメーテルに通じる。実際のJUNさんを拝見して、いま話題のディズニー映画「アナと雪の女王」の主人公とイメージを重ねた。そこで、今回のタイトルをあえて「ハナと雪の女王」とさせて頂いた。

 

ステージの話に戻そう。

JUNさんは優雅に踊る。ダンスセンスが良く様になっている。「幼稚園の頃、モダンバレエと日本舞踊を習っていました。身体を動かすのが好きなんです。」

首から胸元に繋がるドレスの紐を解くと、白いバストがはらりと現れる。ふっくらと形がよく、ピンクの乳首がかわいい。なんてキレイな乳房だろう~♡ この瞬間に、ストリップ・ファンとして私は彼女の虜になった。

ベッドに移る。162㎝の長身のヌードは迫力満点。バストの美しさに負けないほど、白桃のような大きなヒップがたまらなくセクシー♡ 

まさにビーナスの裸体。もうメロメロ♪

立ちダンスがJUNさんの美しさをじっくり観せるためかスローテンボなのに対し、ベッドショーがハイテンポな曲になっているのが面白い。ベッドでノリノリになる♪

ちらちらと目が合う。JUNさんは私の目が熱いハートマークになっているのに気付いているはず。私は夢中で彼女の全身を目で愛した。

 

JUNさんはステージだけで十分に私を惹きつけた。

それに加え、ポラでの対応が私を喜ばせた。毎回私の手紙に丁寧に反応し、ポラの裏にびっしりコメントを書いてくれた。仲良くなれる予感がして私は有頂天になった。

今回の演目名を聞いたら「JUNデビュー作」と返答。「1曲目の選曲は私です。2曲目(←今回は踊ってません)と3曲目は、(園田)しほり姐さん。4曲目は西川口の社長です。振付は、(園田)しほり姐さんと(華月)蓮姐さんです。私のデビュー作は、皆様と創り上げた大切な演目なんです!!」「3月21日に初めてステージに上がった時はぶるぶると震えていました。そんな私を皆様が沢山支えて頂けた事が本当に心に焼き付いています。私も感動を共感できるような踊り子になりたいと日々思います。そのための努力をしていきますっ」。彼女のコメントを読んでいると、周りの方々に対する感謝の気持ちや心配りを常に持ち合わせている。女性としての優しさや思いやりを強く感じる。

あわせて、ストリップに対する真摯な姿勢に胸を打たれた。ストリップに入るきっかけを語ってくれた。「私は、ストリッパーに憧れて、三年の月日が経っていました。今年の雪の日、ふと思ったのです。(二月)『今しかない!!』その気持ちを思って、西川口テアトルミュージックに電話をかけました。そして、皆さんの温かいサポートで3月21日にデビューできました。とても幸せです。」前職の小売販売員からストリップの世界に飛び込んでくれたのだった。AV経験はなく、まさに素人さんからの飛び込み。なるべくしてストリッパーになったと思わせられた。もっと前からお会いしたかった気持ちに駆られた。

毎回のポラ・コメントがびっしりと書かれている。とても丁寧で綺麗な字体。文字を見ているだけでもうっとりする。彼女の性格をよく表している。しかも、毎回のように、もっともっと踊りもお客さん対応も頑張りたいと書かれている。私の手紙が勉強になるようで「世界にたったひとつの大切な教科書」と喜んでくれる。文通が弾むたび私はJUNさんに夢中になる。

ただ、JUNさんはしっかりした落ち着いた女性で、ちゃらちゃらした雰囲気を全く感じさせない。ハイテンションなノリで仲良くできるタイプではない。適度な距離をおき、時間をかけて仲良くなるタイプか。すごく誠実な人柄を感じさせる。そこに私は強く惹かれた。

メールアドレスなど連絡先を教えたがために客とトラブルになり踊り子を辞めた新人もたくさんいる。長く踊り子を続けるためには客との距離感は大切で、新人のうちはステージのみで応援してもらった方がいい。私は踊り子と客の恋愛関係を否定する気はないが、踊り子さんも男性を見る目を培ったうえで相手との対処方法を考えたらいい。純粋なストリップ・ファンにとって踊り子さんにちょっかいを出す輩は敵である。JUNさんには少しでも長く踊り子を続けてほしいと心から思う。私でよければ、ストリップの父としてサポートします。

私はJUNさんに出会った今週から熱く応援しているが、それに対し、JUNさんは大人の対応をしている感じ。冷静に私のことを観察している。自分の垣根をしっかり持っていて、簡単に心の扉を開けてくれないタイプだなと私は感じていた。男と女とはそれでいい。仲良くなるためには時間がかかるもの。いや、時間をかけなければならないもの。そして、JUNさんとは長く応援すればするほど、踊り子とファンとして、必ずいい関係になれそうな気がする。会うたびに「ただいま~」とホームに帰った気分にさせてくれる踊り子になってほしい。

 

映画「アナと雪の女王」では、仲良しの二人の姉妹が登場する。ふたつの心はいつもひとつだった。姉エルサが秘密の力に目覚めるまでは・・・

なんでも凍らせてしまう禁断の力をもつ姉のエルサが、かわいい妹のアナを傷つけないように彼女の側から離れていく。運命が二人を引き裂く。

アナは姉エルサの犠牲と愛の深さを悟り、「雪の女王」になった姉エルサを探して旅をする。凍った心を解かし、凍った世界を救う鍵は‘真実の愛’であった。以上のストーリー。

私も、JUNさんの心を優しく解かし、JUNさんの心の扉を通れるファンになれるよう、これから精一杯応援させて頂きますね。

来月6月中のシアター上野での再会が楽しみです♪

 

 

平成26年5月                          渋谷道頓堀劇場にて