MINAMIさん(まさご座所属)の、H31(2019)年7月結の大阪晃生ショー劇場における公演模様を、演目「夏」を題材に、「MINAMIさんの元気な夏」という題名で語りたい。
2019年7月結の大阪晃生ショー劇場に初日から二日連続で顔を出す。
その週の香盤は次の通り。①金魚(道劇)、②ゆきみ愛 (小倉A級)、③MINAMI (まさご座)、④RIN(晃生)、⑤水咲カレン(TS) 〔敬称略〕。
今週のお目当てはMINAMIさん。5月中の渋谷道劇で3作目「ハイカラさん」を初めて拝見し、その後に観劇レポートを書き上げていたので早くお渡ししたかったのにタイミングを逸して三か月も経っていた。
既に、新作「夏」が前週の栗橋にて初出しされていた。
今週は二個出し。1,3回目は新作「夏」、2,4回目は3作目「ハイカラさん」。
すぐさま新作のレポートが書きたくなってMINAMIさんに曲名を教えてもらう。
なにせデビューして初めての夏を迎えるMINAMIさんにとって、当然に初めての夏の演目であるから、どんな作品を持ってくるのか、ファンとして注目していた。
拝見した瞬間に、MINAMIさんらしくて嬉しくなった。なんといっても元気いっぱいの作品である。本人も「元気な立ち上がりをやってみたくて作って頂いた演目です。」とコメントしてくれた。
おじさんの私としても、前作「ハイカラさん」が全曲洋楽だったのに対して、今回は全曲邦楽でしかも聞き覚えのある曲ばかりだったので、すぐノリノリになれる。曲の雰囲気からして、もしかしたら全曲をMINAMIさんが選曲したのかなと最初思ったが、実際は「3,4曲目は自分で、残りは三枝美憂姐さん選曲です。」とのこと。いずれにせよ、MINAMIさん自身が選曲した「打上花火(DAOKO×米津玄師)」と「プラネタリウム(大塚愛)」にMINAMIさんらしさが詰まっている感じがする。
さっそく新作「夏」のステージ内容をおさらいする。
最初に、ひまわりをイメージさせる黄色い衣装で登場。
上半身はノースリーブで白い襟の付いた衣装。下半身はサイドにポケットが付いたパンタロン風のズボン。髪には白の上にピンクと黄色がのった花飾り。足元は白いブーツ。
一曲目は、島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」で、音楽にのって元気に踊る。
音楽が終わって、一旦暗転し、着替える。
今度は上下セパレートな軽装で登場。上半身は襟元が付いたブラ状の衣装。下半身は、ミニスカートで裾に金の横線がたくさん入る。上下の衣装模様は、水色のジーパン生地にオレンジとグレイの猫がたくさん描かれている。同じ模様で、小さな帽子、そして両手首の布。
白いロングブーツを履いて、軽快な明るい音楽にのって楽しく踊る。
二曲目は、松浦亜弥の「year! めっちゃホリデー」。
音楽が変わって、衣装を脱ぐ。下には、青・黄色・緑の鮮やかな色彩の上下の水着が現れる。
三曲目は、DAOKO×米津玄師の「打上花火」。しっとりとした大ヒット曲。
この水着も脱いで、白いシュミーズ系のドレスを着て盆に移動する。
ベッド曲は、大塚愛のかわいい曲「プラネタリウム」。セクシーなベッドショー。
立ち上がり曲は、プリンセスプリンセスの「世界で一番熱い夏」。まさにMINAMIさんが望んだ元気いっぱいの立ち上がりである。
この演目で、今年の夏を乗り切りたい。そんな気持ちにさせてくれる作品である。
余談ではあるが、MINAMIさんのサインで、最初のMの字に猫がデフォルメされているのを見て、私が手紙に描くニャンコによく似ているなぁと思った。私のニャンコの友達になってほしいなぁーと思っていたら、MINAMIさんからの手紙に「猫乃みい子です♪」と猫の全体像が描かれてきた。
キャー!!! かわいい~♡
お絵描き好きの私は歓喜した。
なんと「(この猫のキャラクターに)JUN姐さんが名前を付けてくれたよ」と付け加えられていた。
実は、私はJUNさんのキャラクター「じゅんこ」の大ファンで、ポラを買うたびに、じゅんこの絵を描いてもらっている。この「じゅんこ」は‘おばけのQ太郎’をデフォルメしたしたもので不思議なかわいさを持つ。私の童話に合わせて、いろんなじゅんこが描かれる。時にじゅんこがメーテルになったり、かぐや姫になったりもする。JUNさんの絵の特徴は「牧歌的な味わい」であり、登場するじゅんこに癒される。この「じゅんこの絵」を私ほどたくさんコレクターしている人はいない。いずれ「じゅんこ」の個展を開けるなと密かに思っているほどだ(笑)。
JUNさんも最初は「私はじゅんこしか描けないから」と絵を描くのを遠慮していたが、是非にとお願いして、いざ書きだすと「お絵描きは楽しい♪」と毎回描いてくれるようになった。今やJUNさんは私の専属マンガ家の第一人者になっている。
MINAMIさんの「猫乃みい子」もそうならないかなぁとふと思ったよ。(笑)
2019年7月 大阪晃生ショーにて