松本ななさん(東洋所属)について、2019年11月結の渋谷道頓堀劇場での公演模様を、演目「LiSA」を題材にして、「松本ななとLiSAを同時に味わう」という題名で語りたい。

 

 

2019年11月結の渋谷道頓堀劇場に三日目から顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①(DX東寺)、②井吹天音(フリー)、③松本なな(東洋)、④澤木夢(ロック)、⑤南美光(TS)、⑥虹歩(蕨ミニ)〔敬称略〕。今週は埃さんの1周年週。また、澤木夢さんが初乗りでBD週。

 

  今週は二個出し。1,3回目に今やなな松の代表作「むすんで」、2,4回目に新作LiSA」。

新作と言っても既に9月頭のシアター上野で初披露しており、その時に私は拝見している。その週に漸くジャニーズのレポートを出したばかりというのに(まだレポート未提出の作品もあり)、その上に新作がどんどん出てきて、私のレポートが間に合わなくなって焦っていたところ。だから、新作「LiSA」も半分上の空で観ていた。

 ななさんから「また新作だしちゃったー笑。またハードロックテイストになってしまった」「どしどし新作だしすぎ松です笑」そのうえ「LiSA狂いにはなるかも・・・女の子だから多めにみてっ笑」というポラコメを頂いている。そのときはジャニーズのレポートを提出したばかりということもあり、新作「LiSA」はじっくり拝見してからレポートしようと思っていた。

 いつの間にか日が過ぎて、あれから三ヶ月近くも経ってしまった。そして、今回の11月頭の渋谷道劇で演目「LiSA」をガンガン拝見している。すぐに演目名と曲名を確認する。

 

 LiSAって何者だー?

 私のレベルとしてはそこからスタート。教えてもらったその日の夜に、ネットで検索。

LiSA(リサ、1987年6月24日- 現在32歳)は、日本の女性歌手。岐阜県関市出身。現所属レーベルはSACRA MUSIC、オリジナルブランドは「YAEVA MUSiC」、事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。血液型はB型。本名は織部 里沙(おりべ りさ)。

2010年春より放送されたTVアニメ『Angel Beats!』の劇中バンド「Girls Dead Monster(通称:ガルデモ)」2代目ボーカル・ユイの歌唱役として人気を集める。

2011年に「LiSA」としてソロでメジャーデビューを果たし、同年4月に初のCDとなるミニアルバム『Letters to U』をリリース、同年11月に初シングル「oath sign」をリリースする。以降、アニメのタイアップを中心にシングル・アルバムを発売し人気が出る。

ライブパフォーマンスに定評があり、オーディエンスを煽り巻き込むパワフルなライブパフォーマンスが人気を集める。ワンマンライブの他、アニソン系・ロック系のフェスティバルに出演、世界でのライブの活動など活動の幅を広げている。「ロックヒロイン」と呼ばれる二つ名を持つ。

ラウド系ロックからポップスまでを唄いこなす、変幻自在さが持ち味の音楽性は、アニソンやJ-POPといったジャンルの壁を超えて、様々なフィールドで活躍している。

 

以上のような解説だが、私はとにかくMVやライブ動画を片っ端から観た。

めっちゃカッコいいし、セクシーで艶っぽいし、ライブがパワフルでその体力は半端じゃない。観客と一体になって歌って踊り狂っている。その姿が、松本ななさんに重なってきた。「ありゃ、こりゃ松本ななさんではないの!?」そう思えてきた。ななさんが先に「LiSA狂いにはなるかも」と言っていた意味が漸く分かってきた。ななさんはLiSAを理想としてステージを目指しているんだ!!!と気づいた。特に新作「LiSA」ではLiSAになりきっているんだ。そう気づいて、翌日ポラ時に質問した。「そーなのだっ!! 最近LiSAになりたくなっちゃってる松本ですー。LiSAの曲は他のもすごく良くて元気もらってるんだーっ★」 改めてLiSAのどのへんに憧れているのか聞いてみた。「一度ライブ観に行ってるんですが、とにかく自分のダメなとこも含めて、お客さん達と一体になれるライブや曲を作ってやってくれるとこが好き! まだ好きなとこいっぱいある~笑」との返答ポラコメを頂く。

 私は初めてLiSAを知ったわけだが、ななさんはずっと前からLiSAさんに憧れ、彼女と同じように観客と一体になったステージを目標としていることを知った。ななさんの観客と一体になったOPショーでのブンブンなどの仕草はLiSAさんに影響されていることが初めて理解できた。

 ななさんが好きになったアーティストなら私も好きになりたい。いや、ライブ映像を観ていたら、「エロいなぁ~是非この人をストリッパーにしたい」という願望がむらむらと湧き上がってきた。しかしLiSAさんが踊り子になるのは無理だろうから、これからは松本ななさんをLiSAさんと思って夢中で萌え萌えシェイクしたいと思った。(笑)

 

 

 さて、作品「LiSA」のステージ内容を紹介しよう。

 もちろん、全曲LiSA の曲である。また、LiSAは独特のファッションセンスにも人気があり、その親しみやすいキャラクター性で同性からの支持も厚い。今回の演目の衣装も当然にLiSAっぽい。

 最初に、★型が付いた黒い帽子を小粋にかぶり、黒いジャンバーを着て登場する。

 黒いロングブーツを履いて、音楽に合わせカッコよく踊る。

 一曲目は、「ROCK-mode'18」。

 音楽が変わり、帽子と黒いジャンバーを取る。

 髪を後ろに黒い紐で結んでいる。ピンクの星形のイヤリングが見える。

 上着は右肩から斜めに下に流れる。ふわふわしたスカート。どちらの生地も黒地に赤い斑点が入っている。これはLiSAのイメージカラーでもある。

 右手の腕には三本の黒い紐バンドを付ける。左手にはピンクの手袋。肩には赤と黄色のスカーフを付けている。

 音楽に合わせ、激しくホイッスルを吹く。

 二曲目は、「Rally Go Round」(ラリー・ゴー・ラウンド)。LiSAの8枚目のシングルとして2015年5月27日にアニプレックスから発売された。作詞:LiSA・古屋真、作曲:じん、編曲:akkin。前作「シルシ」から約5か月ぶりのリリースであり、2015年1作目のシングル。表題曲「Rally Go Round」は、テレビアニメ『ニセコイ:』のオープニングテーマに起用された。

 音楽が変わり、スカートを脱ぐと黒いパンティが現れる。更に上着も脱ぐと黒いパンティひとつになる。白・ピンク・黒とまだらな色彩の長い蔓状のポイ(ベールポイ)を身体に巻く。

 三曲目は、「DOCTOR」。2013年10月30日発売、LiSAの2枚目の2ndフルアルバム「LANDSPACE」の収録曲。作詞:LiSA、作曲:カヨコ、編曲:堀江晶太。

 LiSAは歌うだけでなく、作詞が素晴らしい。この曲は女性の寂しさを歌い上げており、その表現力が凄い。まさに"妖艶"そのもの。

 音楽が、スローバラードに変わり、盆に移動する。

 黒いパンティを脱いで、左手首に巻く。パイパンが眩しい。

 ベッド曲は、「Blue Moon」。アルバム「LiTTLE DEViL PARADE」収録。作詞:LiSA、作曲:カヨコ。

 一転、立ち上がり曲は「蜜」でノリノリ。アルバム「Launcher」。作詞:LiSA、作曲:カヨコ。

 

 ネットでLiSAさんの経歴の他に人柄を読むと人間くさいところにも惹かれる。

・歌手活動の他、ギター演奏や声優にも挑戦するなど、様々なことにチャレンジする傾向があり、負けず嫌いである。 ブログ はインディーズ時代の2008年に立ち上げ、メジャーデビュー後も使い続けている。

・趣味は掃除、映画、料理などで、ブログやTwitterに投稿することが多い。綺麗好きで帰宅後に掃除を必ず行うためブログの更新が遅くなる。 大食漢であり、2日間で食べた7食分の画像をブログに載せたが、まだほんの一部だとしていた。ブログやTwitterでは高確率で食べ物の写真が掲載される。

・ファッション雑誌「KERA」でファッションフォトを撮られたことがある。ファッションセンスに評判があり、ファッション業界とのコラボ商品を度々発売している。

・LIVEなどで激しい動きをするため運動神経が良いと思いがちだが、本人は運動は嫌いと語っている。2015年に体調不良で倒れツアーが中止になった事をキッカケに、健康のためにキックボクシングを行っている

・LiSA用語と呼ばれるオリジナルのワードをいくつも作っており、ネーミングに強いこだわりを持つ。「LiSA」(リサ)、「LiVE」(ライブ)など、「i」を小文字にして他の文字を大文字にする事が多い。LiSA自身はラ行をローマ字にして用語を作るときにRではなくLを用いる事が多い。 CDを「ラブレター」、ライブを「デート」、メディア出演を「お弁当」、ファンクラブ限定配信放送を「秘密基地」と称している。また、自身のファンのことは「LiSAッ子」と呼んでいる。

今後のライブや楽しいことを考えるときに「楽しいことをねりねりする」と表現し、考えることを「ねりねりする」と言う。

 

 人は目標とする人を見つけると必ず目標に近づける。「この人ならどう考え行動するだろうか」と自然と考える。「こういう人になりたい」と自然と努力できる。それが必ず成長につながる。だから憧れる人を持つことは素晴らしいことだ。

 今回の演目「LiSA」は、LiSAに憧れる松本ななを見れる、最高にステキな作品である。

 

2019年11月                            渋谷道劇にて

 

 

 

                                    2019.19

エロ童話『パンツの中の傘小僧

~松本ななさん(東洋所属)の演目「むすんで」&「LiSA」を記念して~

 

 

 この世には説明のつかない不思議なことがある。

 雨がざーざーと降る中、ある人は傘もさしていないのに全く濡れていない。こうした現象には必ず妖怪が絡んでいる。

 今回お話するのは傘小僧という妖怪の話である。傘小僧は人の目には見えないが、茶目っ気たっぷりの、少しエッチな妖怪である。身体の大きさを変幻自在に変えられる。

 

 

 そぼ降る雨の中、一人の美少女が道を歩いていた。彼女の名前はななと言う。

 不思議なことに、傘をさしているわけではないのに、彼女は全く濡れていなかった。

 実は、傘小僧がななに憑りついていた。傘小僧は可愛いななに一目ぼれして彼女の耳元で囁いた。

「ぼくが君の傘になってあげる・・・」

 雨が降ると、傘小僧はななの頭の上にのぼり、大きな傘を作った。もちろん、傘は人の目には見えない。だから、ななには雨粒がかからない。

 ななは最初、目に見えない傘小僧を気持ち悪いと思ったが、接しているととても優しい声だし、何よりも便利なので仲良くお付き合いしようと考えた。

 

 ななは趣味でキックボクシングをやっていた。友達に誘われて始めたのだが、身体を動かして汗をかくのが最高に爽快!

 傘小僧は、じめじめと湿ったものが大好き。

ななが汗を流すと喜んだ。可愛いななが流す汗はダイヤモンドのようにきらきらしていた。傘小僧は汗にキスをした。時に脇の下に潜り込んでペロペロ舐めると、ななはくすぐったくなって可愛い悲鳴をあげた。

 

 傘小僧は、なながおしっこをすると大喜び。本能的に傘が開いて水滴を浴びる。少女の甘酸っぱい匂いが立ち込めて、傘小僧は恍惚の表情を浮かべた。

 傘小僧は、ななのパンツの中に住みたいと思った。この中はじめじめと湿っていて、ぼくにとって最適な空間だ。ななの香りがぼくを幸せにしてくれるし、ここをぼくの家にしちゃおうっと!

 ななはパンツの中がもぞもぞして変な気分になった(笑)。

 

 ななは泣き虫だった。キックボクシングをして身体を鍛えているが、心はとても繊細な少女だった。悲しいこと、つらいことがあると、すぐ涙を流した。

 傘小僧は涙に激しく反応した。ななの涙にキスをしながら優しく囁いた。

「どうしたの? ぼくに話してごらん。なんでも聞いてあげるよ。」

 友達に心無いことを言われたり、失恋したり、・・・いろんなつらい出来事がある。

「大丈夫だよ。ななは悪くないよ。」・・・傘小僧はななを慰める。

 そして、最後にこう付け加えた。

「ぼくが君の心の傘になってあげる。いつだって一緒だよ。これからもずっとずっと君のことを守っていくからね。」

 ななは笑顔を浮かべて頷いた。

 

                                    おしまい