松本ななさん(東洋所属)の、2019年5月結の大阪東洋ショー劇場における公演模様を、三周年「うさぎ」を題材に、「久しぶりの東洋出演について思う」という題名で語りたい。
2019年5月結の大阪東洋ショー劇場に中日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①松本なな(東洋)、②藤咲茉莉花(ロック)、③花咲ぼたん(ロック)、④小宮山せりな(ロック)、⑤真白希実(ロック) 〔敬称略〕。
松本ななさん自身が「東洋で会うのは一年ぶりかも? 笑」というほどに久しぶりの東洋出演。実際は昨年10月中以来、約7か月ぶりの東洋になる。東洋所属とは思えないほどけっこう期間があいたね笑。今後は、渚あおいさんも先月引退して東洋メンバーが少なくなったからもっと短い間隔でのれると思うし、是非そうなってほしい。なぜなら今や東洋が私のホームシアターなので、ここに出演してくれたら確実に会えるからね。
何故にななさんが東洋出演が少ないのかは分からないが、今やななさんの人気は関東でブレイクしている。この実力を東洋劇場側もしっかり認識すべきだ。
今週見ていたら、ななさんのポラがよく売れている。久しぶり効果もあるかもしれない笑。先週の川越ゆいさんといい、滅多にのらない東洋っ子のポラはよく売れるからね。というか、やはりななさんの人気・実力がじわりと浸透してきたせいだね。
ななさんは関東を中心として連投が多いので、ちょっと気を抜くと会えない週もある。いつの間にか新作が出ていたこともしばしば。しかし、私はななさんの演目は全てレポートにしている。数ある踊り子の中で、全ての作品をフォローしている方は殆どいない。そういう点からも、私の中で、ななさんは貴重な存在になっている。それはななさんの人柄なんだな。私のレポートを心から喜んでくれる。最近の踊り子さんの中には、選曲名を教えてくれなくなったり(著作権の問題からか)、ステージ中にメモをとることを拒んだりする方も出てきている。私との長い付き合いの中で私がどういうストリップの楽しみ方をしているかは踊り子さん自身がよく分かっているはず。観劇レポートはあくまで私と踊り子さんの間のもので、仲良くなるための材料になっているだけ。だから私はそうされると観劇レポートを書く気が起こらなくなり、ひいては応援をやめていく。お絵描きも同じで、「絵は踊り子さんの真心」と感じている。つまるところ踊り子さんと気持ちが通じなくなったと感じたら離れていく。私がななさんを大好きなのは、いつも仲良くしてくれる気持ちを感じるから。だから、ななさんの全作品をレポートに記憶させておきたいとも思うわけ。
そう思っていたら、なんと肝心の三周年作の観劇レポートが抜けていた。今週初めて拝見して唖然としたところ。本当に申し訳ない。遅ればせながらレポートさせて頂きます。
今週の出し物は二個出しで、1,4回目ステージを三周年作「うさぎ」、2,3回目ステージを新作「雨」としている。
さっそく三周年作「うさぎ」のステージ内容を紹介します。「三周年作のテーマはねー・・『セクシーおちゃめな垂れうさぎさん』ですかね笑。自分で選曲したよー。振付は1,2曲目まで雅麗華先生です。」
最初に、うさぎに扮して登場。斬新な白い着物姿にびっくり☆
頭にはヘアバンドで白いうさぎの垂れ耳。
白い着物姿であるが極めて斬新。足元はロングブーツを履いている。大きな白い布を手に持つ。布の中には大きな青・黄色・ピンクの逆三角形がプリントされている。
音楽に合わせ、布を振り回して舞い踊る。
着物ではあるが、音楽は全て女性ボーカルの洋楽でまとめている。私の聞き覚えがある曲はひとつだけで、他は最新の人気曲を網羅しており感心する。
一曲目は、Ariana Grandeの「Just a little bit of your heart」。優雅なメロディラインでとても着物にあう曲だね。
アリアナ・グランデ(英語: Ariana Grande, 1993年6月26日 - 現在25歳) は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター、女優。 アルバム『Yours Truly』『My Everything』および『Dangerous Woman』シングル「The Way」「Problem」などの大ヒットにより、国際的な人気を博している。マライア・キャリーを彷彿とさせる歌声を特徴としていることから、「ネクスト・マライア」と評されることもある。
女優としてはニコロデオンのシットコム『ビクトリアス』および『サム&キャット』のキャット・バレンタイン役で知られる。 主な愛称は”Ari”(アリ)。また、彼女のファンのことを”Arianator”(アリアネーター)と呼ぶ。
二曲目は、Nicole Scherzingerの「Wet」。こちらはノリのいい曲だね。
ニコール・プレスコヴィア・エリコラニ・バリエンテ・シャージンガー(Nicole Prescovia Elikolani Valiente Scherzinger、1978年6月29日 - 現在40歳)はアメリカ合衆国の女性シンガーソングライター、ダンサー、モデル、女優でプッシーキャット・ドールズのリードシンガーとして知られる。
大きな布を取っ払うことで、着物姿の全容が見える。帯はなんとコルセット状。帯の後ろには紫と白の紐が垂れている。
音楽に合わせ、着物を脱いでいく。コルセット状の帯を取り、その下の白い帯も徐々に取っていく。
下には、白い上下の下着姿(ブラとパンティ)が現れる。白い首輪、白いガーター、そして白いロングブーツ。よく見ると、お尻に丸い尻尾がある。そうか、白いバニーガール。
余談ですが、うさぎには性的誘惑シンボルとしてのイメージがある。ご存知、バニーガール。うさぎには発情期というのがないため、年中生殖行為ができ、そのため繁殖率が極めて高い。これが弱い草食動物でありながら生存競争に勝ち残った、うさぎの生き残り戦略なのである。このため、西洋では、うさぎのことを多産、豊穣のシンボルとされている。アメリカの成人誌プレイボーイのキャラクターであるラビットヘッドの由来もここにある。
三曲目は、Rita Ora (リタ・オラ) の「Body On Me ft. Chris Brown」。
リタ・オラ(Rita Sahatçiu Ora、1990年11月26日 - 現在28歳)は、イギリスの歌手、女優である。2012年2月、DJフレッシュのシングル「ホット・ライト・ナウ」に客演し、イギリスで首位獲得。彼女のデビュースタジオ・アルバム「オラ」はイギリスで初登場1位を獲得。このアルバムからのシングル「R.I.P.」と「ハウ・ウィー・ドゥ (パーティ)」はイギリスで1位を獲得した。これによりオラは、2012年に3曲連続全英チャート1位を獲得した唯一のアーティストになった。
2014年、シングル「アイ・ウィル・ネヴァー・レット・ユー・ダウン」がイギリスで首位を獲得。そして、客演したイギー・アゼリアのシングル「ブラック・ウィドウ」はイギリスとアメリカでトップ5に入った。2015年、「The Voice UK」第4シーズンのコーチに就任。その年に終わりに、「Xファクター」第12シーズンの審査員に就任した。
音楽が変わり、白い椅子に絡んで踊る。
四曲目は、シアラ (Ciara)の「Body Party」。このエロエロな曲だけ聞覚えがあるぞ。笑
かなりテンポのゆっくりとしたR&B。米アトランタ出身のCiaraの5枚目のアルバム”Ciara”からの1曲。
シアラ・プリンセス・ハリス(Ciara Princess Harris、1985年10月25日 - 現在33歳)は、アメリカ合衆国の女性歌手、ダンサー、ファッションモデル、女優である。テキサス州オースティンで生まれた。身長177cm。
2004年夏にアルバム『グッディーズ』でデビューした。アルバムは2004年9月28日にアメリカ、2005年1月24日にイギリスでリリースされた。アルバムはBillboard Hot 100上で首位を獲得、世界中で500万枚以上を売り上げた。2枚目のアルバム『シアラ:エボリューション』は2006年12月にリリースされた。アルバムはリリースからわずか5週間後にアメリカを含む世界中でプラチナ認定を受けた。
盆に椅子を運んで、ベッドショーへ。椅子ベッドは見応えがある。
立ち上がり曲は、Samantha Jade(サマンサ・ジェイド) の「Always」。最後はノリノリで決める。
Samantha Jade サマンサ・ジェイドは、オーストラリアのシンガーソングライター。西オーストラリア州パース出身、1987年4月18日生まれ(現在32歳)。
父親は、イギリス人とインド人の血を引き、母親は、スコットランド人の血を引く。4歳の頃から、モデルとして活動し、9歳でアメージング・グレースを歌い、タレントショーで優勝などもしている。
04年にリリースされた「Shark Tale」のサウンドトラックに、彼女が作詞した"Secret Love"をJoJoが歌い、ソングライターとしても名が知られ始めることとなった。06年には、映画『Step Up』の同名主題歌"Step Up"がビルボード・ポップ・チャート100でに92位にランクインし、シンガーとしても注目され始めた。また、07年にリリースしたAshley Tisdaleのアルバム『Headstrong』に曲を提供したり、バック・ヴォーカルで参加したりと、活躍している。
垂れうさぎの姿を見ながら、ウサギにうるさい私は立ち耳と垂れ耳の違いを考えていた。
うさぎは世界中に約150種類ほどいると言われる。私たちがペットとして馴染んでいるうさぎはそのごく一部、もとをたどれば「アナウサギ」を改良したもの。
そして、立ち耳と垂れ耳で性格が違うようだ。
立ち耳さんは、野原で機敏に身を守って生きてきた血を濃く継いでいるせいか、繊細な性格を持ち合わせているようです。人懐っこい性格で、ヒトと仲良く暮らしてくれる。
一方、垂れ耳さんはロップイヤーと呼ばれます。ロップイヤーは一般的に、穏やかな性格と言われます。ホーランドロップなどは、人に飼われるために交配し作られた種だからかもしれません。垂れた耳のフォルムが愛らしいので人気がありますし、穏やかで、飼いやすい。
立ち耳さんも垂れ耳さんも、うさぎは人気ありますね。
私は丸い尻尾が好きです。はい、ななさんのお尻にかぶりつきたくなります。笑
2019年5月 大阪東洋ショーにて
童話『林檎の好きなウサギ』
~松本ななさんの3周年作「うさぎ」を記念して~
あるところに、うさぎの国がありました。
うさぎの城には、かわいいうさぎ姫が住んでいました。うさぎ姫は林檎が大好きでした。いつも城の窓から林檎の木々を眺めているせいか、林檎のように真っ赤なお目目をしていました。
ある日、うさぎ姫は城を抜け出し、木から直に林檎を取って食べようとしました。
必死で木に登ろうとしましたが、うさぎは木に登れません。うさぎ姫は木の下で、真っ赤な目を更に真っ赤にして、木の上の林檎をじっと眺めていました。
その様子を見ていた小鳥がうさぎ姫に声をかけました。「私が林檎を落してさしあげましょう。」
小鳥は甲高い声を出し、仲間を呼びました。集まった小鳥は総勢七羽。
七羽の小鳥たちは林檎の小枝をくちばしでトントンと突つき落としました。
「小鳥さん、ありがとう」 うさぎ姫は林檎をほおばりました。なんて美味しいんでしょう。みずみずしい甘酸っぽさに、おもわずうっとり。
ところが、夢中で林檎を食べている最中、つい林檎をのどに詰まらせてしまい、そのまま仮死状態になってしまいました。
さぁ~大変!! 七羽の小鳥たちは大騒ぎ。
ちょうど、その時、隣の国のうさぎ王子が近くを通りかかりました。
うさぎ王子は、小鳥たちが鳴き騒いでいるのに気付き、林檎の木の下に倒れているうさぎ姫を見つけ驚きました。と同時に、うさぎ姫のあまりの美しさに一目で心を奪われました。
うさぎ王子はうさぎ姫を抱きかかえ、そして彼女のかわいい唇にキスをしました。その瞬間、のどに詰まっていた林檎がぽろりと出てきて、うさぎ姫は息を吹き返しました。
うさぎ王子も林檎が大好きでした。キスをしたときに、うさぎ姫の吐息から林檎の甘酸っぱい香りがしました。さらに、うさぎ姫の下腹部をちらりと見たら、真っ二つに割れた林檎の芯が見えました。うさぎ王子は激しく心がときめきました。
うさぎ姫はうさぎ王子をじっと見つめて言いました。
「助けて頂きありがとうございます。お礼をさせて下さい。私にできることならなんでもさせていただきます。」
うさぎ王子はポツリとつぶやきました。「あなたの林檎が食べたい・・・」
二人(いや二匹)は林檎のように甘酸っぱい関係になりました。
そして、結婚して、いつまでも大好きな林檎を食べました。とさ
めでたし めでたし