今回は、東洋の踊り子・松本ななさんの、H31年4月結の大和ミュージックにおける公演模様を、新作「雨」を題材にして語ります。
新作「雨」はH31年4月頭のミカドで初出しされ、そのとき私はちょうど拝見していた。
その週のメンバーは次の通り。①宮野ゆかな(TS)、②黒瀬あんじゅ(TS)、③蘭あきら(晃生)、④松本なな(東洋)、⑤上野綾(東洋)、⑥水元ゆうな(東洋)〔敬称略〕。今回は、東洋メンバー三人がミカドに集結し、ミニ東洋大会の様相。ちなみに、今週は渚あおいさん、白鳥すずさんが横浜ロックに、荒木まいさんが川崎ロックに、と東洋主要メンバーが関東に集まってしまった。東洋ファンを関東に釘付けにしてしまったせいで、大阪東洋に出演中の坂上友香さんと榎本らんさんの方は客が少なかったという噂である。
次に新作を拝見したのが、今週H31年4月結の大和ミュージック。
今週のメンバーは次の通り。①神崎雪乃(晃生)、②愛沢真実(晃生)、③黒瀬あんじゅ(TS)、④松本なな(東洋)、⑤上野綾(東洋)、⑥神坂ひなの(TS)〔敬称略〕。ミカドと三人かぶっているね。今週は上野綾さんの記念すべき10周年週。10周年作が間に合わず、後輩のななさんも含めてんやわんや状態(笑)。
さて、さっそく新作「雨」の内容を紹介しよう。
最初に、白い傘を差している。まるで日傘のような優雅さで、ビニール傘の上に白い布をかぶせてある。傘の柄にも白い布を巻き付ける。雨の演目だから日傘ではないな。
金髪のウイッグをかぶり、きらきらした宝石のようなヘアバンドを巻く。
衣装は、雨をイメージして、青と青紫がうろこ状に重なる。袖には雨だれをイメージした水色の布が垂れている。
音楽に合わせて軽快に踊る。
一曲目は、SEKAI NO OWARIの「RAIN」。メジャー11枚目のシングル。2017年7月5日にToy's Factoryより発売された。作詞Saori, Fukase、作曲Nakajin , Saori, Fukase。前作『Hey Ho』より約9ヶ月ぶりのシングル。 表題曲の「RAIN」は、米林宏昌監督のアニメ映画『メアリと魔女の花』の主題歌に起用された。SEKAI NO OWARIがアニメ主題歌を担当するのは『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』で起用された「RPG」以来4年ぶりとなる。 「第59回 輝く!日本レコード大賞」で優秀作品賞を受賞した。7月4日付のオリコンデイリーランキングでは2.8万枚を売り上げて2位にランクイン。その後も6日連続でトップ3以内をキープし、7月17日付のオリコン週間ランキングでは5.9万枚を売上げ2位にランクイン。
余談になるが、私はセカオワ(SEKAI NO OWARI)のファンではない。だから彼らの曲をいつも聴いているわけではないが、たまに踊り子さんが演目で使っている選曲を聴くたびに好きになっていく。今回のななさんの演目でセカオワ(SEKAI NO OWARI)がますます好きになってしまった。彼らの曲の発表スピードは速くはないが出す曲を聴くたびにセカオワの魅力に引き込まれていく。しかも、この曲はジブリを離れた米林宏昌監督のアニメ映画『メアリと魔女の花』の主題歌か。こりゃ、ジブリの続きとしてアニメ映画『メアリと魔女の花』も観ないといけないなぁ~と思わせられる。
とにかく、セカオワの曲は一気にドラマの中に引っ張り込む力が凄い。一曲目にもってきて大成功である。
音楽が変わって、衣装を着替える。
長いドレスを脱ぐと、ブラとスカートという上下セパレートの軽装になる。首飾りからたくさんの長い銀のフレンジが流れる。肩紐で水色のブラを吊るす。スカート部は白と青がふわふわしている。右足に青い紐をクロス。音楽に合わせて、白い傘を振り回して軽快に踊る。
二曲目は、SANOVA のインスト曲「Graceful Day」。綺麗な疾走感がたまらない!こんなに晴れやかな気持ちになれる曲と出会えて嬉しい!!
猪突猛進型 ?! 女性ピアニストが率いる和製ネオ・ジャズ・プロジェクト『SANOVA』の1stアルバム。ピアニスト堀江沙知による和製ジャズ・ピアノインストプロジェクト。
こりゃまた堀江沙知(ほりえさち) という凄い人を紹介してもらった。今やTVやラジオでは毎日のようにSANOVAの曲が流れている。 2017年ビクターエンターテインメントよりメジャーデビュー、1stアルバム「Cloud9」を全国リリース、早くも同年に2ndアルバム「Elevation」を全国リリース。2018年ツアーライブを開催するも名古屋公演、長野公演、埼玉公演、神奈川公演、全て満席完売となる。「試聴して一発でやられた!」「本当に全曲アタリ曲!」「ピアノ好きにたまらない!!」等インスト好きの中で話題になり中毒者が続出。ピアノ、ドラム、ベースそれぞれの旋律にこだわった哀愁あるメロディにJAZZプログレッシブを融合したサウンド。
もう一曲AMのインスト曲「A-bec」が入り、次々と衣装を脱いでいく。白いパンティが見える。薄い布を腰巻のように巻く。
更に、猫叉Masterのインスト曲「Raindrops #2 Station」が続く。こちらは静かなピアノ曲。猫叉Masterこと、佐藤 直之(さとう なおゆき、1975年11月19日 - )は、コナミデジタルエンタテインメント(旧コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ)所属のゲームミュージックの作曲家である。
ここで照明が落ち、暗くなる。最初の傘が白く光る。メルヘンちっくな演出だ。
そのままベッドショーへ。白いパンティを右手首に巻く。
近くに来たのでアクセサリー類を目で追う。最初に金髪と思っていたウイッグの中に水色の毛が混じっている。これは雨の色か、はたまた涙色か・・・
イヤリングが垂れる。右手首にガラスのブレスレットが三本。右手中指に純金のリング。左手小指にプラチナのリング。
最後のベッド曲は、Aimerの「Ref:rain」。ダブルAサイドシングル「Ref:rain / 眩いばかり」は、Aimerの14枚目のシングル。 2018年2月21日に発売された。作詞:aimerrhythm、作曲:飛内将大、編曲:玉井健二、飛内将大。
Aimer(エメ)は、日本の女性歌手。プロフィール非公開。所属レーベルはSME Records、所属事務所はagehasprings。アーティスト名は、自身の長年の愛称である「エメ」に由来し、フランス語で「愛する」「好む」を意味する動詞である。生年月日:1990年7月9日 (28歳)。出身地:熊本市
2018年1月より放送のフジテレビ “ノイタミナ”「恋は雨上がりのように」のタイアップがきっかけで、製作された。「恋は雨上がりのように」のエンディングテーマ曲。
まさしく‘雨’をテーマにした曲である。
次に『恋は雨上がりのように』を調べてみよう。眉月じゅんによる日本の漫画。『月刊!スピリッツ』(小学館)にて2014年8月号から2016年1月号まで連載、その後は『ビッグコミックスピリッツ』(同)に移籍し、2016年8号から2018年16号まで隔週連載。略称は「恋雨」。
とある海辺の街を舞台に、遥か年上の男性に想いを寄せる女子高生の恋模様を叙情的に描いた恋愛漫画である。2015年度コミックナタリー大賞・第2位。2018年1月22日、第63回「小学館漫画賞」(一般向け部門)受賞。 2018年1月よりテレビアニメが放送され。また、同年5月には実写映画が公開された。
感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。彼女はアルバイト先のファミレス『cafeレストラン ガーデン』の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せている。自他共に認める“冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めたる恋心は大きく動き出していく。
ここまで調べてみて、この雨が疑いもなく‘恋雨’であることがはっきりする。
初めて本作を拝見したとき、すぐにいい作品だと思った。
最初に、選曲が「SEKAI NO OWARIの歌で始まり、Aimerで終わる」ことが琴線に触れる。いま最も人気ミュージシャンの二人。‘OWARIで始まる’というギャグ感覚もいい笑。
SEKAI NO OWARIの歌を最後に持ってくるやり方もあったかもしれないが、本作では「SEKAI NO OWARIの歌で始まり、Aimerで終わる」ことがいい感じに仕上がっている。
と同時に、私はすぐに調子にのって「光キラキラの傘から、おもわずPerfumeばりの演出だなぁ~!と思ったよ。かっこよく言えば、現代版‘シェルブールの雨傘’とでも言おうか。」とかっこいい台詞で感想をメモって渡した。
その感想に機嫌をよくしたのか、すぐにポラにコメントが書かれてきた。「最近ヅラばかり被ってる松本です・・・今回は金髪のショートになりました笑」との軽いジョークの後、ところで「太郎さんは雨が降ってきたときどんなこと考えますか?」という神妙な質問が添えられてあった。
現代版‘シェルブールの雨傘’なんて言ったから、ロマンチックな答えを求めているんだろうなぁ~。ちなみに、映画「シェルブールの雨傘」をネット検索したら、Yahoo!映画の解説によれば、<互いに愛し合っていた傘屋の少女と修理工の若者が、戦争に引き裂かれ、別々の人生を歩くまでを描くミュージカル。フランスの名匠ジャック・ドゥミ監督は語り調のセリフを排除。すべてを歌で表現する大胆な歌曲形式を採用して、観る者の心を強く揺さぶる感動ドラマを撮り上げた。ヒロインはフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴ。作曲家ミシェル・ルグランのポップな楽曲と、歌って踊るドヌーヴの魅力が全開の悲恋物語に心酔する。> まさしくロマンチックな名作映画の代表作。
なるほど、本作も「恋は雨上がりのように」(略称は「恋雨」)がテーマになっているので、「現代版‘シェルブールの雨傘’」という感想はそう間違ってはいない。
ともあれ、ななさんの質問に対して、私の正直な回答はこうなる。
子どもの頃は、たしかに雨にロマンチックな思い出もなくはない。雨が降ったら楽しい遠足や運動会がなくなって嫌だなぁ~雨が降らなければいいなぁと思いつつドキドキわくわくしながら床につき~朝起きたら虹がかかっていて、やったーと思ったり。雨が降っても、それが思い出のひとこまになったりと。そんな思い出は誰にでもあるだろう。
しかし、おじさんになってからは、あっ、傘を持ってきてない! 雨が頭皮にかかるとハゲになる!!!!? また雨で濡れている路面に滑って転んだらみっともないなぁ~と思ったり。はい、もうロマンチックなことを考える余裕はありませぬ!
ましてや、ストリップ・ファンの今は、雨が降ると、青山はるかさん(晃生所属)のことが思い出されて恋しくなる。この想いをひとつコミカルな童話にしてみた。これも紛れもない私の青山はるかさんへの恋雨である。
平成30年4月 池袋ミカド劇場にて
~松本ななさん(東洋所属) の新作「雨」を記念して~
ステージが始まった。しかし、彼女は踊るわけでもなく、椅子の上に座ったまま本を朗読し始めた。エロ小説のクライマックス場面。どうも彼女が書いた私小説のようだ。読み終えて、彼女はそのまま袖に戻った。あらあら、普通のストリップとは違うな。いったいどうなっているんだ!?
すぐ後に従業員が出てきて、そそくさとステージ準備を始める。ステージ上にビニールシートを敷く。盆周りの観客にバスタオルを配る。観客はそのバスタオルが何に使われるか分からずにいた。
音楽が流れる。美少女が袖から裸のまま出てきた。ビーナスのような綺麗なヌード。その美しさを眺める間もなく、彼女はすぐに盆の上で音楽に合わせオナニーショーを始めた。彼女の指が秘部をくいっくいっとまさぐる。観客は固唾をのんで見つめる。彼女の身体がビクンと反応した。その瞬間、彼女の股間から噴水が始まった。まるで水道の蛇口を思いっきり捻った感じで潮が吹きだした。
おそらく観客は潮を吹くということ、いやこれだけ激しい潮吹きを観たことがなかったのだろう。あわててバスタオルをかぶる客もいたが殆どの客は彼女のスピードと水量に反応できずにいた。顔にもばしゃーっとかかり、かけている眼鏡も水滴でずぶ濡れ。ワイシャツは水滴で濡れ、肌にべったりくっ付いていた。ずぶ濡れになったとはいえ突然の事態に誰一人文句もいえずに、ただ唖然としていた。
彼女はおもむろに立ち上がり、深々と観客に礼をして袖に戻って行った。
観客は拍手をするタイミングを逸して、ただただ呆然としていた。これが初めて観る“潮吹きショー”だった。
その場に、ちんぽ三兄弟がいた。三人とも盆のセンター席でちょうど位置がよかったのか、お潮を顔に直撃して、ずぶ濡れ状態であった。濡れてはいたが、彼らの顔の表情はにたぁ~として目はランランと輝いていた。最高のものを見せてもらったという恍惚感に浸っていたのだ。
潮吹きショーは毎回のステージで、一日四回行われた。ちんぽ三兄弟は当然そのショーを四回観て、それから毎日彼女目当てで通い出した。
男性には潮を吹くという生理現象が理解できない。おしっこではなく、潮吹きというのはこんなにも勢いよく大量に出るものなのだろうか。
この液体は間違いなくおしっこではない。アンモニア臭がしない。ワイシャツに付いても沁みない。無味無臭な水のような液体。あえて言えば、ポカリスエットに近い味か。
一種のスカトロ体験みたい。以前、女王様の聖水ショーは観たことがあった。これだけの美少女から出たものであれば、おしっこでも喜ぶだろう。しかし、潮という聖なる水をかけられた感じで極めて厳かな気分になる。
とにかく彼女の話題はストリップファンの間に一気に広まった。
劇場常連であるちんぽ三兄弟は、彼女の潮吹きショーに一発ではまった。連日、彼女の潮を浴びたくて盆前に陣取った。
彼女の潮はいつ噴き出すか分からなかった。盆前の特定の相手に直接かかることもあったが、たいていは天井に向って噴き出すので噴水のように全体に広がった。だから彼女が盆の上で背中を向ける位置にいて、後ろ向きになっているからこちらに飛んでくることもないだろうと安心してはいけない。後ろにも飛ぶのである。なお、時に潮吹きが始まらず不発に終わることもあった。生身の身体だから当然だろう。これだけできるのも彼女が若かったからだ。ふつうに男性の身になって考えたら、とても一日に四回なんてできないもんね。
たいていの客は彼女に直接潮をかけて欲しがった。その証拠に、みんな口を開けて待っていた。ちんぽ三兄弟は特に大きな口を開けていた。(笑)
いつどこに飛ぶか分からないでじっと回る盆を見つめている感覚。潮吹きの瞬間を待つドキドキの心境はまさにロシアンルーレット。ストリップというエロスとギャンブルの要素をかみ合わせた、この潮吹きショーはたまらない魔力をもっていた。これを可能にしたのは彼女の美貌と潮吹きという類まれな資質の賜物だった。
運よく、自分に向ってかかった時は、誰もが「ご利益じゃー」と言って満面の笑みを浮かべた。お年寄りは「お陰で長生きするでよー」と顔を濡らし涙を流して呟いている。
ちなみに、彼女の潮吹きショーを変態ちっくなエロスショーとは捉えてほしくない。というのは、彼女の潮吹きショーには不思議な現象が起こった。彼女が見事な潮吹きを行った後には盆の上に小さな虹がかかっているのだ。ずぶ濡れのちんぽ三兄弟の頭の上には三つの虹がかかっていた。まるで天使の輪でもできたようで神々しかった。それは潮吹きショーのシンボル的な現象であった。
彼女のファンになったら誰も従業員が配るバスタオルを受け取らなかった。彼らは彼女のお潮を浴びたくて来る。「きみはバスタオル、いらないよね」従業員も知ったもので彼らには配ろうともしなかった。彼らは彼女のコアな客と言われた。
中には、実に強烈なファンが現れた。彼女が潮吹きを終え、袖に下がっていくと、盆のビニールシートの上には彼女が出したばかりのお潮が水たまりになっていた。一人の背広を着た紳士が立ち上がり、ビニールシートの水たまりに口をつけて飲みだしたのである。ずるずるとすする音が聞こえる。この光景には腰が抜けるほど驚いた。彼はその劇場でよく見かける人で、踊り子さんによく差し入れを行う紳士中の紳士だった。彼女の潮吹きショーにより、紳士が変態に化けた瞬間であった。おそらく彼の思考回路には恥ずかしいという概念は消え去り、ただただ美しい彼女の出した潮を口に入れたかったのだろう。一応、彼は事前に彼女と劇場側に許可を得ていたようだ。たしかに彼の気持ちが分からないではない。しかし、劇場内とはいえ公共の場であるから、一般の人は唖然とするしかなかった。案の定、彼は“妖怪潮すすり”と陰口を叩かれるようになった。しかし彼はそれで止めることもなく、潮すすりを続けた。
話は前後するが彼女のことを話しておく。
彼女がどういう理由でストリップの門を叩いたかは知らない。
ただ彼女はAV界では少しは有名であったものの、踊りは全く未経験だった。ふつうなら踊れない子はストリップでは使わない。しかし彼女の美貌は素晴らしい。そこで劇場側は、AVの中でよく潮吹きをやっていたこともあり、それをステージでやらせることにしたのだった。
結果的に、彼女はその潮吹きショーで話題になった。しかし、他の劇場では、準備や後始末が大変ということで潮吹きショーは行われなかった。自小屋だけの特殊なショーとして知る人ぞ知ることになる。
彼女は持ち前の美貌と、そしてダンスも習得することで、ふつうに人気が出てきた。そのため、潮吹きショーはすぐに封印された。
しばらくして、彼女は突然のように劇場から姿を消した。彼女には持病があったらしい。が詳しいことは誰も知らなかった。
急にいなくなったために、彼女のファンはみな嘆き悲しんだ。特に彼女の潮吹きショーを体験したファンは彼女を女神のように慕っていたので放心状態になった。
ちんぽ三兄弟を始め、彼女のファンたちは虹の伝説として彼女のことを後々まで語った。
おしまい