今回は、H29年8月結の大阪東洋ショー劇場での、東洋の踊り子・松本ななさんのステージ模様を、新作「Butterfly」を題材にしてレポートします。
8月に入り、東京は長雨が続き、冷夏と言われている。日照時間が不足して野菜が一部高騰してきている。また今年のお盆は涼しい秋田に帰省したこともあり、今回の遠征では大阪の暑さは異常と思えた。36度C超の気温、体温を超える気温に人間の身体は耐えられない。まさに酷暑である。こういうときは劇場にて避暑するしかない。(笑)
H29年8月結の大阪東洋に顔を出す。
今週のメンバーは次の通り。①松本なな(東洋)、②坂上友香(東洋)、③鈴木千里(ロック)、④あすかみみ(ロック)、⑤徳永しおり(ロック)〔敬称略〕。
松本ななさんとは関東の劇場で、6月頭のミカド、7月頭の大和と通い仲良くさせて頂いた。関東の劇場は狭いこともありファミリー的な雰囲気がある。ミカドでは晃生の青山はるかさんを「おっかあ」と呼んで、二人で山形の親子を演じていた。NHK朝ドラ「おしん」をイメージしているのかな。隣の秋田県で東北訛りの中で育った私が聞くところ二人の東北弁はまだまだなりきっていないのだが、一生懸命に話す二人に昔懐かい親しみを覚える。二人とも私の嫁さんになってくれないかなぁ~と思っちゃう。(笑)
今朝たまたま日経朝刊のコラム「春秋」を読んだら、方言について面白いことが書かれていた。「関西弁=面白い、九州弁=熱血漢、東北弁=純朴。方言にはそれぞれにイメージがある。その土地とは無縁の人が、自分が演じたいキャラクターに合わせて方言を使う現象を、日大教授の田中ゆかりさんは方言コスプレ(仮装)と呼ぶ。相手の冗談に突っ込むときだけ、東京の人が「なんでやねん」と言ったりすることだ。」ななちゃんとはるかさんは二人で方言コスプレしていたんだね。
さて、ここ広い大阪東洋ではファミリー的な雰囲気はなく、華やかで厳かなステージが展開される。
松本ななさんの今週の出し物は新作「Butterfly」。
初めての和物に挑戦。
最初に、心が洗われるようなピアノの旋律が流れる。まさに和物の演目にピッタリなインストゥルメンタルユニット「→Pia no jaC←」の曲「雪月花」。さすがの選曲である。
曲に気を取られていたら、暗がりの中、ステージ花道に絢爛豪華な内掛けを羽織ったななさんが立っている。ピンクとパープル系の金箔のような色柄、黒いまだら模様の帯を巻き、その上に赤い紐を巻き付ける。後ろに、ドレスのようにピンクのふわふわの布を垂らしているのが着物としては斬新。
頭の左側に華やかな髪飾り。上にピンクとパープルの花があり、その下に白い羽毛が垂れさがる。ステージの最初から最後までこの髪飾りを付けている。
すぐに、内掛けを脱ぐ。下には軽装な着物姿。袖がなく膝上までの短い裾。着物は左右対称に色彩を区分。右側は白地、左側は赤・緑・ピンクの花柄。腰部に金の帯を巻き、中央に大きな金のリボンを付けている。右手には白い生地の腕輪、左手には花柄の腕輪。近くで見たら右手の白い腕輪にはピンクの模様が入っている。衣装も凝っていて結構お金がかかっている感じ。
白いロングブーツを履いて、音楽に合わせてノリノリで踊る。曲は96猫×HoneyWorksの「初恋の絵本」。♪「10㎝の勇気があったなら」・・かわいい歌詞だね。
最後に、しっとりしたピンクのナイトドレスに着替える。首の後ろで結んだ形で白い胸元を吊るし、ピンクの布が足元まで流れる。胸元に花が一輪、そこから金と赤が交互に重なる布が二本垂れる。オシャレなドレスである。ちなみに、ここは和を通して白い襦袢にする手もあったね。ただ、音楽ユニットmoumoonのかわいい曲「トモダチ/コイビト」に合わせるとやっぱりこのドレスになるのかな。
金のハイヒールを履いて、そのまま盆に移動して、ベッドショーへ。
盆の近くにいたのでアクセサリーを目で追った。右耳に上下二つのピアスが見えた。指先に透明なマニキュアがきらきら。ななさんらしいさりげないオシャレにキュン♪
ベッド曲は、やなぎなぎの「音のない夢(instrumental)」が優しく流れ、最後の立上りでcargo×seiraの曲「Butterfly」で明るく締める。
今回、7月頭の大和から4週の間で新作を作り上げてきた。「4週のオフで太ってしまいました・・痩せなければ!!」と話していたが、太ったとは全く思えなかったよ。(笑)
和に挑戦して、また一段と、女ぶりを上げたね。
今回の演目名「Butterfly」はラストの曲名から採っている。Butterflyは日本語の蝶であり、古来から「美しく羽ばたき、可憐に舞う」「(長」の音から)長寿や、幸せが長続きする」などの意味があり、縁起が良いとされる。さらには生涯同じパートナーと共に過ごす生物とされるので「夫婦円満」の意味を込められる場合もある。
この「Butterfly」という曲は木村カエラさんの歌詞。とても素敵な歌詞である。
心に残った歌い出しのフレーズを松本ななさんに捧げたい。
♪ Butterfly 今日は今までの どんな君より 美しい
白い羽ではばたいてく 幸せと共に
平成29年8月 大阪東洋ショー劇場にて