東洋の踊り子・紗凪美羽さんのデビューについて、「東洋の新星現る」デビュー週シリーズ第四弾として「ステージの変化」という題名で語ります。
39度Cの高熱の中、健気にステージを務める紗凪美羽さん。
四日目に入り、彼女のステージに変化を感じた。きっと熱が下がり体調も良くなってきたのだろう。デビュー週に緊張や不安から熱が出る踊り子さんはいる。今や東洋のアイドル№1になっている荒木まいさんもデビュー週、同じ状態だった。
紗凪美羽さんの一番の変化はステージが明るくなったこと。
最悪の状況から体調も回復し、精神的に余裕も出て来たのか、笑顔が表れ、お客の顔が見れるようになった。これまでOPショーでチップを渡そうと客が待ち構えているのに、それに気づかずに引っ込んでいくこともあった。おそらく客の顔を見ている余裕が全くなかったのだろう。
今や、しっかりチップももらい、嬉しそうな笑顔を返せるようになった。何日も通っている客には視線を合わせるようになる。かぶりセンター席に座っている私も彼女の視線を感じた。「また今日も来てくれたのね」という表情(かお)をしている。
OPショーでも、しっかり見せようとサービスが良くなった。かぶりに座った甲斐がある。私は嬉しくなった。
更に嬉しいことがあった。これまで毎回お手紙を差し入れていたが、反応がなかったので読んでもらっているのかどうかも分からなかった。それが四日目になり、ポラタイムで「いつもお手紙ありがとうございます」と声をかけてもらう。これには救われた。手紙が無駄ではなかった。
AV客とストリップ客の違いを考えてみた。
一言でいうと、AV客は顔が見えないが、ストリップ客は顔が見えるということ。
AV客は、好きな女優のビデオを選ぶことに尽きる。中には、ビデオを通して日夜お世話になっている憧れのAV嬢を一目見たくてサイン会などに行く。しかし、会える頻度が少ないので仲良くなれるというレベルには中々なり得ない。(最近はイベントをたくさん企画して仲良くなれる機会を設けようとしているがAVの場合は限度がある。)
その点、ストリップの常連客というのは頻繁に劇場に通う。中には私のように毎日のように通う人もいる。そういう人は踊り子と仲良くなることを目的に通っている。もちろん劇場という限られた時空の中ではあるが、大好きな彼女とデート感覚を楽しめる。要は、客としてはかまってほしいのである。会いに行くたびに疑似恋人としての対応を求める。すなわち「会いに来てくれてありがとう」という笑顔や言葉の返答がないとやるせなくなる。中にはプレゼントを持参したり、私のように手紙を渡す人もいる。いろいろな方法で踊り子さんとの距離を縮めようとしているわけである。それに対して何の反応もなければ自分には関心がない⇒仲良くなれないと判断して応援しなくなる。つまり、ポラを買わなくなり、会いに行かなくなるのである。
こういうAV客とストリップ客の違いを認識したうえで、ポラ対応などを考えたらいいと思う。少なくとも、プレゼントや花を贈ってくれた人には「プレゼント(お花)をありがとう」の御礼の言葉をポラに書くのがマナーだろう。いつもチップをくれる人には「いつもチップをありがとう」などのコメントを添えたい。
味気ないポラというのは飽きられる。会話の弾まないデートみたいなもの。できるだけ、その客個人に対するコメントが喜ばれる。そのために客の顔を覚え、客のことを知るのが大事。そうしなければファンというのは付かない。全ての踊り子さんがファンを増やすことに苦心している。ファンあっての踊り子であることを強く認識していく必要がある。
ストリップというのは、AVと根本的に違うのは応援してくれるファンあってのもの。ファン対応は大変なこともあるが、ファンが支えてくれるから歓びも大きく楽しさも増す。人気が出ればたくさんのチップやプレゼントをもらえる。誕生日や周年などのイベントをファンが企画してくれる。楽しいことがたくさんある。
是非、紗凪美羽さんにも我々ストリップファンと一緒にストリップを楽しんでほしい。
平成29年7月5日 大阪東洋にて