今回は、東洋の踊り子、坂上友香さんについて、「東洋のやすらぎ姫」と題してレポートします。

 

 

H26年4月頭に東洋に遠征したとき、出演していた坂上友香さんから5周年ポストを頂き、「えっ!もう五年も経つの?」と我ながら驚いた。「早いものでもう五年。どんなにお写真が売れない時でも、太郎さんはいつも助けてくれましたね。いろいろアドバイスして下さったり、楽しそうにしていてくれたり、と本当にありがとう。」とコメントを頂いた瞬間に、私は友香さんのレポートを遅ればせながらプレゼントしようと決意。

東洋では友香さんは周年作の和物を熱演していた。

翌週、友香さんはTSミュージックに出演。私は初日・二日目と続けてTSに会いに行く。そして友香さんのレポートを書くからね!と約束する。「太郎さんレポートどんな感じになるのかドキドキしちゃいます♪何の演目の時に書いて下さるのかしら? 今から楽しみにしてますね!」

今週の香盤を紹介しておこう。①三枝美憂(TS)、②秋元みり(フリー) 、③川中理紗子(道劇)、④坂上友香(東洋) 、⑤木城レナ(東洋) 、⑥吉田花(東洋)〔敬称略〕。この週は、木城レナさんが半年ぶりの復帰、吉田花さんの久しぶりのTS出演ということで、TSはミニ東洋大会の様相。

 

友香さんの当日の演目は「アラビアの舞姫」。まだ周年作の荷物が間に合ってないようだ。

最初に、アラビアンな花嫁姿で登場。白いベールをかぶり、華やかな衣装。友香さん曰く「見初められて花嫁に行くところの場面」。アラビアン特有の腰振りがいい。

友香さんのベッドショーは大人の女性らしい艶めかしさに満ちている。

 

友香さんの最大のチャームポイントは、笑顔にある。東洋メンバーの中で、会うと最もホッと安らぐタイプ。帰宅してあの笑顔で迎えられたら必ず幸せな家庭が築けると思わせる、奥さんにしたい№1踊り子。

 

ふと、友香さんと仲良くなった三年前を思い出す。

友香さんは五年前のH21(2009)年4月1日、東洋でデビュー。私との初顔合わせはデビューから三カ月経ったH21年6月26日。当時、私は仙台に単身赴任していて、東京遠征をしてTSでお会いした。次にお会いしたのが仙台の単身赴任から戻ってきた、一年三か月ぶりのH22年9月中のTSで、私は六日間通った。さらに次にお会いしたのが半年後の、忘れもしない東日本大震災の翌日H23年3月12日(土)。帰宅難民のまま池袋ミカドで再会。

実は、当時、私は東洋の新人、藤森由夏さんに熱烈に恋をしていた。H23年2月頭のTSで、私は初めての十日間皆勤するほど由夏さんに夢中になった。由夏さんとの二週目となった池袋ミカド、地震に負けずに会いに行く。そのときに一緒に出演していたのが坂上友香さんだった。まさに東洋のダブルゆか!

友香さんは出演間隔が開き過ぎていたので、踊り子を続ける気が無いのだろうと勝手に思っていた。しかし、H22年9月中のTSで頂いたポラコメントに「なかなか乗ることがないのですが、続けてはいくので、よろしくです」と書いてあった。最初のうち、友香さんは私が渡す手紙に殆ど反応しなかった。そのため私に関心がないのかな、仲良くなれないのかなと感じていた。でも、H23年3月12日にお会いしたとき踊り子として続けていくという気持ちが伝わってきたので「踊り子を続けていくためにはファンを掴まないといけない。そのためにもポラが味気ないので、もっと心を込めて対応したらいい。」という手紙を書いた。けっこうストレートに書いたので、嫌われたら仕方ないと割り切る。ところが、それ以来、友香さんから、私の手紙に対する丁寧な返事が毎回返ってくるようになった。私の中で友香さんへの想いが変わった。

その後、藤森由夏さんが六月の東洋を最後にストリップ界からいなくなった。出会いから半年も経っていなかった。

今思えば、あのときの由夏さんへの熱い想いが、同じ名前の友香さんに移されたような気がしている。正直、今でも藤森由夏さんのことを思い出すたびに胸がキュンとする。泡沫(うたかた)のような儚い恋だった。由夏さんが夢の恋人であるならば、いつも笑顔で迎えてくれる友香さんが現実の奥さんのような気がする。・・変なことを書いてごめんね。(笑)

友香さんは私のストリップ界の奥さんというか、いや、奥さんに他の女性の話はしないな。言い変えよう、友香さんは私のお母さんみたいな感じでもあり、なんでも話したくなるんだ。できの悪い息子の独り言だと思って聞き流して下さいな。

 

友香さんに私の最高傑作の童話『やすらぎ姫とときめき姫』をプレゼントします。

由夏さんに恋をしてときめくも、由夏さんを失いどん底へ。そこで、友香さんのやすらぎに包まれる。そうした現実の展開を童話は反映している。

だから、今回のレポートの題名を「東洋のやすらぎ姫」にした。

友香さんは、いつまでも、私を包み込むやすらぎであってほしい。

 

 

平成26年4月                               TSにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『やすらぎ姫とときめき姫』

 

 

 ある国に、立派なお城があり、そこに双子のお姫さまが住んでいました。

 一人は、清楚なドレスを着て、いつも穏やかな笑顔をしていました。彼女に接している人たちは皆「やすらぎ」を覚えるため、彼女のことを「やすらぎ姫」と呼んでいました。

 もう一人のお姫さまは、常に軽装で、活発な方。なにか楽しいことがないかと、いつも目をきょろきょろさせ、そして面白いことが見つかると目をキラキラさせました。いつも「ときめき」を求めていることから、周りの人は彼女のことを「ときめき姫」と呼んでいました。

 二人は顔は瓜二つでしたが、性格は全く正反対といえます。

 

 その国は治安が安定し、とても平和で、民衆は穏やかな生活を送っていました。

 そんな中、やすらぎ姫はまさに国の象徴的存在でした。

 しかし、ときめき姫はそんな平和ぼけな雰囲気が全く面白くありません。

 なにか面白いことがないかと時に「奇抜じゃー! なにか奇抜なことはないかー」と大きな声を上げました。

 周りの家来たちは彼女の言動を鎮めるため、国に舞踊団を招くことにしました。

 

 舞踊団がテントを張って公演を始めると、ときめき姫は毎日通いました。

 最初はわくわくしながら公演の全てが面白いと感じていた姫も、毎日同じ踊りが淡々と続くことに次第に飽き始めました。そんな中、ときめき姫は一人の男性ダンサーに気を惹かれました。彼は毎日同じ踊りをせずに、常に変化をつけていました。彼の目はキラキラ輝いていました。

ときめき姫は彼の中に自分が求めているものを見つけた気がしました。彼に気を寄せた姫は、お城に呼ぶことにしました。

 

 ところが、そのダンサーは、この国で有名なやすらぎ姫に恋心を抱いていました。正直いって、ときめき姫は自分のタイプではないと思いました。だから城に向かう足取りが重く感じました。

 城に入った彼は、大きな広間で待たされました。

 ときめき姫が現れるのを待っていたら、・・・なんと現れたのはやすらぎ姫でした。

 彼は予想だにしないやすらぎ姫の登場に驚くとともに、憧れのやすらぎ姫を前にして動揺してしまいました。

 やすらぎ姫は彼に向かって優しく話し始めました。

「驚かせてゴメンなさいね。世間では、やすらぎ姫とときめき姫は別の人間ということで噂されていますが、実は同一人物なんです。

 私はふだんは平和で平凡な生活を望んでいるんですが、ときに変化が欲しくてどうしようもなくなるの。こんな私、変でしょうか!?」 やすらぎ姫はニコッと微笑みました。

 彼はお姫さまの気持ちがよく分かりました。

 彼は迷うことなく返答しました。

「人はいろんな自分をもっているものです。やすらぎ姫もあなた。そして、ときめき姫もあなたです。私はあなたの全てをひっくるめて愛してあげたくなりました。

お姫さまさえ宜しければ、私はずっとあなたのお側にお仕えしたいと思います」

 二人は結婚して、幸せな、そして時にドキドキ・ワクワクする楽しい人生を送りました。

 

                                    おしまい