今回は、H25年10月の大阪東洋ショー劇場の再開模様をレポート報告(その2)します。
最後の第三部は10月26日~31日で、初日の26日と27日は土日なので、早くから二日間遠征するつもりで、宿泊予約(カプセル大東洋)も採っていた。
ところが、27号と28号の大型のダブル台風が土曜日をピークに関東を襲うという天気予報になり、無事に大阪に遠征できるか心配した。しかし、実際の台風はそれほど強くなく多少の雨を伴った程度に過ぎなかった。お蔭で、予定通り、金曜の夜に夜行バスは出発した。
翌朝7時半頃に大阪天満の東洋ショー劇場に到着したら先客がおり私は三番目だった。四番目には関東のスト仲間で、さやさんの熱烈なファンであるYさんが来ていた。
第三部の香盤は若手層で、①渚あおい、②向日梨なつ、③伊吹千夏、④上野綾(続投)、⑤立花さや〔敬称略〕。
当初は新人がデビュー予定であったが、結局、第二部に出演していた上野綾さんが続投になった。綾さんが「新人じゃなくてごめんね(笑)」とコメント。私は「今日は上野綾さんという新人さんを見に来たんだよ」と切り返すと笑っていた。伊吹千夏さんまでボラの時「さん太郎、新人が出なくて残念だったね」と言う。なんで私の新人好きを知っているのかな?
トップの渚あおいさんが登場。かわいさ爆発♡ 「約束通り、来てくれてありがとう。太郎さん、有言実行だね。」と言って喜んでくれた。10月頭の渋谷道劇で会ったとき、東洋には初日に行くと話していた。宿泊まで押えていましたから、しっかり予定に入っていましたよー。
二人目の向日梨なつさんに大感激☆ 8月頭に晃生でデビューし一目で気に入って三日間通ったので、私のことを覚えてくれていた。ステージの上から何度も視線を投げてくれた。一見クールな表情のなつさんが私と目が合うと微笑んでくれるので、とてもかわいかった♡ 晃生常連の仲間も、なつさんが私に微笑んでいたことに気付いたようだ。私はなつさんにめろめろ♪ 今回はなつさんがいるから新人のデビューは不要でした。(笑)
三人目は伊吹千夏さん。最初の三人の中でお姉さん格。流石の踊りを披露。川村あいねさんが自信をもって振付したものをアーミールックでかっこよく決める。
最初の三人のソロステージが終わると、トリプル・ボラになる。伊吹千夏さんのボラがよく売れていたな。今回は、立花さやさんの次にボラ売上していたから千夏人気も本物だ!
前半最後の若手三人でのオープン・ショーは最高に興奮させられた。今年のお正月興行で伊吹千夏さんと渚あおいさんと三人でチームを組んでいた仲間奈緒さんのことをふと思い出して懐かしくなる。仲間奈緒さんも早く戻ってきてほしい。
前半に続き、後半は上野綾さんからスタート。艶っぽくしっとりとステージを魅せてくれる。美しいヌード、健在である♡
トリは立花さやさん。今回は新作披露。素晴らしいステージである。さやさんのステージは別のレポートにまとめている。
踊り子も客も、久しぶりの東洋を心から楽しんでいるのが手に取るように伝わる。
今回は二日間じっくり観劇したが、劇場のシステムで気になる点を少し触れておく。
公演一回毎に客の総入れ替えになるため、非常に落ち着かない。腰を据えてじっくり観劇できる気分ではない。せめて、一回目二回目は続けて同じ席で見させてもいいのではないか。劇場側はできるだけ多くの客(特に一見客)にかぶりのいい席で見てもらいたい意向のようだが、せめて朝早くから並んだ客には二回目まで好きな席で見せてあげてもいいのではと思う。一日ゆっくりストリップを楽しみたいと思う熱心なファンにとっては、このシステムでは足が遠のく。
もう一点、拍手・手拍子について。東洋はもともとタンバリンなどの鳴り物やリボンが禁止されている。手拍子・拍手だけの応援というのは素朴でシンブルで、それなりに味わい深いものがある。広い東洋の舞台で、最後のベッドが終わって長い花道を手拍子のリズムに乗って戻っていく場面はとても余韻あるエンディングと思う。
ところが今回その手拍子・拍手を規制しようとしている。場内のモニターで「過剰な手拍子・拍手はご遠慮ください」と頻繁に流れていた。従業員が特に気になる客には声をかけさせて頂くと放送。
私はいつも通りに手拍子・拍手していたつもり。以前の東洋でも、いつもの関東の劇場でも同じ拍手・手拍子をしている。ところが、盆センター席で目立ったのだろうか、従業員に肩を叩かれて手拍子・拍手が高いと注意された。私は驚いた。それからは委縮して拍手ができなくなり、急にノリが悪くなった。踊り子さんにとっても、拍手・手拍子は元気の素だと思うのだが。従業員が少し過敏し過ぎる気がする。
一日目の夜は、晃生常連仲間三人(TぽんとhHやん)で天満の居酒屋へ。仲良し仲間なのでストリップ談話が盛り上がる。終電を意識して24時頃には切り上げ、私はそのまま梅田のカプセル大東洋に行き、大きな風呂で疲れをとる。
二日目も、一番に並び、三回目ステージまで観劇して、帰りの夜行バスに乗り込む。
なにはともあれ、十分に満足できた東洋再開の遠征であった。
来週11月頭からはロックの灘ジュンさんや小宮山せりなさんがのるので、来週も大阪まで足を延ばすつもり。
東洋が再開して、大阪遠征が楽しくなる。
以上