今回は、H30年1月中の大阪晃生ショー劇場における、青山はるかさん(晃生所属)の六周年週模様を、周年作「百花繚乱」を題材に語りたい。なお、本稿は青山はるかさんの「愛を浴びる」シリーズ(その33)になる。
H30年1月中の大阪晃生ショー劇場に初日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①多岐川美帆(道劇)、②葵マコ(DX東寺)、③左野しおん(道後)、④春野いちじく(TS)、⑤青山はるか(晃生) 〔敬称略〕。
青山はるかさんの六周年。デビューからもう六年経つのかと思うと時の長さをしみじみ感ずる。デビューはついこの前のことのようでもあるが、あれからはるかさん自身にも私自身にも実にさまざまなことがあった。それは決して順風満帆のストリップ人生とは言えない。まさに山あり谷ありだった。それでも、青山はるかさんがこうしてファンのみんなに愛されて、今ここに六周年が迎えられたことをファンとして心から嬉しく思う。
六周年を前にして、いつもイベント幹事を司るつTぽんと何度か連絡をとる。協賛金支払いや招待券配布があり、Tぽんと上野のガスターで食事したのが懐かしい。幹事は本当大変だ。また、前月のミカドで、さきさんに会った時「僕が挨拶しなければならない」とそわそわ緊張していたのが微笑ましい。
さて、初日に顔を出したら、たくさんのハル応援隊が来ていた。私の仲良しも沢山いて嬉しくなる。Tぽん、しげさん、やすちん、Tーくん、Tさん、Nじーさん等々
久しぶりに目の悪いHさんとも再会できて、ふくろうでご馳走になる。ママさんに新年の挨拶ができて良かった。
とまぁ、初日からいろいろ楽しいことがあった。
本日の周年イベントが楽しみだ。
早速、周年作「百花繚乱」について内容を紹介する。
三味線の音が聴こえる。吉田兄弟の名曲「百花繚乱」である。
大きな白い羽扇子をもって、美しき着物の妖精が現れる。
紫をベースにした、あやめと水仙が描かれた着物。長い振袖、袖部と裾部が白い。左の胸元に紫のリボンが付いている。白い帯に豪華な刺繍が織り込まれている。これだけでも高貴でかつ高価な着物だと分かる。
頭にも、着物地に合わせて、青と白の髪飾り。後ろに長い髪を背中まで垂らす。
音楽がRin'の曲「浅キ夢見シ」(アルバム「源氏ノスタルジー」収録)に変わる。この曲も引き続き和楽器による演奏で着物の演目によくマッチしている。
動きが激しくなる。細長く透け透けな白布をまるで羽衣のように振り回し舞い踊る。
次に、心が洗われるようなピアノの旋律が流れる。和物の演目にピッタリなインストゥルメンタルユニット「→Pia no jaC←」の曲「雪月花」。
ここで帯を解き内掛けを脱いでいく。髪飾りを外し長い髪を垂らす。
白い襦袢姿になる。こちらも銀色の花柄刺繍が織り込まれた高価な生地。銀色にきらめく宝石のついた白い帯を巻いている。
そのまま盆に移動。
ベッド曲は、KOKIAのしっとりしたバラード「桜の樹の下」。
すべて自分で選曲し、自分で振り付けている。
百花繚乱を辞書で調べると、さまざまの花がいろどり美しく咲き乱れること。転じて、すぐれた人材や美女が大勢集まるたとえ、とある。
改めて、ストリップというのは絶世の美女が咲き乱れる百花繚乱の世界である。その中で今一番の美しさを誇るのが青山はるかさんだと信じて疑わない。彼女は外見の美しさだけでなく内面の美しさも秀でている。周年週にこれだけ多くのファンを集められることがその証である。
我々ストリップファンは、青山はるかという名花に出会えたことを幸せと感じ、また応援できることを誇りに思う。
平成30年1月13日 大阪晃生ショーにて
『着物の妖精 百花繚乱』
~青山はるかさんの六周年作「百花繚乱」を記念して~
宮廷界の貴公子・光源氏が浮かない顔をしていた。
心配した友人の陰陽師が声をかけると、光源氏はこんな話をし出した。
「私はたくさんの女性を愛してきた。いつだって本気だった。いい加減な気持ちで相手をしたことなんて一度もない。・・・しかし、振り返ると、私はたくさんの女性を不幸にしてしまったんではないかと悔やまれてならんのだ。」
陰陽師は言った。「あなたは純粋に女性たちを愛した。そのことに嘘偽りはありません。側に仕えていた私がそのことをよく知っています。」「女性たちはあなたに愛されたことを誇りに思っています。最高の幸せと感じています。あなたが残した忘れ形見を大切に育てることに一生を捧げる方がたくさんいます。そのことをあなたが苦に感ずる必要はありませんよ。」
それでも光源氏は納得がいかない様。
陰陽師が言う。「それならば私がこの世の精霊たちにうかがってあげましょう!」
エロエロエッサイム♪と唱える。
この世の魑魅魍魎たちが虹の架け橋を伝って集まって来た。変な顔をした精霊も多かったが、話がこと光源氏というだけで、たくさんの花の精霊たちが集まってきてとても華やかだった。
陰陽師が尋ねる。「光源氏は一時の性欲のために女性を愛したのか。その罪はいかばかりか?」
精霊たちは口々に言う。「女性は光源氏に愛されて真に満足しています。女の人生において、本当に好きな男に抱かれることほど幸せなことはありません。光源氏は己の性欲に駆られて女を抱いてしまったことを悔いているようですが、そもそも男性の性の快感に対して、女性の性の快感は比べものにならないほど大きいのです。男女の性交の後、女性には出産という苦しみが待っています。その代償のためにも、性の喜びのご褒美が与えられているのです。」
陰陽師が付け加える。「それでも光源氏は愛した女性たちに何か償いをしたいと考えています。何か良いものはありませんでしょうか?」
花の精霊たちが言う。「光源氏が『この世には女性の数だけ美しさがある』と言っている気持ちがとても素敵だと思います。特に日本の女性は美しい。彼女たちに特別のご褒美をあげたいですね。日本の女性に似合う花柄の着物はどうでしょうか。私たちが提供してあげますよ。」
こうして日本には着物の文化が興りました。
おしまい