今回は、H29年10月中の大阪晃生ショー劇場における、青山はるかさん(晃生所属)の新作「片想い」について、「ストリップは片想い♡」という題名で語りたい。なお、本稿は青山はるかさんの「愛を浴びる」シリーズ(その32)になる。

 

 

H29年10月中の大阪東洋ショー劇場に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①虹歩(札幌ニューカジノ)、②ゆきみ愛(小倉A級)、③神崎雪乃(晃生)、④望月きらら(晃生)、⑤青山はるか(晃生) 〔敬称略〕。

 

今週は、前週9月頭の渋谷道劇で発表予告済だった、新作「片想い」を拝見するのを楽しみにしてやってきた。

早速、私なりに内容を紹介しよう。

 

最初に、ピンクのステッキを持って、後ろ向きで登場。

赤と黒の色彩が織り交ざるモダンなワンピースドレス。上半身は肩出しで、刺繍入りの赤い生地の上に黒い布が絡み、バストの下に赤いリボンがワンポイント。下半身は膝丈で、てかてかした赤いエナメル生地の上に黒い布が大きく重なる。後尻部に赤い毛がふわり。

髪は後ろに一つ結びし、黒い羽根の付いた赤い花飾り。手首にも赤・黒の手袋をする。赤いシューズを履いて軽快に踊る。

楽曲は、安田レイ「恋詩」(2015/01/22 に公開)。日米ハーフの美人歌手、安田レイ(24)がアダルトに歌い上げている。この曲は、いきものがかりの5thアルバム『NEWTRAL』に収録されている“大人の恋愛”を歌った「恋詩」をカバーしたもので、木曜TVドラマ「美しき罠~残花繚乱~」の主題歌になった。

 

一旦、暗転し、楽曲がYU-Aの「忘れられない恋」(2015/09/27 に公開)に変わる。歌唱力のある聴き応えのある曲が続く。一瞬で心を掴まれる。

はるかさんがかわいいピンクのワンピース衣装で現れる。ピンクの生地に白いフリルが絡んでいる。胸の赤い花がワンポイント。頭にもピンクの花飾り。両手首にもピンクの布を巻く。赤いシューズでしっとり踊る。

 

最後に、暗転して、楽曲が倖田來未の「君想い」(2014/09/02 に公開)となる。これまた切々としたいい曲だね。

はるかさんが白いナイトドレスで現れる。刺繍入りの高級感溢れる衣装である。茶っぽいロングヘアを解いて背中まで垂らす。裸足で盆に移動。

そのままベッドショーへ。妖しいまでに艶っぽい。アクセサリーとしては、鈴らしきものが付いたネックレス、左足首に純金のブレスレットが見える。

ベッド曲は韓国人気グループSISTAR(シスター)の顔であるヒョリンの初ソロシングル「Lonely」(2013/11/25 に公開)。しっとり聴かせるねぇ~。それにしてもヒョリンって、はるかさんに顔が似てるね!?

立上り曲は、FUKI「キミじゃなきゃ」(2015/10/13 に公開)。“喜びも悲しみも分け合うのはキミじゃなきゃ、キミじゃなきゃダメなんだ”と繰り返し歌われる。

全曲を通して、実力のある女性ボーカルの、恋がしたくなるラブ・ソングが続く。

 

事前にテーマが「片想い」と聞いていて観たところ、最初から「赤と黒」の色彩が目に飛び込んできた。正直おやっ!と思った。私の中で「赤と黒」と言うと、19世紀中期フランスの作家スタンダールの、実際に起きた事件などに題材をとった長編小説『赤と黒』(1830年刊)。それともうひとつが日本のNHKと韓国のSBS合作による2010年テレビドラマ『赤と黒』。全17話。韓国側のタイトルは「悪い男」の意。

この二つとも、とても片想いなんていうかわいい世界とは程遠い。

前者は、才気と美しさを兼ね備えた、立身出世の野心を抱く青年ジュリアン・ソレルの愛憎劇。後者も、幼少時富豪の家に引き取られながら捨てられて施設で成長した男の、富豪一家への復讐の物語。

そういえば、一曲目「恋詩」は木曜TVドラマ「美しき罠~残花繚乱~」の主題歌と話したが、このドラマも凄い。まさしく男女間の愛憎、嫉妬、苦悩が艶やかに流麗に描かれた、大人の情愛TVドラマ(原作『残花繚乱』岡部えつ著)。最終回のタイトル「嘘でもいいから、愛してるから結婚したって言ってよ!」なんて胸に突き刺さる言葉だ。

片想いには程遠いイメージが続くので、あれあれっ!と思って観ていたら、赤と黒の衣装から、次はピンクの衣装、そして白の衣装へと移っていく。これは「男女間の恋愛については、どろどろした男女関係より淡い片想いの方がいい」という解釈もできる。

もしかしたら、最初の場面で、はるかさんが背を向けて登場しているのは、こうした「赤と黒」の世界は嫌だ!という意思表示ではないか。

きっと恋愛遍歴の多いはるかさんが「真の恋愛は片想いにある」と主張しているような気になった。

片想い人生を送る私の思い過ごしかしら・・・

 

 

平成29年10月中                       大阪晃生ショーにて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ストリップは片想いがいい』 

~青山はるかさんの新作「片想い」を記念して~

 

 

 恋は片想いがいい

 だって心がピュアになる

 自分のことを捨て去り 相手のことを純粋に想う

 ふられてばかりだから

 いつも女性が美しく見え そして憧れる

 

 モテたり 両想いになると

 いつのまにか うぬぼれになる

 いつのまにか わがままになる

 相手のことを想っているふりをして 結局自分を大切にしようとする

 だから恋は片想いがいい

 

ストリップは片想いだからいい

絶世の美女を自分のものにしたいと思うと全てが壊れてしまう

踊り子はみんなのもの

ストリップはみんなで応援するもの

そこには「俺が、俺が」があってはいけない

 

いくら世の中がGive & Takeで成り立っても

ストリップはGive & Giveの世界

ストリップは与えるだけの世界

なにも求めてはいけないところ

 

 ストリップは見守る愛

 ただ 好きな人をひっそり見守っていたいだけ

ただ そっと側に居たいだけ

そこには控えめの美学がある

 

 いつだって片想い

 いつだってピュア

 だからストリップは永遠なんだ

 

                                    おしまい