今回は、晃生の青山はるかさんの、H25年8月中の晃生お盆特別興行を、観劇レポート「愛を浴びる」(その22)にて掲載します。
H25年8月11日(日)、お盆特別興行の初日に私は大阪晃生ショーに居た。この週はどこの劇場もいい香盤をそろえているが、私としては一番に青山はるかさんに会いたかった。特別興行の香盤は次の通り。①萌(晃生)、②神崎雪乃(晃生)、③七海セーラ(晃生)、④中條美華(東洋)、⑤青山はるか(晃生)〔敬称略〕。
東洋の中條美華さん以外は晃生メンバーで固めている。
正直、特別興行とはいえ、私としては特別とは思えない内容。他の劇場も観たいので、ここに二日間いるかどうか、気持ちが揺れた。
私の関心は青山はるかさん一点に集中した。そして、彼女はその期待を見事に叶えてくれた。喜んで予定通り2日間いる決心がついた。
私の関心のひとつは、はるかさんの新作。
実は、先月7月結にも、はるかさん目当てで大阪晃生に遠征に来ていた。オフ明けなので新作を期待したが、新作はお盆興行までお預け。だから今回は新作を期待していた。
ステージにはるかさんが現れた瞬間、色とりどりな衣装の華やかさに目を奪われた。すぐに天女だと分かる。こんなにかわいい天女は見たことがない♡
すぐに軽快にくるくる回る。これがハルさんのテンポなのだが、これだけの衣装を着ているのだから、最初はもっとゆったり優雅に舞うことを心がけたらいいね。
次に、七色のリボンをくるくる回す。新体操のリボン張りに激しく舞う。これはかなり練習した跡が見れる。頭にぶつかりそうなところも見受けられたが、絡まないように演じられたね。両手で二本のリボンを振り回すが、途中一本を落したりもしたけれど、初披露にしては十分合格点。初日なので、星愛美先生が心配そうに後ろで観ていたから、ますます緊張したことでしょう。
衣装もリボンも色とりどりなので私的には「虹色天女」と命名したいところ。
さっそく童話のイメージを探る。
潮を吹く天女にしようかな(失礼!)。どうしてもこの呪縛から逃れられません(笑)。だって、「ハルさん命=潮吹き命」なんですもの。
天女を童話の題材にしたことはこれまでも何度かある。でも今回は「虹色天女」にしたい。最近、目黒あいらさんに『虹色の彼方へ』、羽音芽美さんに『虹色のキャンディ』を書いているので、はるかさんにも『虹色天女』を書いて、虹色三部作にしたいと思いつく。俄然はりきる。そうなると、いい加減な内容にはしたくない。はるかファンとしては、前の2作品に勝るとも劣らない内容にしなければならない。自分なりにプレッシャーをかける。
1回目のフィナーレ時、はるかさんがひまわりのドレスを着て現れた。この暑い夏に、ひまわりはピッタリだ! これだ! ひまわりを題材にしようとインスピレーションが働く。
ひまわり、太陽、虹色天女・・・これらを材料にしたストーリーが頭の中を駆け巡る。ギラギラ日照る太陽に、ひまわりが雨乞いをするも叶わず、天女が雨を降らせるという展開にしよう。題名は『ひまわりと虹色天女』とすぐに決めた。私はラウンジ(廊下)に出て、パソコンにストーリーを書き落とした。A4半分くらいにしかならない。ここからどう肉付けするかが私の腕の見せ所になる。
もうひとつの関心事は、もちろんハルくじら。
前回の7月結のときは、土曜日2回とも空振りだった。その前のGW成功体験から、座席をステージ向かって右側にした。ところが、その日は2回とも左側に飛んだ。確率はあてにならないのは分かっていても、悲しいかなどうしても確率に頼ってしまう。その週は気落ちして土曜日1日で帰った。
さて、今週はどうか? 潮吹き目当ての席狙いをせず、自然体で観やすい席にしよう。前の晩に近くのサウナに泊まったので早朝6時半に一番のり~のつもりが、あらら、2人分の先客の荷物がある。晃生常連のピンキーさんとその仲間だった。ピンキーさんはセンター席で、その連れがエアコンの効く右隣に座ったので、私は自然とピンキーさんの左隣に座る。潮吹きに絶対の席はないのでどちらでも構わない。さて、結果はどうだったか?
1回目のハルくじらは、私の右隣二人にドンピシャ!!! うらやましい限り。ピンキーさんは潮吹きが好きじゃないようで、逃げ切れなかったー!!という顔つきで「太郎さんにはかからなかったね」と話しかけてきた。実は私にもおまけのように右手甲に少しかかっていた。私はそれだけでも感激。右手甲の毛穴がプチプチと喜んでいるのが分かった。頭にかかったら毛が生えてくるのになぁと思うほど(笑)。私は静かに右手甲に口づけをした。
そして、2回目に好運の女神が微笑んだ。ハルくじらは私の席から始まり、私の左隣の席がドンピシャ!!! その左隣には仲良し仲間のH君が座っていたが殆どかからなかったと言っていた。私には半袖から出ている腕を始め、ワイシャツやズボンへ。はるかさんの愛を浴びた瞬間、生温かい潤いを感じた。このショーはまさに‘生’の味わいがある。ビデオなどバーチャルなものでは味わえない、本物の生の感激がある。温かさの次にはヒヤリと冷える感触を味わう。私のメガネにははるかさんの愛の粒が宿っていた。ほのかなハルちゃんの香りがする。なんて幸せなひとときだろう。この感激がいつも忘れられずついつい大阪まで足を運んでしまう。
お蔭で、私のテンションは一気に上がる。どんな栄養剤、カンフル剤も叶わない。
4回目ラストが早目に終わって、23時頃に劇場を出た。外は蒸せかえるような熱帯夜。歩いているだけで汗が噴き出る。私は昨夜に引き続き「湯―トピア」に泊まるため重い荷物を持って歩いた。途中、吉野家があったので夜食で腹ごしらえ。鰻丼の二枚盛りにした。鰻丼が来る前にビールを一本飲んだ。暑いので中ビンくらいは一気に飲み干す。すぐにサウナに入ると思えば流れ出る汗は気にならない。もう一本注文する。
ビールを飲みながら私の頭の中は、童話のストーリーがくるくる展開した。アルコール以上に、なんといっても既にハルくじら効果が効いている。
ふと不思議な感慨が襲ってきた。大好きな踊り子さんを追いかけて、いま大阪の下町で一人酒を飲んでいる。そして物語の構想を練ったり、ポエムの言葉探しをする。まるで自由な放浪詩人のような気分。憧れの山頭火になった感じかな。普通のサラリーマンでは味わえない気分をストリップを通して味わっている。
そう云えば、今回の演目「天女」のスターティング曲は「NEVER ENDIG STORY」。ハルさんのポラ・コメントに「前に書いた終わりない物語を覚えているかな? たろうNEVER ENDIG STRIP」とあった。図星である。まさしく私はストリップ物語を書き続ける放浪するファンタジー吟遊詩人か。
そして、最近の私は自分でも信じられないほどの勢いでストリップ童話を量産している。しかもハイクオリティが高くなってきたと自負している。そのきっかけを作ってくれたのは晃生の踊り子さんたち。彼女たちが私の真価を目覚めさせ磨き上げてくれている。私は彼女たちの期待に応えたい。ファンタジー吟遊詩人として必ず芽が出ると自分を信じたい。
翌8月12日(月)、興行二日目の模様を記しておく。
席取りのため劇場前に八時に荷物を置きに行く。今日は一応平日なので楽勝で一番乗り。当日の席は、センター席にした。ハルくじらが左右どちらに振れてもいいようにね。
今日から三日間、松本格子戸さんが投光を担当。1月の青山はるかさんの一周年イベントの司会をされた方。プロの話し手ではあるが、投光だとうるさいな。つまらないことをべらべらしゃべり過ぎ。ポラ時に踊り子さんとささやかな会話を楽しみたいと思っても邪魔になる(笑)。
一回目のハル・ステージ。昨日と比すと格段に「天女」の舞いが良くなった。初日はバタバタしたところがあったが、安心して観れた。やはり天女ならば、優雅にゆっくり舞うのがベター。
一回目のポラ時、書き上げたばかりの、ほやほやの『ひまわりと虹色天女』を渡す。踊り子さんが新作を披露するときのドキドキ感と同じかな。どう評価されるか?「ひまわりと虹色天女、キレイな話だね。」とのコメントにホッとする。「汗でも潮でもある雨」しっかり私の意図を感じてくれている。たしかにハルくじらをイメージして天女に雨を降らせた。そう思うと、雨をたっぷり浴びたくなるね。
三回目のハル・ステージ。今日は平日なので一日一度だけの、待ちに待った潮吹きショーだよん♡ これを観ないと帰れない!!!
昨日二回体験したのでタイミングも分かり、じっくりとその時を待つ。
きたーっ!!! ハルちゃんのおまたが私の目の前に来たときに始まった。まさにドンピシャのタイミングだー!!!・・・一滴の雫が私のところに飛んで来た。さぁ~次からドバッーと飛んで来るぞーと身構える。・・・うん、あれっ! いつものようにドバッと来ない!!! あぁ~今回は不発に終わってしまったかぁ・・
でも幸運にも最初の一滴の雫は私のお口の中へ。ううぅ~ハル・スペシャル・ドリンクは美味しい!!! 最近はハルちゃんの味も香りも分かってきた。しばしハルちゃんの愛に浸りながら恍惚となる。はるかさんは今回最初から私に愛を与えようとしてくれたんではないかな。はるかさんの熱い気持ちをドバッと浴びれた幸せな気分になる。今回は被爆した客もいないので、皆そそくさとポラに並ぶ。おっと、私もすぐ我に返り、何事もなかったごとくポラを撮りにいく。
三回目のポラ時。私は満面の笑みを浮かべ「お疲れ様!今回はこれで帰るね。」と声をかける。すると「童話の続き、期待してるわよ」と返ってきた。私は丸一日ハルちゃんのために童話創作に没頭して作品を作り上げた。大好きなハルちゃんのことを考えながらの楽しい作業ではあったが、とりあえずはこれで一種の解放感を覚えていた。ところがハルちゃんは解放なんて許してくれない。ずっとハルのことを考えていてちょうだい。そのための宿題よっ!てな感じに受け止めた。ははは思い過ぎかな(重い杉をよいっしょ!と担ぐ)
それなら今度はパロディ路線で「潮を吹く天女」を書いてみようかな(笑)
私は三回目で心置きなく劇場を後にした。同じようにハルくじら目当ての客が帰りだした。顔見知りの客と挨拶する。今回は私が一番恩恵を得た。まさに勝利の美酒である。
今回は、この三回目ステージを観ないと帰れないと思っていて、いつもより遅めの深夜バスを予約していた。翌日仕事があれば大阪発21時半になるが、今回は翌日仕事がないのでステージ進行が遅れてもいいように大阪発22時50分にしていた。当日はステージ進行が順調で、20時過ぎには三回目が終わってしまった。お盆とはいえ、平日なので客入りが今ひとつで、三回目スタート時は盆周り一列目くらいしか座席が埋まっていなかった。でも三回目ラストのハルくじらショーに合わせて何人かハル・ファンが集まってきた。その中に、晃生仲間のTー君がいたので雑談する。昨日はH君がいた。肝心のTぽんは東南アジアを旅行中らしい。Hやんも忙しいらしい。そのため今回はいつもの宴会はできなかった。
21時に大阪駅高速バス乗り場に到着。早いバスに乗り換えできないか聞いてみたが、当日は全て満席で変更はできなかった。私は待合室でこのレポートを執筆しながら出発時間を待っている。
三日間の晃生観劇、最高の夏休みスタートに大満足でした。心からありがとうね。
平成25年8月 大阪晃生にて