晃生の青山はるかさんが今一番のお気に入り。全国追いかけてステージもたくさん観ているし、毎日はるかさんのことを考えている。だから、はるかさんが心配(感心)するようにネタが尽きることはない。はるかさんの公演レポート「愛を浴びる」シリーズはどんどん続きますよ。今回は「愛を浴びる」(その7)です。
7/21(土)からの晃生公演に青山はるかさんが急遽加わった。7月頭の晃生公演の次は、8月結のTSまで期間が空いているので、8月頭あたりに晃生がありそうと聞いていたが、前倒しの出演になった。2日前にTS常連に晃生の香盤情報を教えてもらい慌てて大阪行きの深夜バスを取った。
前日、新宿から深夜23時50分発の最終便に運よく乗り込み、翌朝大阪駅から近鉄布施駅へ。早朝8時半に劇場に到着し、席取りをしたうえで、すぐに湯―トピアに行き、さっぱりしてから入場。
はるかさんの潮吹きお目当てで、ステージ向かって右側から4番目の席に座る。私が観た前回の公演では全て右側に発射していたので、確率的に右側が固い。これが私の‘はるかシフト’!
ちなみに、当日、私の右側席には広島から来た顔見知りの方。私の左側席には尼崎から来ている常連さん。偶然にも、二人とも今年のGWに広島第一劇場で会っており、気さくに話ができた。
今週の香盤は次のとおり。①あすか苺(晃生)、②星愛美(フリー)、③山口桃華(TS)、④六花ましろ(渋谷道劇)、⑤青山はるか(晃生)〔敬称略〕。かなりいい香盤である。
前回の7月頭の公演で、はるかさんの潮吹きショーについて、今後は平日は一回、土日は二回やると聞いていたので、心積りはできている。
はるかさんの一回目は潮吹きのないステージ。改めて、はるかさんの美しさにうっとり。はるかさの美貌は完璧。博多人形のように小顔で色白。
尼崎の彼が、はるかさんには西洋人の血が入っているようだと話してくれた。おばあさんが西洋人系で、そのため、はるかさんは英語ができる。色紙にも英語が入っているよと言う。はるかさんは典型的な博多美人と思っていたので意外だったが納得。
私のホームTSの山口桃華さんも、私がはるかさんを追いかけて晃生まで遠征しているのが分かっていて、はるかさんの話題をしてくれる。「今週一緒のはるかちゃん、お顔が小っちゃくて、色気があって、すごく良いですね・・・性格も優しくて素晴らしいです。」また、仲良しの六花ましろさんからも「太郎さんのお気に入りの新人さんと一緒にのっていると、太郎さんにたくさん会えて嬉しい」と言われる。(苦笑)
さて、期待の二回目ステージ。投光さんがビニール・シートを持ってくる。なんと、はるかさん自身が盆周りの客にバスタオルを配っていた。とりあえず全員がバスタオルを受け取った。はるかさんが茶目っ気たっぷりに投光さんを指さして「私のお父さんです」と言う。客が笑う。そう云われると、投光さんとはるかさんはなんか似ている。(笑)
さぁ予定通り潮吹きショーが始まる。私は当然、ステージ向かって右側の私が座っている方向に潮が飛んでくると読んでいた。ところが、ベッド・ショーは右側から始まった。しかもそこでバック・スタイルまで。あらっ!先日と違う流れだ!そう思うやいなや、はるかさんは左側に移動し、いつ潮吹きが始まってもおかしくない状態へ。左側から戻り始めるが、もう一度右側に戻ってくるほどの余裕はなさそう。案の定、真正面の席でピュッと潮吹きは始まってしまった。残念!
いつも右側に偏ってしまうので、今回はあえて意識して右側を避けた感じ。女心と夏の風。どこに吹くかは、はるかさんの心次第。前回の確率通りにはいかなかった。
次の四回目ステージに期待した。
私の左右の二人も、はるかさんの潮吹きが飛んで来るのを期待していた。そのため、私の右側に座っていた広島の彼は、四回目が始まる時に真正面席が空いたのを見てすかさず移動した。そして、空いた右側の席に常連っぽい、やたら手拍子を甲高く鳴らす客が座った。手拍子が耳に響いて煩かったので注意しようかなと思ったが結局は我慢した。
四回目のベッド・ショーは、今度は左側からスタート。今回は間違いなく右側の方向に飛びそう。期待が高まり胸がときめく。さあ私の目の前でクライマックスか。ところが思うように発射せず、もう一度体勢を整えようとバック・スタイルに。バックから戻った段階で私の正面から右側に少し移動。その瞬間に始まった。私の右隣の客に直撃。盆が動かない分、潮は飛散せず一方向に集中する。ただ潮の勢いは大きくなく、膝元に少しかかった程度だった。右側の客は満足気。私にはかからず、席ひとつの違いに「惜しかったなぁ~」と嘆く。これだけは致し方ないことだが、やはり期待が大きかった分、落胆も大きかった。明日に期待しょう!っと気持ちを切り換える。
この日は四回公演で、時間が押し、はるかさんのラスト・ステージが終わったのは23時50分少し前。尼崎の彼は「終電に遅れる~」と叫んで走って駅に向かった。
私も同じく歩いて駅に向かう。そうしたら、電車が若干遅れていて彼と同じ23時53分発の尼崎行の最終電車に乗り込んだ。
その日、私はいつもの定宿である梅田の大東洋ではなく、なんば方面に泊まることにしていた。日中、他のお客さんからスパディオというカプセル・ホテルを教えてもらった。近鉄のなんば駅からひとつ目の阪神電車の桜川で降り七番出口を出るとすぐあると云う。近鉄線と直通になっているものの、電車賃が一駅で200円跳ね上がる。なんば駅まで250円で、桜川までで450円になる。ところが、桜川駅を降りたものの、七番出口がない。出口は四番までしかなく迷った。そこで、ホテルに電話して確認したら、なんば駅から阪神電車ではなく、地下鉄・千日前線の桜川であったことが判明。しかたなく歩いて行く。けっこう疲れた。
スパディオは大きく立派なカプセル・ホテルで、2700円と安く、しかもビール一杯無料券と朝食200円無料券が付いていた。ビールはさすがに小さいグラスであったが無料なので納得。朝食は更に500円出すとバイキングになった。私は200円の洋食でけっこう満足。電車賃がかかる分、サービスがいいというところ。この次は、なんばのカプセルを探訪してみよう。
翌朝、カプセル・ホテルを八時半に出発し、九時に晃生に到着。一番乗りだった。
その日はどこの席にしようか悩んだ。昨日の二回目に合わせ正面の席に座るか、四回目に合わせいつもの右側にするか。悩んだ末、昨日と同じ右側・端から四つ目の席にした。
その日は、私の右隣に、昨日に引き続いて来ていた尼崎の彼。そして私の左側にご存知Tさんが座る。はるかさんを応援する最強の布陣かな。TさんはネットではるかさんのことをAV石川鈴華時代から調べていて、ほんとよく知っている。はるかさんのことを話すと盛り上がった。はるかさんがいかに美しいか、ステージがいかに素晴らしいか、話した話した。例えば、はるかさんが高いヒールを履いてポラタイムに出てくると「はるかさんのハイヒール、良く似合っていていいねぇ~」「足の線がきれいに出ているし、長く見える」「でも躓(つまず)いて足首を痛めたら危ない気もするね」「歩くときは気をつけてもらわないと」なんてね・・・(笑)
おそらくTさんと私は今のストリップ界で最も熱くストリップを語れる二人。その二人を魅了したはるかさんは踊り子として最も魅力FULLであり、かつ最も幸せな踊り子さんなのかもしれない。
私はこの二日間で、はるかさんのステージに対する考え方を大きく変えた。
昨日までは、やたらと潮吹きを求めた。愛を浴びれないと落胆・失望した。しかし、そう考えるべきではないと悟った。
潮吹きは当たったら喜ぶべきもので、当たらなくて当然のもの。つまり、宝くじや馬券と同じ、ギャンブルなのである。
はるかさんのステージはストリップとして楽しめる上に、更にギャンブルとしての楽しみがある。だから二倍楽しめるのである。潮を浴びれなくて当たり前であり、たまたま浴びれたら凄くラッキー!と考えればいい。そう考えたら、潮吹きに対する執着がすっと消えていく感じがした。
二日目の二回目ステージ、予定通り、潮吹きショーが始まる。
いつも以上にステージ全体が盛り上がった。私の気持ちが変化しているのか、そんな気分になる。観客みんながはるかさんを囲んで潮吹きショーを楽しもうとしている。自分だけに恩恵があればいいなんて誰も考えない。みんなで楽しみ、誰が恩恵を受けても、みんなで祝福してあげる、そんな雰囲気が漂う。
そんな中、今回は真正面の若い男性がはるかさんの愛を浴びた。あまり見かけない人で、少し男前で物静かなタイプか。浴びた瞬間、おそらく心の中では大喜びしているだろうが、喜びを内に隠している感じ。それでもはるかさんの愛を浴びて感激しているのが伝わってきた。ポラもしっかり撮っていたし。そのラッキーに対して、私は素直に彼に拍手を贈りたい。おそらく観客みんなが同じ気持ち。まるで二人の愛を祝福する結婚式みたいだな。はるかさんのファンというのはそういう気持ちの人がたくさん集まっているのだと思う。「一人はみんなのために、みんなははるかさんのために!」
二日目は時間がすごく押して、二回目が終わったのが19時近かった。おそらく三回公演になりそう。私は東京に戻る深夜バス時刻のため遅くても20時半には劇場を出なければならず、次の回のはるかさんのステージを観るのは無理。そのため、二回目が終わったらすぐに帰ることにした。
結局、二日目も、座席の選択が悪く、はるかさんの愛を浴びることはできなかった。でも後悔も落胆もなかった。清清(すがすが)しい気分で劇場を後にできた。
まぁ、次に晃生に来るときは、クーラーが直接当たって寒い右側‘はるかシフト’を外し、いつもの正面席に座ろうっと。自然体が一番。あとは、女心と夏の風にお任せ!
とにかく私ははるかさんが大好き♡ たくさん応援してあげたい。いつも側にいたい。その気持ちが大前提。
潮吹きは付録みたいなもの。運よく浴びれれば、大好きなはるかさんと一体になれる。その快感を素直に喜びたい。
翌週7/28(土)~ 7/29(日)、私はまた大阪晃生に観劇に来ている。
平成24年7月 大阪晃生にて