晃生の青山はるかさんの公演レポート「愛を浴びる」(その5)を続けます。
先に、6月結の渋谷道劇のレポートをしたところだが、はるかさんは連投で7月頭に晃生が入っていた。
渋谷道劇では、私は八日間通ったが、肝心の楽日6/30(土)には行かなかった。普通だったら、これだけ通ったら楽日も当然のごとく有終の美を飾るところ。ところが、私の目は既に次の大阪晃生に向かっていた。
渋谷道劇では、潮吹きショーがなかったので、次の大阪晃生での久々の潮吹きショーを楽しみにしていた。京都DX東寺もフライングだったしね。
私は6/30(土)を大阪への移動日にし、前泊して7/1(日)に備えた。7/1(日)の早朝八時前に劇場に到着。一番乗り。お蔭でお気に入りの真正面の席をGET。後は、はるかさんの潮吹きショーを待つだけ。
顔馴染のスト仲間が名古屋から来ていた。彼もはるかさんの潮吹きを期待しており、私の隣の席に座った。彼と二人、はるかさんの話で盛り上がった。
二人でTさんの噂をしていたら、Tさんが開場前にひょっこり現れた。予想通りである。挨拶する彼の微笑みの中に、潮吹きに対する熱い想いが見え隠れしていた。
さて、トリのはるかさんのステージが始まる。
おやっ!いつものように、盆の上にビニール・シートを敷く作業がなく、そのままダンスが始まってしまった。渋谷道劇と同じ演目。ベッド・ショーへと続き、潮吹きのないまま終わってしまった。私は唖然とした。
隣の名古屋の彼と話す。「きっと連投疲れがあるんだよ。次を期待しよう。」と。
ところが、二回目のステージも同じく潮吹きがなかった。
はるかさんは、これまで晃生だけの出演であったので体調管理しやすかったのだろうが、段々と他劇へ出演し出すと、体調管理が難しくなり、今までのように潮吹きショーも毎回できなくなるかもしれないな。
また今回の公演では直前までメンバーが確定しなかった。新人がデビューする予定が延期となり、Rinさんが体調不良のため空乃さとりさんが急遽穴埋め。そのため、開館記念のチーム・ショーも思う様に練習できなかった。二回目のフィナーレから実施したものの、付け焼刃な感じでまとまりがなかった。
そんなこんなが重なり、潮吹きショーは中止したのかなと推測された。
ちなみに、はるかさんのポラがいつもの1,000円から500円になっていた。渋谷道劇で下げたから500円にしたのかな。安いと毎回買う私としては助かるが、今回は開館記念特別公演なのだからパーッと潮吹きショーをやってポラ1000円でよかったのになぁと思っちゃう。
名古屋の彼と、次の三回目から期待しようと話した。しかし、時間が押していて、私は帰りの夜行バスを考えると20時半には劇場を出なければならないので、三回目のステージを観れないかもしれない。三回目から潮吹きショーを始め、私が観れなかったら、ますますガッカリする。
落ち着かない気持ちのまま、三回目ステージは20時半の10分前に始まった。案の定、ビニール・シートが敷かれない時点で、三回目も潮吹きショーはないと知る。今日はダメだったか。四回目ラストだけやるかな。四回目だけやられても私としてはガッカリする。おそらく今日はないだろうな。
後悔の念が芽生える。今日、潮吹きショーがないと分かっていたら晃生まで来なかったな。昨日の楽日に渋谷道劇に行って、今日は関東の劇場に行っていた。ちょうどDX歌舞伎の無料券が本日7/1までだったが、大阪晃生に行く予定だったのでスト仲間にあげてしまったのを思い出す。
後悔しても後の祭り。潮吹きばかり考えていた私の邪念(スケベ心)が事の始まり。誰が悪いわけでもなく、単に私の運が悪かったに過ぎない。
20時半になり、はるかさんの三回目ステージの途中で劇場を出た。受付の従業員さんに「東京から潮吹きショーを観たくてやってきましたが今日はなかったですね。今週は潮吹きショーはないのですか?」と聞いたら「それは申し訳ありませんでしたね。今週はやらないかもしれません。確認しないと分かりませんが・・」との返答だった。
私は今週木曜日からまた大阪晃生に来るつもりで、先週のうちに会社に休暇届けを出していた。しかし、潮吹きショーがないとなると楽しみが半減する。なかなかうまくいかないなぁ~
期待が大きかっただけに失望も大きかった。やるせなさが募り、虚しさばかりが漂った。
はるかさんの潮吹きが見たーい! 愛が浴びたーい!
帰りのバスの中で、私の目から潮が吹きでた。塩辛い味だった。
平成24年7月 大阪晃生にて