H31年4月結の大和ミュージックにおける、愛沢真実さん(晃生所属)の公演模様を、新作「オーロラ姫」を題材に語りたい。
H31年4月結の大和ミュージックに初日から通っている。今週のメンバーは次の通り。①神崎雪乃(晃生)、②愛沢真実(晃生)、③黒瀬あんじゅ(TS)、④松本なな(東洋)、⑤上野綾(東洋)、⑥神坂ひなの(TS)〔敬称略〕。今週は上野綾さんの10周年週。
今週は平成最後の記念すべき週となる。真実さんと過ごせて幸せだよ。
今週は二個出し。三日目から新作を出す。1,3回目は二作目「rose(POLICEから改名)」、2,4回目は新作「オーロラ姫」。
なお、新作はH31年4月頭の大阪晃生ショー劇場で4月5日に初披露され、私はたまたまその日に観劇していた。ドキドキの初披露だった。「すごく緊張しています。ブーツで踊るのも初めてで・・。ステージで衣装・ブーツまで全部着てレッスンしたのは一日だけです。焦りもありますがデビュー作みたいに何度も踊って身体に慣れさせて、まなみの踊りやすいようにアレンジしていこうと思います。」「今日のオーロラ姫は完璧ではない・・(笑)ダンス変わってると思うよ~」。続く翌週の京都DX東寺にも応援に行き拝見した。そして、今週三週連続の披露になる。
今回は初見のときに比べ、だいぶ落ち着いて、固まってきた印象を受けた。
初めて観たときの第一印象を正直に語っちゃうね。
晃生のときに事前に次の新作は「オーロラ姫」であることを教えてもらっていた。私はディズニープリンセスは結構うるさい(笑)。オーロラ姫の童話も書いていたので、初披露前日に真実さんに渡していたほど。だから、ディズニー作品とどのへんが反映しているのかなと思って興味津々で鑑賞していた。一度観た限り、全く分からなかった(笑)。そこで、真実さんにすぐに「どのへんがオーロラ姫のイメージなの?」と尋ねた。
真実さんから「衣装のキラキラしたところよ」と即答された。えっ!? なるほど・・・
次に、選曲をすぐに教えてもらったので、曲のイメージからオーロラ姫の印象をたどることにした。JUJUにしても倖田來未にしても、すごくエネルギッシュな女性ミュージシャンだなぁ~彼女たちにオーロラ姫のイメージをダブらしているかもしれない。この点は、最後にもう一度詳しく話したい。
さて、第三作「オーロラ姫」のステージ内容について私なりに語ってみるね。
舞台の向かって右端から現れる。
まず衣装が素晴らしい。肩出しで、肩紐で胸から下の白いドレスを吊るしている。上半身はコルセットぽく、スカート部はふわふわしている。なんといっても、このドレスの最大の特徴は、右肩から左下に流れる銀色の孔雀の絵である。まさしくキラキラしている。音楽に合わせて、白いロングブーツを履いて優雅に踊る。
一曲目は、JUJUの「Remember (The Good Times)」。作詞:松尾潔、作曲:川口大輔。この作曲者・川口大輔さんはJUJUと同い年で、彼女に曲を提供しているシンガーソングライターで、この川口大輔の影響が極めて大きいことに気づかされる。後で詳しく述べたい。
この曲は、JUJUを知らない私も聴き覚えがある。2018年4月からスタートしたNHK総合『世界はほしいモノにあふれてる』(毎週木曜22:45~)の番組オープニング曲として書き下ろしたもの。JUJUが俳優の三浦春馬と初タッグを組みMCを務めている。私はこの番組で初めてJUJUさんを知った。
音楽ががらりと変わる。
二曲目は、倖田來未の曲「IS THIS TRAP?」。作詞:Kumi Koda: 作曲:T-SK/HENRIK Nordenback/ Christian Fast.。「Summer Trip」は、倖田來未の55枚目のシングル。A面三曲のうちのひとつとして収録。2013年7月31日にrhythm zoneから発売。アルバム『Bon Voyage』に収録されている。「Summer Trip」は、約2年ぶりの3曲入りサマーシングルで、「IS THIS TRAP?」は、夢を現実のものにして欲しいという願いから、夢を叶える場所として”TOKYO”をテーマに描いた、高揚感溢れるキラーチューン!これぞ「THE KODA KUMI ワールド!」。
ノリノリで踊る。
背中のファスナーを外し、衣装を変えていく。赤いドレスが見えたところで暗転。
三曲目も倖田來未の曲「0時前のツンデレラ」。作詞:misono、作曲:伊橋成哉。なんと妹のmisonoのカバー曲。misonoの歌詞は、アーティストとしてとても尊敬出来ると、TVで言っている。ちなみに、ツンデレラとは、シンデレラとツンデレのかばん語である。 2006年の新語・流行語大賞にノミネートされた。
スローなバラード曲の中、ピンクのドレスで現れる。足元まで流れるロングドレス。首周りはふわふわする羽根。裸足で踊る。
そのままベッドショーへ。白いパンティを右手首に巻く。近くに来たのでアクセサリーを目で追う。純金のネックレス。左手首にガラスのブレスレット三本。右手中指にダイヤのリング。マニキュアはしていない。
ベッド曲は、ソン・シギョンが歌う「粉雪」。最初、レミオロメンかなと思ったほど日本語が完璧で、改めてソン・シギョンの声がとてもいい。
ソン・シギョン(1979年4月17日 -現在39歳)は韓国出身の男性歌手。韓国では2000年にデビュー。日本では2017年12月にファーストアルバムを発売。2018年度NHKテレビでハングル講座にレギュラー出演が決定した。
いやぁ~ソン・シギョンの歌声がキラキラしているなー★
しかも、この曲は失恋、片思いソング。オーロラ姫は100年の眠りから覚めて恋をしているのかなと思っちゃう。もしかして真実さんも・・・恋している???
きっとストリップに恋しているんだ!!! そう思えば相手はボクも入るかな(笑)
以上が作品の内容と感想である。
以下に、JUJUと倖田來未についてネットで調べたので、その内容と私の彼女たちへのイメージを記しておきたい。
JUJUさんの人柄は、NHK番組『世界はほしいモノにあふれてる』で、俳優の三浦春馬とのやりとりでよく伝わってくる。それ以前に、JUJUさんは日本を代表するビッグ・シンガーである。
JUJU(ジュジュ、1976年2月14日 - 現在43歳)は、日本の歌手。ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ所属。身長166cm。
<人物>
広島県庄原市生まれ。12歳でジャズシンガーを志し、18歳で単身渡米。ジャズを始めR&B、ヒップホップ、ソウルといったニューヨークの音を吸収し独自性を確立。ストリートでの活動が噂となり、日本国内のほぼ全てのメジャーレーベルからデビューのオファーを受けるが、自らの音楽性の追求の為、さらに2年近くニューヨークで活動を継続。2004年、シングル「光の中へ」でメジャーデビューを果たす。
その卓越したトーク力や女性をターゲットにした作品や商品とのタイアップやコラボ、自身のブランドを運営するなどスタイリッシュなイメージにより、20代〜30代の女性を中心に高い支持を受けている。
J-POPファンから好まれるバラードだけでなく、ジャズからヒップホップ、ハウス、ソウル、R&B、EDM、歌謡スタイルなどまで幅広い音楽性を持ち、ほかのアーティストとのコラボも盛んに行っている。特にジャズへの思い入れは強く、ジャズシンガーへ憧れを抱き、「JAZZは人生の教科書」と語っている。またポップスと並行してジャズをテーマにした活動も継続している。
尊敬する歌手はサラ・ヴォーン、元ディー・ライトのレディ・ミス・キアー(英語版)、そしてキャロン・ウィーラーの3人で、冗談交じりで「機会があったら彼女たちと声帯を取り替えたい」と話すほど。
好きな日本人アーティストは松任谷由実で、本人曰く「マニアって言っていいくらい大好き」。「日本の音楽といえばユーミン」とも語っている。その後、プライベートでも交流を持つようになった。
芸名の由来は、ウェイン・ショーターのアルバム『JuJu』から。2000年、翌日までにシンガー名を決めなくてはいけない時にニューヨークの路上で売られていたカセットテープの中に当時将来への不安を紛らわすために精神安定剤代わりに聴いていた『JuJu』を見つけ、天の声だと思ってそれにあやかることにした。
本名は一応非公表ということになっているが、いくつかのテレビ番組に出演した際に、名字は「園田」で名前は「淳」(読みは「ジュン」)であることを明かしている。また生年も同様に非公表で、テレビ番組などでは「永遠の100歳」を自称するが、こちらも自身のテレビ番組中での発言により1976年生まれであることが判明している。
デビュー後に出したシングル2枚が全く売れず、契約でももめて歌手生命が終わりそうだった2005年、制作チームに入っていた音楽プロデューサーの川口大輔にそれまでの歌い方を否定される。当時のJUJUは子音を立てたりアドリブを入れたり強いビブラートをかけたりというジャズなどの影響を受けた歌い方であったが、川口には邦楽だとそれでは日本語が濁って届かないのではっきりと発音するように言われる。それまでの自分を全否定されたような気分になったが、アドバイス通りに歌ったバージョンをそれまでのものと聞き比べた結果、川口の言葉が正しいとわかった。そして自らを振り返ったところ、ジャズ以外の音楽も好きな自分は色々なジャンルの曲を歌うただの歌手になりたいのだと思い、「ジャズシンガーになりたい」という夢を一旦封印することにした。以後、日本語を大切にする歌い方に変えたところ、3rdシングル「奇跡を望むなら...」がヒットした。
2011年、ジャズの名門ブルーノート東京で初めて念願のジャズスタイルでのライブを行い、初のジャズ・カバーアルバムをリリースした際には、歌い方を以前のものに戻した。
<エピソード>
2003年頃までは喫煙者であったが、楽曲の多くを手がけるプロデューサーの川口大輔および所属レコード会社のスタッフから「今後は禁煙しなければ契約を打ち切る」と指摘され禁煙トレーニングを行い、同年12月31日付で禁煙した。禁煙後の2004年以降は声域が2オクターブほど違い、声も綺麗になっている。
こうした経歴を読むと、すごくJUJUさんが人間臭く感じられる。夢に向かって相当に苦労している。そんな中で、川口大輔さんの存在が大きい。今やオーロラ姫のように輝く彼女にとって、100年の眠りから目覚めさせてくれたフィリップ王子は川口大輔さんだったと感じられた。彼女はタバコやお酒が大好きなようだから、彼女の呪いはそのへんにあるのかな。
次に、倖田來未さん。
今回の二曲は彼女の魅力を表すうえで対極的に二曲だね。「IS THIS TRAP?」は元気いっぱいのダンス曲であり、「0時前のツンデレラ」はバラード曲。後者の歌詞、”「また今度」っていつ?”、”朝、目が覚めてもまだ君を好きなまま”なんか、メロディーと歌詞がすごく合っていて心に沁みてくる。倖田來未の歌は「失恋、片思いソングを聞きたいときはくうちゃんがぴったり」と思わせる。他にも「好きで、好きで、好きで。」(2010年9月22日に発売の倖田來未の48枚目のシングル。作詞:倖田來未、作曲:杉山勝彦。)は人気曲。倖田來未には乙女心を揺さぶる魅力がある。
ちなみに、私は倖田來未のことを殆ど知らない。倖田來未といえばキューティハニーくらいしか思い浮かばない(笑)。2004年5月26日、11thシングル「LOVE & HONEY」をリリース。このシングルが、久々のトップ10入りのヒットを記録した。このシングルに収録された、本人も友情出演した映画『キューティーハニー』の主題歌でもあるアニメ「キューティーハニー」主題歌のカバー曲は、彼女の出世曲となった。この時PV撮影に当たり、「あまりにも太いので痩せないなら次のPVはアニメ化する」と言われたことから、8kgのダイエットに成功。「エロかっこいい」と形容される独自のスタイルを確立した。
ネットでは倖田來未のことを次のように紹介している。
倖田 來未(こうだ くみ、1982年11月13日 - 現在36歳)は、日本の女性歌手。rhythm zone所属。京都市伏見区出身。身長154cm。出生名は神田 來未子(こうだ くみこ)。同じく歌手のmisonoは実妹である。夫はBACK-ONのボーカルKENJI03。
<人物>
総合的に人を楽しませるエンターテイナーを目指している。
これまでに何度か歌手を辞めようと考えたことがある。1度目は7thシングル「real Emotion」で初めて大きなタイアップをもらった時で、それでも売れなかったら自分には才能がないので辞めた方がいいのではと考えた。2度目は失言騒動でテレビに出演できなかった時期、そして3度目は2011年の結婚のタイミングだった。結婚や出産は、実はそのまま“妻として、母として”だけの道を選んでいてもおかしくないタイミングだった。もともと自分では「10年くらいで“倖田來未”という人生を終えるのかな」と思っていた。ずっと流行についていけるのかという不安もあり、だったらそのくらいで辞めた方が格好良いのではないかと考えていたからである。しかし家族が「倖田來未としてこれからも走り続けるべきなんじゃないか?」と言ってくれたことと周囲の手厚いバックアップによって、自分自身でも「2ndステージのスタートを輝かしく切れたらいいな」と思えるようになり、復帰を決意した。
<音楽性>
エイベックスの中でもR&B・ヒップホップ系アーティストの多いrhythm zoneレーベルに所属。きっかけは「DOUBLEみたいなアーティストの曲を歌いたい」とスタッフに告げたことから。
マドンナ、ジャネット・ジャクソン、ビヨンセ、クリスティーナ・アギレラといった海外アーティストのように同性から支持を受ける女性アーティストになりたいと思っているが、デビュー前は洋楽を聴いていなかった。
洋楽寄りの曲も歌うがもともと歌謡曲も通ってきているので、トラックがカッコいいのは当たり前でやはり大事なのはメロディだと考えている。
世間的イメージとは異なり、自分ではバラードシンガーと呼ばれるようになりたいと思っている。
敬愛しているアーティストはDREAMS COME TRUEと岡本真夜。DREAMS COME TRUEのライブビデオを観て歌手に憧れて芸能界入りを志し、エイベックスのオーディションでは岡本真夜の「Alone」を歌った。
初めて買ったCDは広瀬香美の「ロマンスの神様」。
椎名林檎の「ギブス」について「女性像がすごくかっこいいと印象を受けた曲で衝撃的だったイメージがある」と語っている。
<失言騒動と活動自粛>
2008年1月29日、ラジオの特別番組「倖田來未のオールナイトニッポン」内で「35歳をまわるとお母さんの羊水が腐ってくるんですよね」と発言、これが問題となった。公式・エイベックス・ニッポン放送サイトで自らの発言に対する謝罪文を掲載。30日、アルバムのプロモーション活動を全面自粛し自宅謹慎することを発表。CM出演中の企業サイト休止やCM放送の中止という事態に及んだ。2月7日、報道番組内で「結婚したばかりの女性マネージャーに、早く子供を産んでほしいという気持ちからの発言であったが、(医学的)知識のない中、軽はずみな言動で多くの人に誤った知識を伝え、その心を傷付けた」と涙ながらに謝罪した。
一方、6thアルバム『Kingdom』は、プロモーション活動の全面自粛にも関わらずオリコンアルバムチャートで、初登場1位を獲得した。4月13日、ツアー『KODA KUMI LIVE TOUR 2008 〜Kingdom〜』静岡エコパアリーナで72日ぶりにファンの前に姿を見せ、5月26日、「BEAT CRUSADERS ヒダカトオルのオールナイトニッポン」内で失言について謝罪。5月30日、自粛後初のTV『ミュージックステーション』出演で本格的に活動再開を果たした。
<その他>
もともと太りやすい体質の上に一時期はマクドナルドのセットを3つ食べるなどの大食いであったが、夕方6時以降は食事をせずにダイエットコーラをよく飲んだり、そうめんだけの食事やスルメを食べるなどしてダイエットしている。
酒とタバコは一切やらない。しかし、20代後半になって酒を飲んだが、苦手であることを公言している。
犬を飼っている。名前は「ラム」で、犬種はキャバリアである。
とんねるずの大ファン。元々母親がとんねるずのファンだったことに影響されたという。
苦手な食べ物はゴルゴンゾーラのピザ、奈良漬け(いずれも『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の「新・食わず嫌い王決定戦」に出演した際に判明)。
左腰に蝶のタトゥーを入れている。
氷川きよしとは歌手デビューが同期で「夜な夜な電話で語り合う仲」である。
こうした記事に触れてみると、倖田來未は一見オーロラ姫のように華やかに見えるものの、極めて人間臭い面がある!!!!ことに気づかされる。家族や周りの人に愛され支えられている。だからこそ、たくさんの女性ファンの心をつかむ魅力に溢れているんだと思う。
2019年4月 大和ミュージックにて