H30年1月頭の大阪晃生ショー劇場における、望月きららさん(晃生所属)のお正月公演模様を、「望月きららのステージは半端じゃない!」という題名で語りたい。

 

 

H30年1月頭の大阪晃生ショー劇場に新年のご挨拶に伺う。

今週の香盤は次の通り。①望月きらら(晃生)、②神崎雪乃(晃生)、③平野ももか(道劇)、④寿恋花(晃生)、⑤浜崎るり(晃生) 〔敬称略〕。

その週のお正月興行のトリは、前半が望月きららさん、後半が浜崎るりさんが務めた。二人とも今や晃生を代表する人気舞姫。みなさん、新年早々、新作を披露して楽しませてくれた。

 翌週、H30年1月中の渋谷道劇にも顔を出す。

その週のメンバーは次の通り。①御幸奈々(栗橋)、②花咲はな(道劇)、③星乃結子(道劇)、④望月きらら(晃生)、⑤遠野こころ(東洋)、⑥渚あおい(東洋)〔敬称略〕。この週は、星乃結子さんデビュー。

新年二週連続で顔を出したため、きららさんから「二週連続♪もしかして今年はコース皆勤ですか?(笑)」と言われる。

 

お正月公演の望月きららさんは三個出し。

お正月らしく雪の精霊のような着物姿を演じた作品、大きな白い翼をつけた鳥の作品、そして今年の干支である犬をイメージさせるアイドル作品。

どれも初めて拝見する作品ばかり。

どの作品も凝っていて、衣装にもかなり出費しているのが窺い知れる。とにかく「望月きららの作品は半端じゃない!」と思い知らされた。彼女は単に観客へのサービス精神が旺盛なだけじゃなく、自分の中にある芸術性を爆発させている。まさに岡本太郎の「芸術は爆発だー!」を地で行くタイプ。同じ関西人としての血を引いている気がしてくる。

 

 

いい作品なので、私なりにレポートにしてストリップ日記に記録しておきたくなった。

ひとつは、雪の精霊のような着物姿の作品。演目名は未定で「『雪月花』っていうタイトルにしようかな」という感じ。

お正月の晃生で拝見したときは、舞台の天井から雪の結晶が簾状に垂れ下がり白い光を灯していた。これが幻想的な効果を醸した。(渋谷道劇では無かった)

一曲目は北風の音とともに始まった。

雪の精霊のような着物姿で登場。

髪飾りだけでも凄い。緑の葉も混じった白い花のイメージで白い羽毛が立ち銀色にきらきら輝く。その髪飾りから長いマフラーのように白い二本の毛が着物の前面に流れる。

衣装は白の縞文様で、豪華な銀の帯を大きく前面に結ぶ。

大きな丸い銀の台座の上に立ち舞い踊る。(渋谷道劇では小箱の上に立つ。さすがに看板娘の自小屋での扱いは別格だね。)

二曲目で、徐々に着物を脱いでいく。ピンクの下帯を取り、銀の襦袢姿になる。

三曲目は、ゆったりしたバラード曲。

ここで落ち着いた紫の襦袢姿になる。紫地の中に桜の花びらが描かれている。

インスト曲に変わる。

ここで銀の襦袢姿になる。きらきらした花柄。

そのまま盆へ移動。白足袋のままベッドショーを始める。

ベッド曲は石川さゆりの名曲「天城越え」。

 

 

もうひとつ、大きな白い翼をつけた鳥の作品をご紹介したい。

暗い中、鳥の声が聞こえる。

二つの懐中ライトの光が流れる。ひとつは帽子につけたライト。もうひとつは赤い懐中ライトを手に持つ。

場内の照明が点くと、全身を藁みので覆ったきららさんが現れる。

藁みのを脱ぐと、長袖、長ズボンのアーミー服になる。黒いズックを履いて、白い鳥の羽根と赤い懐中ライトを持って、軽快に踊る。その白い羽根の持ち主(鳥)を探している様子。

次の場面、白い大きな翼を付けた鳥が現れる。いやぁ~大きく立派な翼だ。大きく広げると、足元まである。これにも金がかかっているなぁ~

頭にはガラス細工のようなきらきらした王冠を被る。王冠には緑の蔓が絡み、そしてその王冠から白い毛が立ち羽毛がマフラーのように下に垂れる。

銀の首輪。胸と腰に白い羽毛を巻きつけている。そこから更に羽毛の付いた紐がずらりとフランジする。手首にも白い羽毛を巻く。素足には白い紐をクロスに巻く。

縦に二つ重ねた羽毛の団扇を振り回して踊る。それでお客の頭を撫でる。

曲が変わって、腰に巻いていた白い羽毛を取る。下には白いパンティが現れ、そのままドショーへ。

 

きららさんは、単に鳥の華やかな衣装を着たいのではない。鳥になりきって舞い踊りたいのだ。単なるキレイな衣装への欲求に止まらず、役になりきりたいという強い変身願望。そうした作品への貪欲さが強烈。それが冒頭の「望月きららの作品は半端じゃない!」ということなんだ。

 

 

平成30年1月                           晃生ショー劇場にて