H29年9月頭の大阪晃生ショー劇場での、晃生所属の踊り子・寿恋花さんについて、二周年作を題材に、「癒しさの中心に君がいる」という話をします。

 

 

 H29年9月頭の大阪晃生に初日から顔を出す。

メンバーは次の通り。①寿恋花(晃生)、②雪乃舞(小倉A級)、③多岐川美帆(道劇)、④春野いちじく(TS)、⑤望月きらら(晃生)〔敬称略〕。

今週は寿恋花さんの二周年週。これを外すわけにはいかないね。

晃生の新人ラッシュ年(2014.9~2015.9)の最後を飾った恋花ちゃんももうすぐ三年目になるんだね。なんか感無量になる。この年のスタートはさつき楓さんが2014年9月26日デビューなので今月結に3周年、続いて浜崎るりさんと蘭あきらさんが10月頭に3周年を迎える。

最近の恋花ちゃんには凄く癒されている。明るいし、とても優しい。二カ月前の7月中の大和で演目「大阪ラバー」を観て心の空隙を埋めてくれる気分にさせてもらい観劇レポを書いたばかり。ここにきて、私の心の中で恋花ちゃんの存在が大きくなっている。これは何かな!? 恋かな!? ・・・

ともあれ、おじさん達が恋花ちゃんの癒し度に注目し始めている。性格の良さと人気がリンクしてきた感がある。晃生には個性の強い望月きららさんや浜崎るりさん等のお姐さんが沢山いるので、どうしても目立ちにくいところだが、今や恋花ブレイクの兆しを感じる。これからの活躍が期待される。

また、恋花さんは若いけど面倒見がよく誰とでも仲良くなれるので、後輩が入ってきたら絶対にいいお姐さんになれる。将来の晃生を背負っていくタイプと私は確信しているんだよ。

 

 さっそく、新作の二周年作を紹介しよう。

 今回の作品は、アイドル曲だらけの可愛い和物。

 最初の楽曲は、きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」。久しぶりにきゃりーの曲を聴いたが、やっぱ中田ヤスタカさんらしいエレクトロニック・ダンス・ミュージック(英: Electronic Dance Music, EDM)はいいね。ノリノリになる。おもわず「ハイになれ  あの交差点から始まった」の歌詞に共感するファッションモンスターたちをイメージするところだが、恋花さんはこれを着物姿で演じちゃう。なんと斬新なことか!

 しかも着物は水色で白いケーキの柄。着物の足元が割れピンクの裏地が見える。

 帯が豪華。金銀二層の帯で、しかも上に赤、下に黄色のフリルが付いている。帯の後ろには黄色のふわふわ布地のリボン。

 頭髪部も豪華。上頭部にピンク、白、黄色の花が飾られ、側頭部には赤い髪飾り。右頭部にはかんざしを挿して白い紐を垂らしている。首には白いネックレス。

 音楽にのって明るく楽しく踊る。

 二曲目は、日本のテクノポップユニットPerfumeのインディーズ移籍1stシングル(2003年リリース)「スウィートドーナツ」。Perfumeはここから中田ヤスタカにサウンドプロデュースされる。その記念すべき一曲目なので、これまたノリがいい。恋花ちゃんは着物姿のままショッキングピンクの毛の扇子を持って踊る。

 三曲目は、しょこたん♥さっちゃんの「無限∞ブランノワール」(2015.10.28リリース)。この曲も面白い。でんぱ組.incとのコラボユニット「しょこたん♥でんぱ組」で話題をさらった中川翔子が、次なる相手として、ラスボス・小林幸子と衝撃のコラボしたもの。

 この曲に合わせ、着物を脱ぎ、白い襦袢姿に。花柄の刺繍入りで華やか。中央が銀の白いベルト帯を解く。

 そのままベッドショーへ。

 楽曲は、田村直美の「ゆずれない願い」。この曲はテレビアニメ『魔法騎士レイアース』のオープニングテーマで、1994年リリースの懐かしいパワフルな名曲。売上120万枚超を記録し、田村の代表的楽曲となり、1995年のNHK紅白歌合戦にもこの曲で出場した。

 

 今回の周年作品は、かわいい恋花ちゃんとかわいい音楽の両面から癒されました。

最後に「癒しさの中心に君がいる!」と声高に叫びたい。

 

 

平成29年9月                         大阪晃生ショー劇場にて