今回は、晃生所属の踊り子・寿恋花さんの演目「大阪ラバー」を題材に語ります。

 

 

H29年7月頭の大和ミュージック、7月6日に顔を出す。

今週のメンバーは次の通り。①MOKA(TS)、②潤奈(天板)、③玉(TS)、④松本なな(東洋)、⑤寿恋花(晃生)、⑥春野いちじく(TS)〔敬称略〕。今週の大和はいいメンバーだね。

 

寿恋花さんは三個出し。

一回目ステージ、演目「大阪ラバー」を観ていて無性に心の空隙に沁み込んでくる感じがした。この演目は夏限定の出し物。

恋花ちゃんが白い団扇(うちわ)を持って夏らしい可愛い浴衣姿で現れる。赤、ピンク、青、黄色の色彩が盆栽風に織りなす花柄模様。紫の帯を巻き、後ろにリボン結びしている。今どきの茶髪に赤い髪飾りを付ける。

いつも笑顔たっぷりの恋花ちゃんの姿がとても眩しく感ずる。

今回の演目は、演目名が示す通り、全て大阪の曲ばかり。1.水都音頭 2.大阪LOVER 3.大阪の女 4.大阪で生まれた女 5.浪花節だよ人生

この曲達がまた、私の心に沁み込んでくる。

そんな気持ちで観ていたら、恋花ちゃんがかぶりセンター席に居る私の近くにやってきて、おもむろに萌え萌えシェイクをしたと思ったら、持っていた団扇を私に差し出した。恋花ちゃんのサイン入りの団扇だった。素直に嬉しかった。

一回目ポラタイム、その団扇を持ったポーズで写真を撮る。ポラ袋に入れていつものように手紙を同封。そしたら、次の回に「ポラ袋かなり傷んでいるから新しいポラ袋をあげるね」と言って別のビニール製のポラ袋をプレゼントしてくれた。たまたまであるが、二度連続の贈り物に恐縮した。私の心に温かい風が流れた。

 

今年の梅雨は涙雨だった。心に大きな隙間ができた。たまらなく寂しかった。

ストリップで失った心の空隙は、またストリップで埋めるしかない。私は劇場を彷徨い、こうして大和に辿り着く。

恋花ちゃんを前にして、いろいろ感ずるものがあった。

関東の女の子に冷たくされたせいか(笑)、無性に関西の女の子が恋しく思える。

私にとって、恋花ちゃんは今まさに関西の女の子代表である。

改めて思うに、晃生のお姐さん達はみんな優しい。

長く応援させて頂いている青山はるかさんや羽音芽美さんは別格であるが、ここ数年の寿恋花さん、望月きららさん、浜崎るりさん、蘭あきらさん、さつき楓さん、来夢さん、みんな私に優しく接してくれる。私の顔を見つけると心から嬉しそうにしてくれるし、いつも私と楽しく遊んでくれる。他のお客さんがやきもちを焼くほど(笑)。言うまでもなく、私の萌え萌えシェイクを一躍流行らせたのは彼女たちである。お陰で私はストリップ界でも有名人になった(笑)。

 

人は誰しも、たくさんの人の存在、たくさんの優しさに支えられて今がある。ところが、人の存在、人の優しさってほとんど気づかないで生きている。

自分が寂しいとき、辛いとき、初めて気づくもの。

踊り子さんもたくさんのファンに応援されてステージを務めている。例えが悪いが、踊り子さんも、たくさんのポラ行列が出来ているときはいちいち一人のポラの有難さを感じることもないんだろうが、ゼロポラになりそうだったら、たった一人のポラが有難く感ずるだろう。そんな気持ちで、一人一人の客に接することができれば、必ず人気者になるだろうね。

恋花ちゃんは、いつも笑顔で優しく接してくれる。決して今回だけの話ではなく、それが自然体でできている。だから、客からも踊り子さんからも愛される。

今週は恋花ちゃんがいたから心の空隙が埋められた。人の情けや人生の機微というのは気づこうと思わなければ全て流れ去っていく。今それに気づけた自分は心が満たされた。

恋花ちゃんと出会えて幸せである。つくづくそう感じた。

 

今回のレポートは、七夕の夜にしたためた私のラブレターでした♡

これが私から恋花さんへの七夕短冊です。

 

 

平成29年7月7日                        大和ミュージックにて