晃生の踊り子・朝倉さりなさんのデビューについて、「ステージからの握手で心を掴まれた」と題して語ります。これは私のストリップ日記です。
H27年1月10日(土)、三連休初日、大阪晃生ショー劇場に遠征した。夜行バスで来たので、早朝八時に劇場一番のり。盆前のセンター席を確保。
お正月興行の楽日、いつもお世話になっているRinさんや目黒あいらさんに新年のご挨拶がしたかった。そのうえで引き続き1月中の新人さん二人(綾乃さんと朝倉さりなさん)を拝見したかった。
お正月興行の香盤は次の通り。①浜崎るり、②星愛美、③七海セーラ、④Rin、⑤目黒あいら〔敬称略〕。全員が晃生所属。
フィナーレは、お正月興行らしく出演者全員が赤いはっぴを着てダンスを催す。
また、七海セーラさんのみ演目「仮面舞踏会」で洋物だったが、他は全員、着物姿で和物を演じた。私としてはすごく楽しい時間を過ごせた。
そんな中、Rinさんからポラの時に耳打ちされた。「今日の三回目三番目に新人さんの顔見世をやる予定だから楽しみにしていて」と。Rinさんとは長いお付き合いで、私が今回新人さん目当てで来ているのも知っている。晃生ではステージに慣れさせる意図で前の週に新人さんをのせることがあるのは聞いていた。
明日からの1月中の初日、新人さんに会うのを楽しみにしていたが、前日に会えるなんてなんてラッキーなんだろう!
ストリップにはドラマがある。
今回の朝倉さりなさんとの出会いにはドラマテックな感動を覚えた。
ステージに現れた瞬間に、そのチャーミングさに魅了された。とてもエキゾチックな魅力を持っていて、その大きな瞳に吸い込まれそうになる。ステージ真正面にいる私がうっとりして顔を見つめていたので彼女と目線が合う。やっぱりお客さんから満面の笑顔で見てもらえれば安心するよね。
私は彼女を見て、あぁ~大阪まで遠征してきた甲斐があったなぁ~としみじみ思った。
新人さんにしては落ち着いたおもむきがある。お客さんの視線をいっぱい感ずるから心臓はドキドキしていることだろうが、お客の視線を楽しみ、それをエネルギーに変えて演じているところがある。とても堂々としていて感心させられた。
私はステージに魅入った。さりなさんのステキな顔立ち・表情、そして官能的なヌードに意識を集中した。私が真剣に観ているのを感じたのだろうか、何度も視線が合うのを覚えた。私はさりなさんに興奮していた。さりなさんとの出会いに、そしてセクシーなヌードに。私は自分の魂がさりなさんのステージに重なっていくのを覚えつつ、夢中で拍手していた。
ベッドショーが終わると、さりなさんが盆前の私に向かって手を差し伸べてきた。一瞬驚いたが私は喜んで握手した。さりなさんは私の恍惚とした笑顔と拍手に感動したのだと思う。まさに感動と感動の握手だった。
さりなさんはストリッパーとしての資質がある。相手の喜びを自分の快感に変えられる。ストリッパーの申し子かもしれない。
こんなすてきなストリップの天使と出会えたことに私は有頂天になった。
ちなみに、当日、来場したときに上り階段の途中に、来週の香盤予定の顔写真がはられていた。さりなさんのポスター、ちょっと変に写っているよ。もっと自然体に撮りなおしたらいいよ。
宣材ポスターのイメージが悪く、あまり期待していなかったせいもあって、実物のさりなさんがあまりにも良かったので、そのギャップたるや、すごかったー(笑)
さりなさんのお顔を近くで拝見していて、女優の名取裕子さんにどこか雰囲気が似ているかなぁと思ったよ。また、さりなさんの落ち着いた眼差しとセクシーな口元から、既に引退しているが大阪東洋のトップスターだった森田久恵さんのもつ色香を思い出した。森田さん自身は色白でふくよかな身体つきだったのでヌード的にはさりなさんと違うが、客を惹きつける色香は彼女に通じるものがあるよ。さりなさん、踊り子として華をもっているよ。目の肥えた私が保証します。
初日のステージ上の握手で、私はさりなさんにしっかり心を掴まれました(笑)。
たった一回のステージですがファンに落ちました。これからストリップの父として全面的に応援させて頂きます。
私は手紙を通して応援します。ステージの感想やアドバイス等、毎回ステージ毎に必ず手紙同封のうえポラを買います。これが私がファンになった特典です(笑)。また私は童話が趣味なので、仲良くなったら、いずれ、さりなさんが主人公の童話をプレゼントします。
ストリップ歴が15年を超えたので、いろんなことを教えてあげられると思います。参考にしていただければ嬉しいです。
さりなさんという新しいストリップの天使に出会えたことを、ストリップの神様に感謝あるのみです。
平成27年1月 大阪晃生にて