今回は、レポートでもなく、メイミンへの全くの個人的な手紙を書かせて頂きます。
まずは、渋谷の楽日、心のこもったお手紙を頂き、ありがとうございました。私にとって最高の皆勤賞でした。長くて読みごたえがあり、何度も読み返し、読み返す度に感激します。
大好きなメイミンから、こんなに丁寧なお手紙を頂けるなんて、幸せ過ぎて、天にも昇る気分です。それに、メイミン、とても字がきれいだね。いままでのポラのコメントからは想像がつかないほど(笑、失礼)。それだけ丁寧に書いてくれたんだね。
病気のせいもあるかもしれないけど、メイミンが私に心の扉を開けてくれたんだと感じました。私はこれまで手紙で、またレポートへの手書きのコメントで、メイミンの心のドアをノックし続けました。自分に関することや気に入った内容には反応してくれましたが、他の踊り子さんのことや関心のない事柄には反応しない方と思っていました。毎回、私の手紙に反応するのも疲れますからね(笑)。それは私自身も分かっています。ところが、私の手紙ファイルを作ってくれていて、それが四冊にもなっていると聞いて驚きました。私なんかの手紙をそれほど大切に思ってくれていたと知り、改めて感激しています。
先日のお手紙で、私と文通するのが楽しいと書いて頂き、どんなに嬉しかったことか。こんな私でよければ、メイミンのファンとして喜んで文通に応じます。メイミンの体調のいいときにでも手紙を書いて頂ければ、私はいつでも応じますよ。文章を書くのが好きですからね。
メイミンに話したいことはたくさんあります。なにから話そうかな・・・
この世には見えていても見えないことがたくさんありますね。
メイミンが病気をして、たくさんのことが見えてきたんだなと先日の手紙を読んで感じました。普通でいることの有難味、周りの人への感謝などを感じ、病気のお蔭で人間的に成長したのかもしれませんね。後のエッセイでまた話したいけど私には「この世に無駄なものは一切ない」という人生哲学を持っています。メイミンにとって病気もそのひとつかもしれません。
私自身のことについて書きますね。
メイミンは私が足が悪いことを知っていたかな。劇場ではポラを買う以外は動き回ることが無いので、踊り子さんの中には私が足が悪いと気付いてない人が何人もいました。街ですれ違って初めて知って驚いていた方もいましたね。実は、私は生後間もなく小児麻痺で左足が不自由になりました。
小さい頃にはよく虐められました。でも、家が商売をやっていたので人と接するのは苦手ではなく、家族を始め皆から可愛がってもらいました。いい友人もいたのが救いでした。運動ができなかったので、読書と勉強に精進。小学生の頃は勉強ができる方ではなかったのですが、小学生高学年から物心がついて勉強に目覚め、中学・高校はずっとトップで過ごしました。大学に入り、あまり真面目な学生生活を送らなかったので平凡な会社員になりましたが・・・(笑)。
足が悪くても、生活には全く支障がありません。一番悩んだのが異性問題。失恋ばかりの青春でした。自分は一生結婚ができないかなと悩んだ時期もありました。でも田舎でお見合いしたら、最初のお見合いで結婚でき三人の子宝にも恵まれました。ふつうは、こんな平凡な生活でも十分に幸せと思い満足すべきところですが、ひょんなところからストリップにはまってしまいました。自分にとってストリップって何だろうとエッセイを書き綴る日々。いつか見せるね。結論として辿りついたのが、私はストリップに対し女性にもてなかった青春の残り香を求めているということでした。
私は絶世の美女である踊り子さんに恋をします。そして手紙で心のドアを叩きます。芽美さんのように反応してくれると恋愛関係が生じます。もちろん疑似恋愛ですがそれでいいのです。昔はデートをする度に、自分が足が悪いことを気にしていましたが、劇場では歩く必要がないため、変に気を遣わず、目と手紙で会話を求めます。そのやり方が私にヒットしています。ある意味、足が悪いというコンプレックスを抱かずに、健常者同等の自分が美女を相手にどこまで仲良くなれるかを試す「恋のゲーム」を楽しめます。私は足が悪くなかったらプレイボーイだったかもしれません(笑)。しかし現実は全くもてない男です。しかし、こんな私でも、絶世の美女である踊り子さんが相手をしてくれるのですから、これほど幸せな場所はありません。この快感を求めて日夜劇場を彷徨っているわけです。
私が足が悪くなく、書くことを趣味にしていなかったら、ストリップ通いは当の昔に辞めていたと思います。足が悪いことが、ストリップという私の一生の立ち位置を決めました。ストリップを趣味とすることを家族はあきれていますが、私は劇場通いを止めるつもりはありません。
私には夢があります。
物書きを趣味としているので、これをいつか発表したいと考えています。昔、創作童話を出版社に持ち込んだことがありましたが、相手にされず、自費出版を勧められました。かなりお金がかかるので諦めました。今、ストリップという題材に出会って、私のレポートは膨大なものになっています。自分で言うのもなんですが、これだけストリップや踊り子さんを愛している文章はないと自負しています。大好きなストリップに恩返しする意味も含め、なんらかの形で公にしたいと考えています。ただ今は、会社や家族の手前、それは無理です。いずれという感じです。
そんな中、私はメイミンについて、たくさんの文章を残しています。一番の宝物は童話です。私のストリップ童話の中で、メイミンのものが一番の傑作だと自負しています。サボテンの演目から『王子とサボテン娘』、キャンディの演目から『虹色のキャンディ』、GOSICK の演目から『宇宙に咲く花』、ウエィングの演目から『ストリップ・ウエデイング』、これらが代表作で、他にも三周年作「姫」の演目から『愛の蔓』『天女降臨』、他にもアラビアンの『風の妖精』や『ピノキオの鼻』『さかさ傘』など幾つかありますね。これだけ童話が量産できたのはメイミンだからです。それぞれの作品は私の思い出に満ち溢れています。覚えているかな?
メイミンの凄さは、本人のキャラクターとステージから発せられるパワーとエネルギーにあります。私はそれを全身で感じつつ、インスピレーションを受け、童話という形に仕上げていました。メイミンとの共同作業でありながら私が勝手にやっていた感じが強い。今、病気をしたメイミンは、以前のようなパワーとエネルギーを失いつつありますが、逆にメイミンが心を開いて文章を交わしたいと言ってくれるので、これからは別の形で文章が残せそうかなとも期待しています。
メイミンの写真と、童話を始めとした私の文章を組み合わせて、ひとつの本に仕上げられたら素敵だなと思います。具体的なものはまだないけど、前からぼんやり考えているんです。まぁ、今はせっせと書きためていければ、いずれ何かカタチにできると密かに思っています。
メイミンの手紙に触発されて、私の夢を書かせてもらいました。前にも一度手紙に書いたかもしれませんが・・。一笑に付しても構いません。ただメイミンには私の思いを話しておきたくなりました。
この世には「思えば叶う」という真実があります。私は小学生の頃から読書感想文が得意でしたが、今のように思ったことをすらすら文章にできることに憧れていました。そして、いつしかそれが可能になりました。自己流ですが童話まで書けるようになりました。これまで書いた作品がすごいのではなく、今いつでも書けるという状態がすごいなと感じています。メイミンが踊り子を続ける限り、これからも二人の思い出は増え続けます。
ともかく、夢は叶うと信じて、二人の思い出をカタチにするという夢を温めたいと思っています。
お手紙の返事になっているかどうか分かりませんが、何かを感じ取ってもらえれば幸いです。
GWの5月2日と3日の二日間、応援させて頂きますね。
平成27年5月2日 大阪晃生にて