みと小鳥美さん(道劇所属)について、H31年3月中の渋谷道頓堀劇場でのデビュー週の模様を、デビュー作を題材にして、「スト女から踊り子への転身」という題名で語りたい。

 

 

H31年3月中の渋谷道頓堀劇場に初日から顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①美月春(道劇)、②金魚(道劇)、③みと小鳥美(道劇)、④花音芽(道劇)、⑤JUN(西川口)、⑥松本なな(東洋)〔敬称略〕。

 

今週は、みと小鳥美さんのデビュー週。

私としては、久しぶりに新人さんのデビュー週にしっかり立ち会いたい気分になり、初日から顔を出した。入り口にある宣材ポスターを見た瞬間、「あっ!この娘は劇場内で見たことがある。スト客から踊り子に転身したんだ!」。無性に期待が膨らむ。

 

まずは、みと小鳥美さんから教えてもらったプロフィール等を私のストリップ日記にメモさせてもらうね。

・2019年3月11日、渋谷道頓堀劇場にてデビュー。

・AV経験・・・「ありません!」

・名前は「飲み屋で友人が10秒で考えてくれました」

・趣味は「ストリップ鑑賞」

・特技は「ホットケーキ焼くのが本当にうまいです!」

残念ながら他の質問には回答してもらえなかった。徐々に教えてもらいたいなぁ~

 

 また、ストリップに関しては、

・ダンス経験は「ありません!」

・踊り子をするきっかけは、「ストリップが好きすぎて、お察しの通り、元スト客です(笑)」

・ストリップをやった感想としては「舞台から見る景色は夢のように霞がかって綺麗でした」

・今後は続ける気はありますか、「あります!!!」

・仲良しの踊り子さんとしては、「まだいないので、今後仲良くして頂きたいですね・・・」

 

 私の第一印象としては次の通り。

 お客さんとして見たことがある方がデビューされるというのは不思議な感覚。ふつう見れないはずの方のヌードが拝めるという点では嬉しい気分にもなる。

 常連客の中には、小鳥美さんがお客さんのときに少し話したことがある人もいて、ポラタイムで気さくに話したりしていた。私は話したこともないし、おそらく小鳥美さんも私のことを知らないかもしれない。私はいつも通りの新人さんとして対応した。

 ただ、やはり趣味がストリップ鑑賞というだけあって、お客のときの経験から、ポラ対応は卒なくこなしている。ポラの一般的なポーズは知っている。

 

 さすがに初日のステージは緊張が伝わってきた。「緊張してるのバレバレですね~昔からあがり症なんです・・」でも、すぐに落ち着いてきた。この点は並みの新人とは違う。「『安心して見ていられる』って書いて下さって嬉しいです。少しずつ硬さがなくなってるかな?といった感じが自分もしてます。」

 お顔は美人顔。目がきりっとして目鼻立ちがいい。

 背は高くないが、バランスのいいプロポーションで、特に透き通るような白い素肌で、若さはじけるとても綺麗なヌードだ♡ 

TATOOがある。左肩に黒いネコ。左手首は黒いトカゲかな!?

 

 さっそくデビュー作の内容を私なりに紹介してみる。

 選曲は自分でしたというから、小鳥美さんから教えてもらった曲名から彼女の好みを知りつつ、話を進めていきたい。

 最初に、赤い衣装で登場。アニメ「らんま1/2」のシャンプーちゃんみたいな感じ。赤い丸い耳のヘアバンドを頭に付けている。肩までの黒いヘア。

 上着は赤い半袖シャツ、胸元は黒い。短い赤いスカート。

 銀のハイヒールを履いて、音楽に合わせて踊る。

 一曲目は、Perfumeの「Cling Cling」。この曲のMVを観て、なるほど小鳥美さんの衣装のイメージがPerfumeから来ているのかと分かった。曲に合わせて、小鳥美さんがお客に向って指でツンツンツンとするところが可愛い♡ 私もツンツンツンされたくなる(笑)

 Perfumeとくれば、言うまでもなく作詞作曲の中田ヤスタカ・サウンド。「Cling Cling」(クリン クリン、またはクリング クリング)は、2014年7月16日にPerfume Records / ユニバーサルJから発売されたPerfumeの20作目のシングル曲。中田は、「大きなショッピングモールで迷子になった子供の気持ちを作ってみた」と語っている。小鳥美さんもステージの上に立って、迷子になった気分なのかなぁ~とふと思っちゃう。

 ともあれ、Perfumeは極めてスタンダードないい選曲だと思う。すぐノリノリになれる。

 一曲目が終わり、ここで一旦、暗転する。

 音楽が変わり、衣装を着替える。

 肩紐で吊るし、足元まですらりと流れる、花柄の刺繍入りの白いロングドレス。生地が二重になっている。

 二曲目は、高橋優の「福笑い」。アイドル系の新人さんは男性曲を殆ど使わないが、私は高橋優の大ファンなので嬉しくなる。高橋優は私の故郷・秋田が生んだスーパースター。帰郷したときに親友が熱烈なファンだったこともあり、私も同郷のよしみもあって応援している。

私はこの曲は平成の名曲のひとつだと思っている。「福笑い/現実という名の怪物と戦う者たち」は、高橋優の3枚目のシングル。 2011年2月23日にワーナーミュージックジャパンから発売された。2010年の元日に放送された生放送ラジオ番組でリスナーから送られた「世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔」に触発されて制作された。高橋個人では、「『福笑い』のように歪んだ微笑みをしちゃうこともあるけど、時には心から笑える日が来るということをストレートに歌った曲」と語っている。

 このまま、盆に移動し、ベッドショーへ。

 白いパンティを左手首に巻く。色白のヌードがとてもキレイ。形のいい乳房にピンクの乳首。プリンとしたお尻がかわいい。パイパンがまぶしい。ドキドキしちゃう♡

 近くに来たのでアクセサリーも目で追う。左手小指に純金のリング。足の爪には赤いマニキュア。アクセサリーは少なめだけど、若さ溢れるヌードには余計なアクセサリーなんか要らないね。

 ベッド曲は、安藤裕子の「隣人に光が差すとき」。初めて聴いたが、なかなかいい曲だ。ここから私の知らない歌手の曲が続く。

一人目は、安藤裕子さん。(あんどう ゆうこ、1977年5月9日生まれ - 現在41歳)は、日本のシンガーソングライター、歌手、元女優。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。

 今回の「隣人に光が差すとき」も作詞作曲が安藤裕子さんで、1枚目のオリジナルフルアルバム『Middle Tempo Magic』に収録。同じ高校の先輩にあたる一青窈との関係を歌にしたものと言われている。(一青窈とは中学・高校(森村学園)の先輩後輩の関係。現在も交友があるかは不明。) 歌詞に出てくる「あなたになりたい」という誰もが一度は感じた事のあるコンプレックスを、安藤の経験を元にストレートに歌い上げている。アルバム曲にしているのは勿体ないくらいの隠れた名曲。

安藤裕子さんに興味が湧き、ネットでいろいろ検索した。ナチュラルで綺麗な安藤裕子さんだが、実は安藤優子さんが入れているタトゥーが話題になっている。タトゥーを入れるようなタイプには見えないが、手首に小さなタトゥーが入っていてこのタトゥーにはある意味が込められている。安藤裕子さんが入れているとされるタトゥーは沖縄の「ハジチマーク」というもので既婚の証という意味があるのだそうだ。今やTATOOはオシャレ感覚で入れる女の子が多いので、安藤さんも小鳥美さんも同じなのかなぁ。

もう一人は、立ち上がり曲「悲しみを越えていく色」のSalyu。とても歌唱力のある女性だ。この曲の作詞作曲は小林武史。

Salyu(サリュ、サリュウ、1980年10月13日生まれ - 現在38歳)は、日本の女性歌手・ボーカリスト。神奈川県横浜市港北区出身。 アーティストネームのSalyuはフランス語の「Salut」(乾杯の意、親しい間柄の挨拶の意)に由来している。命名は小林武史による。 プロ活動は17歳(1997年)より開始。メジャー活動はLily Chou-Chouのボーカル(2000-2001年、2010年-)、Salyuソロデビュー(2004年-)となっている。2011年1月19日にはソロプロジェクト「salyu × salyu」(サリュ バイ サリュ)を開始。

余談になるが、一青窈との不倫疑惑で有名な音楽プロデューサーの小林武史がデビューから全面的にバックアップしている。私は芸能ネタが好きなわけではないが、二曲続けて‘一青窈’の名前が出てきたのにはこれまた驚いた。

ともあれ、新たな素敵な歌手との懸け橋になってくれて凄く嬉しい気分になる。私の知らない実力派の女性歌手が二人続き、先のPerfumeと高橋優といい、小鳥美さんの優れた選曲センスに感激した。これからも素敵なステージを見せてもらえそうな期待感を抱かせてくれる。小鳥美さんのデビューが嬉しい。是非とも渋谷から新たな風が吹いてほしい。

 

 

平成31年3月                           渋谷道劇にて