渋谷道頓堀劇場の猫目渉恵さんのレポート「幻の踊り子(猫目渉恵)の復活劇」をまとめ、大切な思い出として私のストリップ日記に記録してみたくなりました。
いま記録しておかないと、また幻になってしまったら大変(笑)。というのもありますが、なによりも彼女のステージの素晴らしさに触れ、書かずにいられない気分になりました。
平成24年の暮れが近づいてきた12月早々、新しいストリップの天使が舞い降りてきた。まるで素敵なクリスマス・プレゼントのような出会いとステージであった。
私は12月頭の渋谷道頓堀劇場で、猫目渉恵さんのステージに感激しまくった。
感激理由のひとつは、漸く叶った再会。
実は、猫目渉恵さんはH22年7月11日に渋谷道劇でデビューし、なんと今回が二年五カ月ぶり二回目の公演。新人好きの私は前回たまたま一回だけステージを拝見している。まさかそのまま辞めてしまうとは思っておらず、まさに幻の踊り子になった。印象に残るネーミング、ダンスの上手さ、デビュー週だけの出演・・・ストリップ・ファンの間でも知る人ぞ知る伝説になっていた。
ちなみに、猫目渉恵という名前は「私自身が、猫っぽい(マイペース)、つり目。あとは覚えやすさで知人と決めました。渉恵は画数が良いので♪」と教えてくれた。
その彼女が、また戻ってくるという噂がたち、ついに11月頭の渋谷道劇の香盤情報にのった。私は心が躍った。応援している晃生の羽音芽美さんも一緒だったので‘今週は毎日通うぞー’と張り切って初日に渋谷に行くも、猫目さんは出演しておらず、かなり落ち込んだ。その週は通う気がなくなり、芽美さんには申し訳ないことをした。「急に来なくなってどうしたの?」と芽美さんに突っ込まれた(笑)。猫目さんが出演してないからとは言えない・・・ははは
その一カ月後にまたまた香盤情報にのった今回、初日は様子見。出演していることを確認してから二日目に顔を出す。
二つ目の感激は、ダンスの素晴らしさ。
デビュー週は、アラビアン衣装でベリーダンスを踊っていた。新人にしては踊りが上手いなぁと記憶に残った。今回のフラダンスはプロ並み。本物のフラダンスだ!これだけダンスで魅了されるのは久しぶり。ストリップ界でフラダンスを踊れる方はいないから、すごく新鮮。フラダンス特有の手の振り・腰の動きにうっとりさせられた。
彼女はダンス・センスが卓越している。足腰の運びの華麗さに思わず唸りたくなるし、また指先まで細かい神経が行き届いているのが分かる。彼女こそ「踊りの申し子」である。おそらくフラダンスやベリーダンスだけでなく他のダンスも上手に踊れるだろう。渉恵さんのダンス・ワールドを心行くまで堪能したいものだ。
私は渉恵さんのダンスを絶賛し、手紙でいろいろ質問させてもらった。「五年くらい前からジャズ、バレエを始めました。踊りの場を広げるためにベリー、フラも始めて、今はフラとタヒチアンをやってます。」五年でこれだけのレベルになったのか。現在のダンス活動としては「フラとタヒチのチームに入っていているので、色んなイベントに出演していますよ。たまには講師のアシスタントとかね。」ステージの素晴らしさが納得できた。
今のストリップ界にも、ダンスが好きでいろんな踊りにチャレンジしている方がいる。踊り子という仕事を楽しむなら、年に3~4の新作を出す中で、ひとつくらいはダンスを主体としたもの、できれば古典的な踊りに挑戦するぐらいの意欲があったらいいと思う。去年はジャズ、今年はアラビアン、来年はフラメンコなどと。しかし現実はなかなか難しい。渉恵さんはそれが期待できる踊り子さんだと感じる。
三つ目の感激はヌードの美しさ。
フラダンスが似合うだけあってプロポーション抜群。身長156㎝というがステージではもっと高く感じる。またB80 W54 H83とスレンダーであるが、ウエストがきゅっと引き締まっているので数字以上にナイスボディだ。なおフラダンスだと小麦色の肌がイメージされるが、渉恵さんの肌は透き通るように白い。いつも日差しのないところで踊っているのかな。お陰で色白なヌードの美しさも映える。
しかも身体が柔らかいので、オープンの見せ方がとてもいい。サービス精神たっぷりにセクシーなヌードを披露してくれるので興奮度200%!!! 私は大満足!!!
渉恵さんは一目惚れするような別嬪さんとは思わないが(失礼!)、すごく女性らしさを感じる、とてもいい雰囲気を持っている。ステージの上でちらっと視線が合うだけで嬉しくなるし、毎日のように通ってくる私にフレンドリーに接してくれる。私の渡す手紙もしっかり読んで反応してくれる。接するほどに、女性らしい優しさや品性を感じる。ダンスやヌードだけでなく、女性としても人間としても魅力フルな人だ。こんな方と仲良くなれたら最高に楽しいストリップになるのになぁと思わずにいられない。
渉恵さんが二年前に辞めずに踊り子を続けていたら、今や間違いなく渋谷道劇の看板になっていたと確信した。ファンもたくさん付いて、私なんかは必死で追いかけていたことだろう。なぜ辞めたかは分からないが、今回も頼まれて出演しただけなので続ける気はなさそうだった。
私はこんな素晴らしい踊り子を失いたくないと思い、渋谷の親しい従業員と話した。「猫目さんのステージ、素晴らしいね。是非、続けてほしいけどどうなのかな?」と聞くと「次は来年二月にのる予定だよ。当劇場としても猫目さんクラスのダンスの上手い踊り子さんを辞めさせたくないよ。」と明言してくれた。そのことを猫目さんに手紙で書くも、先のことは分からないとの返答。
それでも私は諦めきれずに何度も踊り子を続けてほしいと懇願した。手紙のやりとりの中で彼女が二年前に辞めた理由を話してくれた。「当時(二年前)はデビューしたらコースを組むのが当たり前で、その活動ペースが合わなかったんだ。出演するに当たって、本職やチームの活動を休まないといけないのでね。」そういう事情があったのか。「あとは、振りを考えるのに時間がかかるので・・。同じ演目ばかりでは私自身がダレちゃうので、新しく踊りたいものが出来るまではステージに立ちたくなかったんだ。」渉恵さんはけっこう完璧主義なんだね。踊り子さんは皆、やりながら次の出し物を考えていくよ。「今回はコースを組まずに自分のペースで良いとのことで二年ぶりに出てみたよ」よく分かった。教えてくれて本当にありがとう。
最初のうちは、渉恵さんは踊り子を続ける素振りがなかったものの、八日目に頂いた手紙の最後に「次回は気長に待っていただければ」とあり、次第に続ける意思を表してくれるようになった。劇場側も渉恵さんの気持ちを尊重して、続けられる環境を考慮してあげてほしいな。
是非とも踊り子を続けてくれることをストリップ・ファンとして願ってやまない。
やっぱり、フラダンスは夏に見たいよぉ~(^0^)
平成24年12月 渋谷道劇にて