今回は、渋谷道劇の新人さん、希崎遥さんについて「いよいよ梅雨の季節」と題して語ります。
遥さんとは4月11日(土)、渋谷道劇のデビュー初日に出会った。まさにストリップの天使に出会った気分で、その週は皆勤してしまった。あまりのチャーミングさに身体が固まって動かくなった、というか足が勝手に渋谷に向かう感じ。あのとき「春は出会いと恋の季節」という題名でレポート(ラブレターかな?)を二通書かせてもらった。
あれから、毎月渋谷にのり、今回の6月中で三回目の出演になる。元(?)社長の松井さんが「新人さんは他劇に出さずに渋谷でじっくり育てる」と話していた通り。他劇で潰されたくないと考えたのだろうが、こと希崎遥さんは心配ないだろうと感ずる。ステージ安定感は抜群。とても落ち着いていてステージ度胸があり、サービス精神も旺盛なので、どこの劇場でも対応できそう。そろそろ渋谷を羽ばたき、外に活躍の場を広げたい。もっと出演回数を増やし、たくさんステージを拝見したいところ。
また、私としても、遥さんとの関係を「春は出会いと恋の季節」から次は「いよいよ梅雨の季節」として、しとしとぴっちゃんに仲良くなりたいなと期待しちゃっている。
さて、今週も七香盤。①多岐川美帆(道劇)、②奈々子(大和)、③望月きらら(晃生)、④蘭あきら(晃生)、⑤山口桃華(TS)、⑥希崎遥(道劇)、⑦伊吹千夏(東洋)〔敬称略〕。晃生の新人さんが二人。とくに望月きららさんは初関東上陸でかなり緊張気味。東洋の伊吹千夏さんも渋谷初トリで、客から出世祝いとして花を贈られていたな。
ちなみに、遥さんが出演するといつも七香盤。遥さんを新人扱いしているせいか、途中から香盤に突っ込んでいる雰囲気。遥さんの場合、ポラも一番売れているし、新人離れしているので新人扱いする必要は全く感じられないが・・・。そんな中、今回、トリ前とは驚き。期待の大型新人として期待している劇場側の想いを強く感ずる。
さてさて、三週目にして新作を披露。先月二週目の最後に「再来週は新作出せるようにお休みの間に頑張ってきますね」と話していたので有言実行した形。
私なりに内容をご紹介しましょう。
最初に、黄色・ゴールドを基調色とした華やかなドレス姿で登場。上半身はノースリーブで、白いフリルが縦縞に入る。スカート部はふわっとしていて足元まで覆う。黒髪に可憐な白いリボンを飾り、リボンの周りを白いベールで包み、とても気品があり素敵。腕には長い白い手袋。金色のハイヒールを履き、明るく楽しく舞い踊る。
遥さん、可憐な衣装が似合う美人さんだなぁ~とうっとり♡
韓国語の曲が流れる。この時点で、なにか韓流ドラマを演じているのが分かる。
次は、黒髪を背中まで垂らし、白い衣装になる。ノースリーブのドレスで、肩筋から足元まで流れる。ギザギザに裾広がりしていて、前が割れて素足が見える。白くて透け透けなので白いパンティが艶めかしい。
バレエっぽい仕草で表現し、感情移入しながらドラマを演じているのが伝わる。
その衣装のまま、ベッドへ。
最高のヌードが現れる。若さがはじけている。透き通るほどに白い素肌が輝く。北海道とか北の雪国育ちかなと思っちゃう。大きくて形のいい美乳に目がくらむ。ふくよかな乳房と綺麗なピンク色の乳首は、これだけで男を狂わす破壊力をもつ。
ちょこんとしたヘアをかわいい髪型にし、下のお顔を引き立てる。最高の別嬪さんに狂喜。たまらなく癒される。ストリップファンになって心から幸せだと思う瞬間。そして、お尻好きの私をうならせる艶めかしいヒップ。16年間のストリップ歴で最高のヌードに出会えたことをストリップの神様に感謝したい。
最高のステージはあっという間に終わっちゃう。カット・バージョンなのかな。
ともあれ新作を一目で気に入り、遥さんに演目名を尋ねる。「今回の新作は『星からきたあなた』です。韓国ドラマのサントラで作ってます。」という予想通りの回答。
韓国ドラマ『星からきたあなた』を検索してみた。「いまや人気絶頂のキム・スヒョンが異星人を演じる。相手役は『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン。昨年2014年№1のロマンティック・ラブコメディ。」 主演二人の息の合った演技に注目が集まり、最高視聴率33.2%を叩きだした大ヒットドラマ。
韓国ドラマと言えば、私も妻に影響されて「冬のソナタ」に始まり、少し前までは韓国歴史ドラマとして「チャングムの誓い」「トンイ」「イサン」に嵌っていた。ここ最近はあまり観ていないので『星からきたあなた』は知らなかった。
ひとつ、遥さんに質問。
韓国ドラマには必ずといっていいほど、主演の男優をめぐって主役の女性と脇役の女性との三角関係が出てくる。主役の女性も綺麗なのだが、脇役の女性は美しさでは負けないほど綺麗なことが多い。脇役の美しさが際立てば、より一層に主役は悲劇のヒロインとしてドラマチックに輝く。遥さんが韓国ドラマを演ずるなら、主役と脇役と、どちらを選びますか?
ところで、遥さんのステージですごく物足りなさを感じていることがあります。これは遥さんには全く責はありませんが・・・
ステージが短すぎる不満です。ステージもカット・バージョンなのかな。
なによりも感ずるのがオープンショーの時間の短さです。正面と左右の三カ所でオープンショーをしただけで終わっちゃうよ・・・他のお姐さんの半分、いや三分の一より短いですよー。どうなっているのかな~
遥さんのオープンショーがもっともっと観たくてたまらないよー!
今回は七人香盤で、新人の遥さんはおまけみたいに考えているのかな。今の私は遥さんのステージ&ヌードが観たくて来ていると断言する。それなのに、こんなに短ければ満足できませーん!!!
今回は遥さんをトリ前に据える位なんだから、その辺は分かってくれないと・・・そもそも時間が押すとすぐにオープンカットするのも面白くない。オープンショーが楽しみなのに~特にかぶり客は・・・そのために早起きして来ている。
隣に座っていたスト仲間に「遥ちゃんのオープン、短すぎるよね」と話したら「そうだね。遥ちゃんのポラが一番売れているから、その分の時間調整をオープンショーでしているんじゃないかな。」と言う。そんなバカな!? 一番ポラが売れている娘ほどオープンを長くしてサービスしなきゃあ~。
ちなみに、遥さんのポラは、衣装ポラは私を始め数人で、エロポラになると果然長くなる。それだけ遥さんの裸がスト客に喜ばれている証拠。ただ固定ファンが多くなると衣装ポラが長くなるもの。新人さんは最初のうちは初物としてエロポラが撮られるが、いずれ撮られなくなる。固定ファンは衣装ポラを必ず撮る。安定してポラ数を稼ぐためには固定ファンをいかに増やすか。ここに遥さんの今後の課題がある。
ここからは、私のストリップ論を話します。
私がストリップに求める理想の踊り子像はcool beauty with hot heart。
容姿にcool beautyという正式な用語があるかは知りませんが、男性にとっては女性に神々しいまでの美しさを追求したくなります。しかし、美しさは近寄りがたさ。そのため相手にhot heartがないと仲良くなれません。一般的に「女は愛嬌」ということです。
この点を私なりに解釈すると具体的にはこうなります。
ひとつは、笑顔。笑顔は女性のもつ美しさを親しみに変えてくれます。奥手な男にとって、笑顔のある女性には近づきやすくなります。
もうひとつは、コミュニケーション。これが無いと絶対に仲良くなれない。
笑顔も、目での会話で、「あなたを受け入れますよ。あなたに関心がありますよ」と語ってくれます。
コミュニケーションと言えば、一般的には会話。ところが、ストリップというのは会話ができない。せいぜいポラ時に片言話す程度。だからこそ、踊り子さんと仲良くなるにはたくさん劇場に通って、毎回ポラを買い、少しでも会話の時間を設けることが一番大切なこととなる。
私の場合は筆まめなので手紙という手段をとる。私が踊り子さんと仲良くできるのは間違いなく手紙という武器をもつからである。私のようなブ男のおじさんが、ニコニコ顔で観ていたからといって、若い女の子に相手にされるはずがない。いかに相手の心に届く言葉を紡げるかにかかっている。そのために、ひたすら努力あるのみ。
では、相手の女性は男性からのコミュニケーションに対してどう対応すればいいのか。嫌いならば無視すればいい(笑)。ただ、踊り子は人気商売なのでファンとして応援してほしければ無視はできない。ではどうするか。ただ一点「反応」すること。
笑顔を向けられたら微笑み返し。ご祝儀やお花などプレゼントを贈られたら素直に喜びを表し、丁寧に感謝の意を示すこと。握手をするとか、ポラにお礼の言葉を添える程度でいい。私のように手紙でくる客には、短くていいから、その内容に反応するのがいい。私が現在仲良くしてもらっている踊り子さんとは毎回、文通みたいになっている。筆まめだからできる私の専売特許でもある。時間があれば、こうやってレポートや童話・ポエムまで書く。こういう関係ができると必ず仲良くなれる。
今週、一緒に出演している多岐川美帆さん(愛称タッキー)とは、こんな馴初めがある。デビュー当時、タッキーは美人すぎる美人さんだった。美人好きの私はすぐに手紙を渡したが最初のうち全く反応してくれなかった。それが何度か続いて、私に関心がないのかなと思い、手紙を渡すのを止めよう、残念だが応援の対象から外そう、と考えた。ところが、ストリップの神様がとりなってくれた。お気に入りの踊り子Aさん(引退)を追いかけて京都DX東寺まで遠征したときにタッキーも一緒に出演。Aさんとタッキーが意気投合して仲良くなり、私のことが話題にのぼる。タッキーも私の手紙を読んでいて私に関心をもっていたようだ。Aさんから是非ともタッキーを応援してあげて!と伝わる。私は驚いて、タッキーに正直に手紙に反応しなかったので私に関心がないものと諦めかけていた旨を話した。すると、これからは必ず反応する!と言ってくれ、それからは毎回楽しい手紙会話が続いている。タッキーは美人だが、こんなに面白いキャラもいない。ポラで、うんちの置き物を持ってきてうんちポーズまでするんだからね(笑)。タッキーはまさにcool beauty with hot heartと言える。
長々と語りましたが、要はファンの心を掴む要諦は、ちょっと相手の気持ちになって相手の臨むことにさり気なく応えることに尽きるということ。
遥さんは最高のcool beauty。今のストリップ界で容姿は絶対に誰にも負けない。目の肥えた私が保証しますので間違いありません。自信をもって下さい。えっ! もう分かってるって!(笑、失礼しました)。
問題はcool beauty with hot heartになれるか。私はデビュー時の手紙にもこのことを書かせてもらいました。私はデビュー週に、遥さんの最高のヌードに一目で魅了され皆勤しました。私は夢中で手紙を書き続けましたが、一部質問に答えて頂いたこともありましたが、殆どは私の一方通行で、私には関心がないのかなと正直思いました。仲良くなれるか不安になりました。でも応援するのを止めるつもりはありませんでした。素晴らしいステージと美しいヌードだけでも鑑賞させて頂ければ、ストリップファンとしては十分に納得させられるものがあると認識していましたから。だから仲良くなれなくてもポラは撮り続けようと。
二週目の渋谷で、「また会いに来てくれると信じていました」という言葉が嬉しかった。それと、他のお姐さんのレポートに反応したことに驚きました。ふつう、自分のことばかりに反応し、他の踊り子さんのレポートなんかは全く反応しない人が多いんです。「わたしのことだけ書いて!」とはっきり言う方までいます。そのとき、遥さんはデビューしたばかりの新人さんなので、ステージをしっかり努めることに精一杯で、ファン対応に気持ちが回っていないことに気づきました。他のお姐さんのステージ模様を参考にすることで、自分はどういうステージを魅せたらいいかということで頭がいっぱいなんでしょう。ともあれ、他の踊り子さんの事でも何でもいいから、遥さんの手紙の反応がとても嬉しかった。私は手紙で遥さんの心の扉をノックし続けたが、ようやく開いてくれる気配を感じました。
今回、三度目の渋谷が始まりました。
仲良くしてもらえるかどうかはさておき、私はこれまでオープンショーで遥さんの立ちバックにすごく興奮させられました。ストリップ最高の絶景だと思ってます。そこで恥ずかしながら、遥さんの立ちバックを毎回観たいとお願いしてみました。すると「これからずっと太郎さんにはお尻プリプリしますねっ!」とのコメントが返って来た。最高の‘反応’です。お蔭で今週もいっぱい通おうと心に決めました。
そして、これからファンとして絶対に応援するぞー!と心に強く誓いました。また仲良くなれる!という密かな確信ももてました。仮に仲良くなれなくても、勝手に遥さんのエロスの海で溺れたいと考えています(笑)。
さて、先ほどの質問に返ります。遥さんは一見cool beautyなので、美しい脇役を選択してもいいかなと感じましたが、今の私は遥さんをストリップ界の主役にしてあげたいと思うようになりました。微力ながらも応援させて頂ければと考えています。
私は若くはないけど、お尻プリプリしてもらえればすぐに元気になるファンなので、今後ともよろしくお付き合い下さいね。
はい、今回もレポートではなくしっかりラブレターでした(笑)。
平成27年6月 渋谷道劇にて