今回は、渋谷道劇の新人さん、希崎遥さんについて「春は出会いと恋の季節」と題してデビュー初日の模様を語ります。
春爛漫である。桜は散ったばかりで、道端に落ちている桜の花びらに桜が織り成す華やかさとその時間の速さに感慨深くなる今日この頃。まだまだ春の陽気は続く。
春は出会いの季節。恋にときめく季節である。4月11日(土)、渋谷道劇の初日に、私はストリップの天使に出会った。彼女の名前は希崎遥さん。
3月結に渋谷道劇に遊びに来ていた時に、階段のところに貼ってあった彼女のかわいらしいポスターを拝見し、デビューを期待していた。そして、期待以上の素敵な女性だった。
今週は七香盤。①御幸奈々(林企画)、②葉月凛(DX歌舞伎)、③希崎遥(道劇)、④香坂玲来(道劇)、⑤羽音芽美(晃生)、⑥きよ葉(TS)、⑦川中理紗子(道劇)〔敬称略〕。
当日の朝、私は張り切って早朝7時に劇場に行き一番乗り。11時開場まで、いつものように漫画喫茶で時間を潰した。劇場はいつもなら11時直前にならないと中に入れてくれないので、10時半過ぎに劇場に戻ったら、既に開場して客はラウンジで待機していた。私は9番目になる。せっかく一番乗りしたのにとガッカリしたが、13番まではかぶりに座れるので良しとした。当日は10時20分に開場したらしい。雨が降っていたので外に並んでいる客を早めに入れたのと、当日は新人デビューの初日のためリハーサルがあって、従業員が早めに来ていたのが理由とのこと。いつもは遅く来る松井社長まで早く来ていた。だから、たまたま早く開場したのだった。
ちなみに、センター席は四人掛けなので少し窮屈だが真ん中に座らせてもらい、最初の狙い通りの席に座ることができたのでラッキーした☆
希崎遥さんの初ステージ模様を語ろう。
白いドレスに身を纏い、初めてステージに現れたとき、その可愛さに思わず大拍手。隣の家の清楚なお姉さんタイプという感じ。真面目で賢そうで、ふつうのお嬢さんぽいのが好感度を高める。
白い膝丈のワンピースに白い花の刺繍が施されて、清潔感あふれる綺麗なドレス。黒いロングヘアが素敵。左サイドにひとつ結び背中まで垂れる。左サイドに白いリボンの髪飾り。そのリボンは一部銀色にキラキラしていてかなり華やか。銀のハイヒールを履く。
踊り始めて驚く。やけに上手なのだ。「緊張してましたが温かい拍手で楽しく踊ることができました。」との本人のコメントだが、新人らしい緊張感が全く感じられなかった。後でジャズダンスでもやっていたの?と尋ねたら「昔、ジャズダンスやバレエを習っていました♪」との返事。バレエもやっていたから手足がきれいなんだな。手足がすらりと長く、かっこよくポーズを決める。
次に、白いラグジュアリーなロングドレス。胸元、腰周り、膝部の三層に、キラキラしたオレンジの花刺繍がなされており、清楚かつ豪華。黒髪の結いを解いて背中まで垂らす。裸足で踊る。そして、回転ベッドへ。
アクセサリーは特にない。新人だし、ヌードそのものが美しいので派手なアクセサリーは必要ない。豪華な手足のマニュキュアがワンポイント。足の赤いマニュキュアが目に入ったので、指先を確認したら、非常に凝ったコーディネイト。ショッキングオレンジをベースにし、白や銀でアクセント。かなりオシャレなマニュキュアだね。
そして、なによりも、ヌードの美しさが興奮させてくれる。色白の素肌。まず目に入ったバストは形よく大きく、若さの張りを感じさせ、おじさん達を喜ばせる。また下のお顔がすごい別嬪さん。ヘアは上部にちょこんとあるだけで、お顔を隠さず見せてくれる。あんまんのように、ふっくらしたお顔がとても美味しそう。ストリップファンとして目の肥えた私が一発で一目惚れした。これだけでも毎日通いたくなったよ(笑)。
ポラ撮影もしっかりこなしていた。初ポラなので、従業員の森さんと松井社長が付き添って指導。私は記念すべき一番ではなかったが二番目にポラを撮る。客対応も笑顔で好印象。エロポラもOK。Mポーズは教えてもらっていたようだが、Lポーズが分からず松井社長が自らポーズをやって教えていた(笑)。過激なポーズは控えさせた。この対応はいい。
彼女のステージを一目見ただけで、溜息が漏れた。今日は来て良かったと心から思う。
彼女は緊張しながらも淡々とやっていたと思うが、振りが飛ぶとか動きが止まるなんていう心配は微塵もなく、堂々としている。とても新人の初デビューとは思えないほど。従業員の藤波さんと話したら、「朝のリハーサルでも完璧にこなしていた。どこかの劇場で踊っていたのかと思うほどだったが、オープンショーができなかったのでストリップは間違いなく初心者だね。とにかく新人離れしているし、彼女は東洋の踊り子さんのもつ風格まで感じさせるね。」とのことだった。ともかく遥さんは最高の新人だ。まさに期待の大型新人であり、逸材だ。
ラウンジで、松井社長から「今回の新人さん、いいでしょ!?」と声をかけられる。階段のところに貼ってある三人のポスター(小町れのさん、石原さゆみさん、そして希崎遥さん)を見ながら「最近はいい新人さんのデビューが続くね」と言ったら、松井社長が「うちはいい娘しか採らないからね。」と言い「これからの新人さんは他の劇場にのせないことにしたよ。潰されたら困るからね。渋谷でしか観れない踊り子がいるっていうのも悪くないでしょ!?」と付け加える。ふと、昨年H26お正月公演で飛んだ花形美由さんを思い出す。彼女のことは未だに尾を引く。だから、今回の新人三人が踊り子を続けてくれるなら、渋谷オンリーもありだと思う。
私は希崎遥さんというストリップの天使に出会い、すぐに恋に落ちた。
私にとって、今年のストリップLIFEは渋谷が中心になりそうな予感がする。
平成27年4月 渋谷道劇にて