今回は、H29年8月頭の渋谷道劇における、立花散里さんの新作「ティンカー・ベル」について語ります。
5月中の渋谷道頓堀劇場から衝撃的なデビューを果たした立花散里さんの第二週目が8月頭に実現。散里さんは新人のポラ売上で新記録を樹立した期待の新星である。劇場側もファンも次の公演を心待ちしていた。
5月中の時には、次の出演は8月頭と中のロング公演になる予定と話していたが、一週のみとなった。劇場側としては夏の興行の目玉としてできるだけ長く乗せたかっただろうし、散里さんとしても学生なので夏休みの期間に合わせたのだろうが、新人で夏のロング公演は心身ともに堪えると心配していたので妥当なところかな。
今週のメンバーは次の通り。①美月春(道劇)、②花音芽(道劇)、③秋元みり(蕨ミニ)、④立花散里(道劇)、⑤美樹うらら(栗橋)、⑥目黒あいら(晃生)〔敬称略〕。
今年5月にデビューした新人二人が顔をそろえた。
さて、久しぶりに再会した散里さんは夏の顔をしていた。しっかり日に焼けて、水着の跡がくっきり。ビキニではなく競泳用水着。散里さんは水泳をやっているようだ。なるほど身体の線が水泳で鍛えた感じだね。
もともとは透き通るほど白い肌なので、小麦色の身体に白い水着の跡がとても艶めかしい。
さて、ステージの内容について話しますね。
最初に、黄緑の衣装に身を包んで登場。妖精のように可愛い。頭には緑の花飾りがあり羽根が立つ。首輪から銀の簾が垂れる。緑のブラと緑のスカートの間を緑の紐でクロスしている。スカートは長短の二重になっていて、前は割れて脚が見える。ベルトからもたくさんの銀の簾が垂れる。右手の腕に手かせがあり、それにも銀の簾が垂れる。
アクア(Aqua)のノリノリの曲「Bumble Bees(バンブル・ビー)」に合わせて軽快に舞い踊る。この曲は元気になるねー。とてもいい選曲だ。アクア(Aqua)はデンマークのポップスグループで、1994年に結成され2001年に解散するが、1990年代後半から2000年代前半にかけて世界的に大人気となった。
次に、緑の衣装を脱いで、舞台の壁に取り付けていたピンクの花輪を取り外す。その中から白とピンク柄の布を取り出し、それを羽織る。
二曲目から曲調が変わる。映画『ティンカー・ベルと月の石』のサントラ版から、と散里さんから教えてもらう。以降2曲目.How to Blieve 3曲目.Fly away home 4曲目.Magic of a friendと続く。
着替えたまま、花輪をもって盆に移動。左側の髪に白い花飾り。
ベッドショーでは、布を身体に巻き付けてしっとりと布と戯れる。
散里さんのことはいつも妖精のように可愛いと思っているが、今回「ティンカー・ベル」を演じていることは本人から選曲を聞くまで分からなかった。黄緑の衣装ではあるがティンカー・ベルの特徴は表していないからね。ディズニー映画では「髪の毛はブロンドで、おだんごにしていて、緑色のミニワンピースを着用している。背中には妖精の羽が生えており、真珠のついたヒール靴を履いている。」とある。せめて、背中に羽根を付けたらわかったが・・・笑
今回の演目は、映画『ティンカー・ベルと月の石』がきっかけと思うけど、あまり映画に囚われてはいないのかな。ティンカー・ベルへの憧れから妖精の可愛さを表現したいという感じなのかな。女の子ってティンカー・ベルが好きだからね。
ティンカー・ベルに興味をもったので、少し調べてみました。
これまで、ティンカーベルと思っていたけど、正式なスペルはティンカー・ベル(Tinker Bell)なんだね。辞書を見ると、イギリス、スコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの戯曲『ケンシントン公園のピーター・パン』、小説『ピーター・パンとウェンディ』などに登場する妖精、とある。
辞書には「Tinkerとは鋳掛(いか)け屋のことである。ティンカー・ベルは、壊れたおなべやフライパンなどを直す、金(かな)もの修理の妖精である。腕のいいティンクは、物を修理することがなによりのよろこびであった。イライラしたり、何かに集中したりすると、前髪をひっぱるくせがある。性格は気が強く、かなりの焼きもちやきだが、正義感も友だちを思う気持ちも人一倍強い。その証拠に、友人のピーター・パンがフック船長の罠によって毒を飲みそうになったときに、ピーター・パンを助けるために彼女が代わりに毒を飲み干すシーンがある。」 もしかしてティンカー・ベルの性格って散里さんに通じるところがあるのかな(失礼!)
私はステージを観ながら夢の国を彷徨えた。ストリップというのは、大人のネバーランドなんだね。男として、決して枯れてはいけない性、決して失ってはいけない愛を蘇らせてくれる。ティンカー・ベルの妖精の粉を浴び、信じる心を持てば空を飛ぶ事が出来るというが、まさにそんな気分でステージを眺めています。
平成29年8月 渋谷道頓堀劇場にて