今回は、TSの踊り子・天上くるみさんのレポート第六弾「大阪東洋初乗り」 (H27年6月中)を語ります。

 

 

東洋にのる前週、TSに出演中のくるみさんの様子を窺いに行く。

後方の席で、広い東洋で観ている気分でステージを眺めた。くるみちゃんがとても落ち着いてステージをこなしている姿に「これなら東洋でも十分いけるなー」と確信がもてた。

 

いよいよ6月中の週が始まる。

TSでは、休業前ラストとして前半四日間のみ、小森ななさんが出演する。最初は十日間の予定だったのが急遽四日間限定になり、ファンもそわそわして心配顔。今回の休業は、ななさんが病気で療養するためという話は聞いていた。早めに入院することになったとか、へたすればこのまま引退してしまうのではないかな等と憶測が飛ぶ。ファンがななさんに渡す色紙を集めていた・・・みんなが「元気になったら必ず戻ってきてね!待ってるよ!」と色紙に書き込んでいた。

私は、初日、二日目とTSに顔を出す。ななさんにも「明日、東洋に行ってくるね」と言ってから夜行バスで大阪に向かった。ななさんからも、長谷川さん始めTS常連からも「くるみんの応援よろしくね」と頼まれる。もともとTS常連は殆ど遠征しないので、私が代表として応援してくるつもり。

 

長谷川さんが次のように話してくれた。「くるみちゃん、大阪に行くの初めてらしいよ。交通手段が分からないので、楽日に渚あおいさんがTSに迎えに来てくれて、一緒に連れて行ってもらったらしいよ。あおいちゃんがよくしてくれて助かったね。」と。あおいちゃんも後輩の面倒をよくみるいいお姐さんになったねぇ。

今回の公演では、顔見知りの姐さんとして、あおいさんの他に美里麻衣さんもいる。心強いと思う。

 

6/13(土)早朝八時前に劇場に到着。一番乗り。

6月頭の大阪東洋の香盤は次の通り。①美里麻衣(東洋)、②天上くるみ(TS)、③川村あいね(東洋) 、④渚あおい(東洋) 、⑤叶咲ゆめ(ロック)〔敬称略〕。渚あおいさんが前半の三番目かと思いきや後半の四番目。劇場としてもあおいさんに期待しているのが分かるね。

 

さて、くるみんの晴れ舞台が始まる。

1.3回目がデビュー作、2,4回目が二作目と二個出し。

これまで心配していたのが杞憂だったほど、元気に頑張っていた。東洋は舞台が広く、特に花道が長いので歩幅を合わせるのが難しいかなと心配していたが完璧にこなしていた。足手まといになってないかと心配していたフィナーレも堂々としていてすごく良かったよ。

まぁ確かに、これだけ広く多くの客の前で演ずるわけだから、当然の如く緊張しているのが伝わる。いつもより笑顔が少なく緊張した面持ちを感じるところもあった。

それでも、ステージでは陽気な可愛さでぐいぐい押していたし、ベッドショーでは挑発的な眼差しで色香(エロス)で押していた。たのもしい限りである。

むしろ私の方が緊張していたかも。娘のお遊戯会でドキドキしている父親気分。ステージを踏み外したりしないか、振りを途中で忘れたりしないか等、心配でドキドキハラハラしていた。しかし、最後は「どうだ!オレの愛娘(太郎チルドレン)、いいだろう」と誇らしげになっている自分がいた。

 

TS系は狭い劇場なので、くるみちゃんのかわいさを近くで感じ、かわいさが前面に出るために他のところを見えなくすることがある。東洋は広い劇場で遠くから眺めることができるためにかわいさ以外の部分が見えてくる。そのひとつがプロポーション。

ステージ映えするにはもう少し絞った方がいいかも。ただ、くるみちゃんの良さは若々しい健康的なピチピチ感。今ぐらいのぽっちゃり感が私個人的には好き。この点についてはTSの伝説的な踊り子、水咲カレンさんを思い出す。彼女は肉感的なエロスでお客を悩殺した。カレンさんのステージを観ていると「ストリップの本質はエロスにある」と実感したものだ。少しぽっちゃりしている女性の方がエロスを感ずる。

デビューしたばかりのくるみさんに対して、私はロリコンを求めようとしていたかもしれないが、実際のくるみさんは水咲カレンさんを自然と追い求めているのかもしれない。TS先輩のきよ葉さんは完全にそう。デビュー当時はロリコンぽかったがすぐに豹変し、今やエロスの権化。くるみさんが魅せるベッドでの色香、そしてお化粧を追求したがる点などを考えれば、型に当てはめずに見守っていかなければと思う。

 

後に、渚あおいさんに聞いた話だが、あおいさんとロックの叶咲ゆめさんとくるみさんの三人でお風呂に入りに行き、これからのストリップを熱く語ったようだね。これからのロック、東洋、TSを支えていくと期待される、この若手三人がとても頼もしく思えた。

東洋出演を経験して、ひとまわり成長していくくるみちゃんを、ストリップの父は楽しく見守りたい。

 

 

H27年6月                              大阪東洋にて