今回は、TSの踊り子・天上くるみさんのレポート第二弾 (H27年2月中及び3月頭のTS公演)を語ります。

 

 

ななさんの妹分、かわいさ類友の天上くるみさんのデビューは私を天国に連れて行ってくれた。くるみさんはストリップの天使。会うたびに幸せな気分になる。私は最近TSに通う頻度が落ちていたところであるが、くるみさんの登場で俄然ホームTSに足が向くようになる。

初日のレポートに続き、くるみさんの成長を細かくメモしておきたい。

 

私はくるみさんのデビュー週、結果的に九日間通う。TS常連では長谷川さんとゆきおさんが皆勤していたがお目当ては小森ななさんとはっきりしていた。それに対し私がほぼ皆勤できたのはくるみさんのお蔭。新人さんのデビューで、これだけ夢中になって皆勤ペースで通ったのは久しぶりである。私はくるみさんの魅力に完全にノックダウンさせられた。

 

くるみさんの最大の魅力は、明るくかわいい笑顔にある。我々おじさんは、その笑顔にひとたまりもない。TSのお客さんが口をそろえてそう言っている。

かわいい笑顔で楽しそうに踊っていたら、それだけでおじさんの胸もキュン×2いう♡

常連さんたちが、せっかくデビューした宝物を大切に育てたいと考え、くるみさんの様子をしっかり見守っていた。ステージを観るたびに成長しているのが分かり、私は感激していた。なによりも笑顔がたくさん出ているのが嬉しい。

新人さんの中には、初日で飛んだり、一週だけで消えていく方も多い。事務所絡みだとあまり勝手なことはできないが素人さんは何でもありの懸念がある。その点、くるみさんの場合は全くの素人であるが、小森ななさんのお友達である点が大きい。困ったことや悩むことがあれば先輩のななさんに気軽に相談でき励ましてもらえる。ななさんの手前もあるから突然消えるなど勝手なこともできないし、定着率が高まる。また、ななさんという目標があるから頑張れる。いろんな意味で‘友達の輪’は素晴らしい。これからは友達の輪を活かして、どんどん新人さんが入ってくればいいな~。

 

くるみさんの凄いところはストリップを楽しんでいることだ!

デビューしたばかりの頃は、右も左も分からず右往左往したりパニックになったりすることもある。「慣れなくてバタバタです~カメラ調子悪くしたり、なんだかんだで姐さんに迷惑をかけてます~」「土日めっちゃバタバタでした~どうにか姐さん方に支えてもらい、なんとか無事終えました・・とくに日曜・・やばかったです・・頑張りました。」そんなこんなで大変なことがたくさんあるだろう。私でよければいくらでも愚痴を聞いてあげるからね。

私としての心配は、くるみさんが踊り子を続けてくれるかどうかの一点に集約される。私は手紙でさりげなく確認する。最初の頃の手紙のやりとりに「今はとにかく元気に楽しんで頑張ります。」「太郎さんに褒めて頂いてとても嬉しいです。もっともっと良くなるように楽しみながら感動しながら踊ります。」「姐さん方も優しく、楽しいので踊り子を続けたいなぁ・・・何より応援してくれる方がいることで続けたいと思います。」「心配してくれてありがとう。今のところ姐さんも優しくてお客さんも温かいよ~♪ ステージも楽しい☆」

くるみさんからのコメントに‘楽しい’というフレーズが頻繁に出てきて、私はすごく安心させられた。観客を楽しませるためには自分が楽しまなければならない。それが自然とできていることにくるみさんのストリッパーとしての資質を覚える。

エロポラ撮影も心配のタネ。案の定、エロポラ大王T氏が新人狙いで現れ10枚連射を始める。アメリカンバックがうまくいかない。当然ながら慣れてないし、身体が固いくるみさんには無理なポーズ。見るに見かねたら「新人なんだから無理なポーズは止せ」と注意しようかと見ていたが、どうにかT氏の洗礼にも対応できた。くるみさんも笑顔で握手していたのでホッとした。

「エロポラはたまに『・・。』ってなるけど慣れるってなな姐さんが言ってた。みなさんが喜んでくれるなら嬉しいところもあるしね。衣装も色々着れて楽しい。」「新しくできるポーズが増えるととっても嬉しいし、楽しんでもらえて嬉しいです。」こういう前向きな姿勢が嬉しい。

 

私にとって嬉しいことは、なんといっても、私の手紙に素直に反応してくれコミュニケーションしてくれること。「太郎さんは文才があります。夢に溢れてます!!」

お蔭で楽しい会話が弾む。カラオケやアニメ、映画などの趣味について語る。カラオケでは「十八番は宇多田ヒカルの『First Love』」。映画では「一番好きな映画は『アメリ』です☆」「ディズニー好きです。最近は映画館で米マックス観ましたよ~。」などなど

天上くるみというネーミングについても話してくれた。「『天上』は私の好きな『少女革命ウテナ』というアニメの主人公から名付けました。『くるみ』はなな姐さんが考えてくれました。最近はあまり見れていなかったんですが、一時期アニメにはまってたときは『銀魂』『エヴァ』など色々見てましたよ~。」

また、私の童話を愛してくれることが嬉しい。「メルヘン大好き♡心の栄養ですね。」

 

あっという間のデビュー十日間だった。毎日くるみさんに逢うのが楽しくて、毎日がデート気分で過ぎた。

くるみさんも楽しい気分で乗り越えたよう。長谷川さんと「くるみちゃん、楽日ラストに感激して泣くかな?」と話す。「泣くか、ケラケラ笑っているか、どちらかだね」むしろ、私の方が泣いちゃうかもしれない(笑)

楽日ラストステージが始まる。「これから最後のステージ☆ さいこーの想い出です・・心をこめて♡」

私は花束を用意していた。ポラ時、最初に並んで「十日間お疲れ様」と花束を渡した。残念ながら、くるみさんは泣かなかった。新人さんの楽日ラストは最高に感動するんだけどなぁ~残念(笑)  「デビュー週は本当に支えられて乗り切ることができました。結局、最後までケラケラ笑ってましたよ~。楽しくて~♪」

花束を渡したのは私だけ。ゆきおさんがしぶく一輪の花をあげていた。(笑)

 

 

 第二週は一週を置いて、なんと同じTSで翌月3月頭になる。

その香盤は次の通り。①六花ましろ(道劇)、②天上くるみ(TS)、③天羽夏月(九条OS) 、④山口桃華(TS) 、⑤目黒あいら(晃生)、 ⑥あいかわ優衣(TS)〔敬称略〕。

今週は平日皆勤ペースで通っている。

私の顔を見つけると嬉しそうな顔をしてくれる。「ステージの上から太郎さんの姿が見えるととても安心するよ~。」私は‘ストリップの父’気分。

最初の頃は‘by太郎チルドレンくるみ’と言っていたくるみさんが、途中から「私、太郎チルドレンだけじゃなく、太郎アダルトになりたい」なんて過激なことをおっしゃる☆「もっともっとセクシー&メロメロにできるように頑張るぞーっっ♡」私が立ちバックポーズに興奮したと書いたら「太郎さんはバックが好きなんですね。いいことを知りましたよん。これからがんがんアピールしていきますよ~う!!!!!! 」「今日もバックをおみまいするよっ」という嬉しいことが・・・私は満面の笑みで白旗を振っています♡  

ははは このレポートはちょっと人には見せられないね。私のストリップ日記として大切に保管しておきます。いつか、いい思い出として読み返したいと思います。

 

 

H27年3月                           TSミュージックにて