荒木まいさん(東洋所属)の、大阪東洋ショー劇場のH30(2018)年8月結におけるステージ模様を、新作「エースをねらえ!」を題材に語りたい。ちなみに今回は荒木まいレポの「ピンクに染まっちゃう」シリーズ(その15)になります。

 

 

H30年8月結の大阪東洋ショー劇場に、初日から顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①川菜ひかる(ロック)、②倖田李梨(ロック)、③桜庭うれあ(ロック)、④鈴香音色(ロック)、⑤荒木まい(東洋) 〔敬称略〕。今週は倖田李梨さんの東洋初乗り。

 

5月頭の東洋以来、約三カ月ぶりとなる。8月の初の浅草公演での活躍の噂が聞こえてきていた。早く逢いたくて初日にやってきたところ。 

 

 新作「エースをねらえ!」はテニスもの。アイドル王道まっしくらの演目である。

 内容は次のとおり。

 最初に、テニスルックで登場。全身ヨネックス一色。ロゴマークがたくさん付いている。シンボルは創業者のYoneYamaの2つのYからとった yy のロゴを組み合わせたもの。こりゃ~、まいちゃんファンのよねちゃんが喜ぶな(笑)。

 ショートヘアにyyのロゴマークの付いた白い帽子。オレンジと白の混じった半袖シャツ。胸元にyyのロゴマーク。背中には「東洋 荒木」というゼッケン。オレンジのスカートにも左裾にyyのロゴマーク。左手首にもyyのロゴマークの付いた白いサポーター。すらりと足が伸びて、yyのロゴマークの付いた黒い靴下。足元は白いテニスシューズ。ピンクのラケットの柄にもyyのロゴマークが見える。

 音楽に合わせ、ラケットを振る。

 音楽がインスト曲に変わり、テニスの衣装を脱ぎ、濃い緑色の長袖セーラー服に着替える。

 二重線の入った白い大きな襟(ジョンベラ)が後ろに垂れる。胸元には銀の釦四個が二列に並ぶ。左腕には「TOYO」と書いた腕章を付ける。膝上丈のスカートからすらりと足が伸び黒い靴下。足元は黒い靴。

 音楽が女性ボーカルに変わる。

 眼鏡をかけて踊る。チャックに茶色のぬいぐるみのアクセサリーが付いた黒いラケットバックを持つ。

 そのまま盆へ移動。

 ベッド曲はインスト曲。

 ラケットバックを開けてピンクのテニスラケットを取り出す。タオルで拭く。ラケットの柄にキスをする。セーラー服から白いブラと白いパンティがのぞく。パンティを半脱ぎし、テニスラケットを使ってオナニーを始める。パイパンが眩しい。

 立上りは女性ボーカル曲。ノリノリで決める。

 テニスの汗とセーラー服の若さが輝く演目。

 

 話は変わるが、私は今年のお盆に都会の猛暑を避けるように秋田に帰省した。弟夫婦と同居している80歳を越えた母親が私の顔を見て喜んでくれた。歳をとる毎に「顔を見せろ」とうるさく言ってくる。

 田舎に帰れば、いつも親友と酒を酌み交わす。同窓生のこと、来年の還暦祝い、退職後のこと、年老いた両親の看護のこと等、いろいろ話す。

 変わらないものもあるが、変わったものも多い。町並みは昔とはずいぶん変わったし、人も変わり、落胆することもある。亡き父の大工の弟子が癌に侵され死に瀕していた。68歳とまだ若い。私が小学生から中学時代に我が家に住み込みしていて、一緒にお風呂に入ったりした、私の兄のような存在だった。私の顔を見て喜んでくれた。死ぬ前に会えて本当に良かった。それにしても68歳で死ぬのか・・・早すぎる・・・

 田舎はいいねぇ。でも、たまに帰るからいいのであって、まだ田舎に住みたいとは思わない。「ふるさとは遠くにありて思ふもの そして悲しくうたうもの」 室生犀星の詩

 まいさんの演目「ふるさと」をまた観たくなるね。

 

 8月20日の夜、田舎の親友からメールが入る。

 夏の甲子園100回大会、秋田代表の金足農業が勝ち進み、ついに明日の決勝戦を迎える。秋田県勢としては1回大会以来103年ぶりの快挙。同じ秋田県民として誇らしい、との内容だった。

 恥ずかしながら、私は地元の秋田が甲子園で勝ち進んでいることを知らなかった。TVニュースや新聞を見たら、今大会屈指の好投手・吉田輝星のことがたくさん報じられていた。150キロの球を投げる超一級の投手が秋田から出ていることに驚いた。急に関心が向く。

 たまたま大阪に来ているわけだから甲子園に行ってもいいところだが、私にとっては野球よりストリップ。久しぶりの荒木まいさんを優先する。

 初日一回目ステージが終わったところでラウンジにあるTVを観たら、甲子園決勝の中継をしていた。中盤で既に12対1と大差で負けていた。結果的に13対2で大敗した。たしかに二度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭の強力打線につかまり12点の大量失点になってしまったものの、ずっと一人で投げ抜いてきた吉田輝星投手の評価がそれで下がるものではない。これからの将来、名前のごとく輝く星になってほしい。

  まいちゃんの演目と同じく、「青春の輝き」そのものである。

 

 

平成30年8月結                       大阪東洋ショーにて