今回は、ロックの踊り子、柏木由紀奈さんについて「ゆきなん人気爆発」という題名で観劇レポートしてみます。
H26年12月13日(土)、仙台ロックに遠征した。今回は雪が降るのを想定してコートを着てきた。天気予報通り、午後から雪が降り始めた。私にとって今年の初雪。ちらちら降った雪は積もることもなく、すぐに止んだ。それでも雪が降るだけ関東に比べると仙台は寒かった。
開場は午後13時。30分前に劇場前に行くも誰も並んでいない。すぐに一人やってきた。挨拶がてら話しかけたら、大阪東洋の常連らしく、今朝、早割8000円の飛行機で関西空港からやってきたとのこと。えっ!大阪から!と一瞬驚いたが東京から新幹線で来るよりも安い。柏木由紀奈さんファンで、先週も赤西涼さんとのチームショー新作を見に来たと言う。えぇ~! チームの新作があるのぉ~と驚く。後で「12/6~10、チームショーの新作をやっていたんですよ。観てもらいたかったです。どこかでまたできたらな!」とのゆきなんコメント。
彼から、ゆきなん人気が大阪東洋で爆発していることを知る。10月前半のチームショー公演が奏功したか。彼の他にも、大阪より仙台へ何人も遠征してきているらしい。ゆきなん人気はよく分かるな。私は今回の仙台遠征でゆきなんレポートを書くつもりでいたが、この話で拍車がかかった。
今週の仙台ロックのメンバーは次の通り。①水沢美波、②藤咲茉莉花、③吉沢伊織、④柏木由紀奈、⑤西村江梨〔敬称略〕。全員ロック。
今週の香盤は私的にお気に入りのメンバーが多い。その中でも、トリの西村江梨さんに関しては、先週のDX歌舞伎で初顔合わせして九日間通った。そのときの観劇レポートを持参して、今回引き続き応援にやって来た。
さて、今週の柏木由紀奈さんの出し物は二つ。
1,3回目は「ゆきなん、おいらんになれるのか?!Ⅲ」。
「ゆきなん、おいらんになれるのか?!」シリーズがその3まであるのに驚く。最初の作品に満足しなかったのか、何かこだわりがあるのか、いずれにせよ花魁にかなり思い入れがあるんだね。
ただ今回の作品は今までの花魁シリーズと全く違う感じ。これまでのは花魁独特の暗い風情が漂うところがあったが、今回のは暗さを全く感じない・・明るい・明るい・・
最初に、フード付きの金きらきらの上着をはおり、サイドにポケット付の黒いズボン、とかなりラフな格好で登場。金色のズックで軽快に踊る。
ダンス・ステップが素晴らしい。いやぁ~ゆきなん、こんなに踊れるんだ♪と改めて感動したほど。ダンスが上手いのは分かっていたが、いつもコミカルな演技と一緒のためか紛れていた。今回はダンスだけで完璧に魅了された☆
最後に、おいらん衣装でベッドに行くも、立ち上げ曲アンルイス「あゝ無情」がかかると、超ノリノリの動きで盛り上がる。目の前の狭い盆の上でまるで体操の床運動をしている錯覚をするほどの圧巻の動き。ゆきなんのリズム感とダンスセンスに脱帽♪
大阪東洋でのゆきなん人気爆発は当然だ。
ゆきなんをコミカル・パフォーマーと評価するのは大きな間違い。最高のダンス・パフォーマーである。しかも、かわいいルックスとT160cm B82 W59 H84というナイススタイル、かつ色白のきれいなヌードを兼ね備え、まさに三拍子そろった実力派ストリッパーである。
デビューが2013年1月21日なので、来年早々に2周年を迎える。「もうすぐ踊り子3年生になります。来年もよろしくお願いします。」
ゆきなんは、来年、更なるブレークが予感される期待の注目株である。
ちなみに2,4回目は新作「キゾク~ノ」。
最初に、ダークブルーな華やいだドレス衣装で椅子に座って登場。胸元が宝石を散りばめたように輝く。衣装とお揃いのリボン。銀のハイヒールを履いて軽快に踊る。その後「3年後」、首にマフラーを巻き、より軽快に踊る。また「5年後」に場面が変わり、金ピカのドレス衣装に変身。更に「10年後」に下着姿になり「そして」最後に全裸でベッドショーへ。
「貴族とイタリア―ノで『キゾク~ノ』です。」と解説してもらう。貴族の衣装なのは判るが、イタリア―ノって料理のことか?
すみませんが私の中で未消化状態。とても感想を語れるレベルではなく、今回はメモにとどめます。今後の宿題にさせて下さい(笑)
ゆきなんには沢山のポケットと沢山の引き出しがあると感じています。とても私ごときが解説できる器ではない気がしています。間違いなく只者ではなさそう(笑)
少しでも、本物のゆきなんに近づけるよう、今後とも応援に励みたいと思っております。
平成26年12月 仙台ロックにて