この間に、演目「(仮)うたかた」  (楠かほ) 渋谷2021年2中のレポートがあるのですが、データがなくなってしまい、入れたはずのUSBメモリーを見つけきれませんでした。いま病床なので自力で探せず残念です。

 

今回のレポートはまだ楠かほさんにも渡せずじまいのものです。最後に載せておきます。本人が見てくれれば嬉しいです。

脳梗塞で身体の自由がきかないので、もう会いに行くことができず残念です。かほさんが元気にしていることを祈ってます。

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楠かほさん(道劇所属)について、2021年11月結のライブシアター栗橋での公演模様を、2021年の新作を題材にして、「楠を想い…」という題名で語りたい。

 

 

2021年11月結のライブシアター栗橋に二日目から二日間いた。

今週の香盤は次の通り。①浅井ひなみ(栗橋)、②楠かほ(道劇)、③夢乃うさぎ(晃生)、④恋沼あお(TS)、⑤御幸奈々(栗橋)〔敬称略〕。

11月に入って緊急事態宣言の解除を受けて殆どの劇場は4回公演に戻ったが、栗橋は未だに3回公演。

 

楠かほさんとは、今年コース皆勤している。この2021年を振り返ると、2月中の渋谷道劇⇒4月頭のシアター上野⇒6月中の蕨ミニ⇒8月頭のまさご座⇒11月結のライブシアター栗橋。

前半は二ヶ月置きと順調だったが、今回は約4か月振りと間隔が空いた。今年は次の12月結の小倉A級を入れて6公演にのってくれたので嬉しい限りである。ただ、4月頭のシアター上野では警察のガサ入れがあってケチが付いてしまった。私としては今年の夏場は劇場通いを控えていたが、かほさんだけは絶対に会いに行こうと思っていた。ただ次の小倉には残念ながら行けない。年末は久しぶりに秋田に帰省する。申し訳ない。

 

 

ところで、産経新聞朝刊の一面「産経抄」蘭(2022年1月16日付)にこんな記事があった。

<梅の木は成長が早い分、大木に育つことなく樹勢が止まる。楠は大きく育つものの歩みは遅い。それゆえ「梅の木学問」といえば、学ぶ速度は速くても大成せずに終わることを指し、その反対を「楠学問」という。>

  一人一人の歩幅が異なるように、学問が身に付く時間にも遅い速いがある。という意味なのだろう。

 楠かほさんの人気に通じるなと思った。デビュー当時は出演の間隔も長くまちまちで、踊り子を続けているのか辞めてしまったのかよく分からない状態だったが、ここにきてコンスタントに出演してくれている。私のスト仲間Nくんは踊り子の人気順を自分なりの数値化している。それを見たら、楠かほさんの名前が出ていて、しっかり人気順が上昇しているのを確認し、かほファンを自任している私としては嬉しくなった。Nくんは踊り子・楠かほさんの存在をちゃんと認識してくれていたんだね!うれしー☆

 かほさんは我々ストリップファンの間では、知る人ぞ知る存在といわれる。有名な(?)スト客の私が一番押している踊り子として名前を挙げるのでスト仲間も一目おいてくれる。しかも、かほさん人気がじわじわ高まっていることを私は肌で感ずる。やはり、出演頻度が上がり全国各地の劇場に出演し出したのが功を奏している。人気が全国区になったんだね。「楠学問」ではないが、楠かほさんの人気は遅ればせながら大きく育っている感を受ける。ファンとして嬉しい限りである。

 最近の私は文豪ブームである。この歳になって文学作品を読み漁っている。自分の物書きの参考にしたいという目的だが、私も「楠学問」を目指して励みたい。

 

人気だけでなく、踊りのレベルも同じかな。最近のかほさんの演目は意欲的で、とても見応えがある。最近、観劇レポートをさぼり気味だったので、反省しつつ、今回まとめて記載したい。

 

 今週の栗橋では二個出し。もしかして楠かほさんの二個出しは初めてかな。そのことを指摘したら「踊っていないと忘れちゃう」と言っていた。(笑)

今年出した演目二つ。1,3回目は、ドレスの演目、2回目は浴衣の演目。あら、題名はまだないのかな。今回も題名をつけるつもりで書いていくね。

 

 まずは、ドレスの演目から。この演目は全体的にバレエっぽい。

 白いドレス姿で現れる。シンデレラみたいだよ。

 肩ひもで胸から足元まで覆う長いワンピースを吊るしている。胸元は少しピンクの花柄模様。肘から伸びる長い手袋。頭には白い花飾り。

 最初に、聞き覚えのある曲が流れる。竹内まりやさんのヒット曲「純愛ラプソディ」Lon(ろん)が歌っている。今回の二作はLon(ろん)さんがメインで採り上げられている。ろんさんの歌い方とか声とか聞きやすくて、いとおしい気持ちになる。なるほど、かほさんが気に入るはずだ。かほさんが好きなら、私もLon(ろん)さんを好きになる♡

ろん(生年非公開 10月10日 - )は、日本で活動する歌手。性別は非公開。主にニコニコ動画の「歌ってみた」カテゴリで活動するWEBアーティスト。活動の場によって「ロン」「Lon」の表記がある。2011年のエグジットチューンズ所属を経て、2015年からはワーナーミュージック・ジャパン所属。

 生年や年齢は非公開で謎が多い。女性であること、血液型はAB型、身長は152cmと公言されている。いずれにせよ、ニコニコ動画のカテゴリ「歌ってみた」で再生回数No.1を獲得し人気となった歌手。名前の由来はニコニコ動画への初投稿時にロンドン在住だったことからという。

 音楽に合わせ、華麗に舞う。

 一曲目が終わると、一旦、暗転。

 次は、白いシュミーズ風のドレス。布地はすけすけ。肩出しで、首からワンピースを吊るしている。胸元はV字になっており、ブルーのリボンが付いている。腰から下に別のピンクぽい布を巻く。足元は裸足。

 二曲目も、聞き覚えのある「シェイプ・オブ・ハート」を女性ボーカルが歌っている。アトリエ・ボッサ・コンシャスのアルバム「春夏秋冬ボッサ -ALL 40 SONGS-」から。これは、洋楽の名曲をクラブ系ボッサと女性ボーカルでカバーするシリーズらしい。

 今回の二つの演目はここから多く採用されている。最近のかほさんのお気に入りとしてチェックしたいところ。

 音楽に合わせ踊る。

 三曲目は、Tina Guo (ティナ・グオ)によるチェロ演奏「River Flows In You」。

Tina Guo (ティナ・グオ)。中国の女性チェリスト。1985年10月28日生まれ。

そして、この曲は、「冬のソナタ」の劇中歌の作曲でも知られる韓国の天才ピアニスト、イルマが手がけたもので、様々な映画やドラマで使われている有名なメロディ。

イルマ(英語: Yiruma,, 1978年2月15日 - )は、大韓民国の作曲家、ピアニスト、音楽プロデューサーである。

イルマは、ソウルで牧師の息子として生まれた。5歳のときにピアノを始め、11歳のときにイギリスのパーセル音楽学校(英語版)に留学、キングス・カレッジ・ロンドンを卒業。2001年5月に「Love Scene」でデビューした。2001年12月、セカンドアルバム「First Love」をリリース。冬のソナタの挿入曲として使用された。

 ここで、腰に巻いている布をとる。下には銀のフレンジが垂れる。パンティははいていない。

 一旦、袖に入り、トップレスにして現れる。白いカーディガンとピンクの布を腰に巻く。

 バレエのポーズを決める。

 そのままベッド入り。

 ベッド入り曲は、及川りんさんが歌う「ユー・レイズ・ミー・アップ」 (You Raise Me Up)。

この曲は、アイルランド/ノルウェーのミュージシャン、シークレット・ガーデンの楽曲。2002年のアルバム『Once in a Red Moon』に収録されている。

2003年にアイルランドの歌手ダニエル・オドネルがカバーしてヒットした後、多くのアーティストがカバーしている。日本では、アイルランドの女性グループ・ケルティック・ウーマンによるカバーが特に有名である。

 この曲は、トリノ五輪での荒川静香さんのエキジビションで使用された。荒川さんは、この歌に支えられてスランプも乗り越えることができたと聞いています。

 

 ベッド曲は、サラ・ブライトマン×久石譲の「Stand Alone」。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」オリジナル・サウンドトラックより。

 なんか馴染みのメロディと思ったらジブリでおなじみの久石譲の作曲だった。

サラ・ブライトマン(Sarah Brightman, 1960年8月14日 – 現在61歳)は、イギリスのソプラノ歌手、女優である。1980年代にミュージカル女優として活動し、1990年代以降はソロ歌手として活動している。クラシックとポップスを融合した独自の音楽スタイルはクラシカル・クロスオーバーの世界的な隆盛をもたらしている。アメリカにおけるビルボード・チャートのクラシック音楽部門とダンス音楽部門で同時に1位を獲得した唯一の歌手である。

 

 さて、本作のタイトルをどうしよう?

 一曲目の「純愛ラプソディ」から命名したいところ。ところが、過去(二年前か)に同じLonの歌う「純愛ラプソディ」から名付けた「ラプソティー」という演目があった。そこで、今回の作品は「ラプソティー2」としたらどうかな。

 

 

 次は、浴衣の演目について。夏らしい演目である。たしか6月中の蕨ミニで初だし。

 最初に、浴衣姿で現れる。ブルーの絣に、紫の帯を巻く。左側頭部に白いリボンをつける。かほさんの浴衣姿にうっとり♡ 惚れ直す♡

 一曲目は、及川りんが歌う「弦楽セレナーデ」。Serenade for Strings~弦楽セレナーデ [Q;indivi Starring Rin Oikawa]。チャイコフスキー 弦楽セレナーデのアレンジです。

 音楽に合わせ、浴衣姿で踊る。

 音楽が変わり、浴衣を脱いで、ピンクのドレスに着替える。

 上下セパレートで、肩出しで、ピンクのブラには金のコインがフレンジしている。ピンクのスカート。足下は裸足。頭には白・水色の花模様。左手首にはガラスのブレスレット二本。

 二曲目は、アトリエ・ボッサ・コンシャスのプリンセスボッサから「ホール・ニュー・ワールド」。一度は耳にしたことのある名曲たちを、元気なクラブ系ボッサとキュートな女性ボーカルでカバーするシリーズで、今回はウェディングソングの定番曲や、ウェディングにふさわしい洋楽曲をアッパーなボサノヴァでカバーしている。

「ア・ホール・ニュー・ワールド」(英: A Whole New World)は、1992年に公開されたディズニーのアニメーション映画『アラジン』で用いられたバラード曲。この楽曲はアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞で、王子に変装しているアラジンがジャスミンと魔法の絨毯で世界中を見に行く場面で歌われる。

 浴衣から一転して、音楽に合わせハッピーなダンス。

 ここで一旦、暗転。

 薄いピンクの、だふっとした衣装で現れる。袖は裾広がり。足元は裸足。

 三曲目は、東京ディズニーランドで流れる「魔法の鍵 ~The Dream Goes On PV」。

石井竜也&高杉さと美のデュエット、東京ディズニーランド25thテーマソングです。

 音楽に合わせ、踊る。

 そのままベッドへ。ピンクの衣装を脱ぐ。ブルーの下着。胸元は白いフリル付。

 ベッド曲は、及川りんQ;indivi Starring Rin Oikawaの「Winter Classics」と「威風堂々」。

 改めてQ;indivi とは、YUKIのヒット・シングル「joy」、元気ロケッツの代表曲「Heavenly Star/Breeze」などを手掛けたことで知られる田中ユウスケを中心としたハウス系ユニットである。このユニットは、シンガーの及川リンを全面的にフィーチャーしている。

 

 さて、本作のタイトルをどうしよう? やはり最初の浴衣姿が印象的。単に「浴衣」としてはどうだろうか。

 

 

 

 長くなりましたが、最後に蛇足ながら、ちょうどいま新潮文庫本版で読んでいる川端康成の『古都』の話をしたい。

 読んだこと、あるかな? 何度も映画化もされています。古くは岩下志麻、有名なのは山口百恵か、最近では松雪泰子が主演しています。私はいま文豪ブームで、片っ端から文豪作品を読み漁っていて、たまたま『古都』を読んでいたのです。『伊豆の踊子』『雪国』とともに川端康成を知る必読書のひとつですね。内容を簡単に紹介します。

 京都の呉服問屋の一人娘である千恵子は実は捨て子であった。祇園祭の夜、たまたま自分にそっくりの娘・苗子に出会う。苗子は双子の妹で、洛外で材木問屋の下働きをしている。二人は双子の姉妹であることを知り、急速に親しくなる。生みの親は既に亡くなり、苗子は一人ぼっちの身の上。そんな苗子の様子を見て、千恵子は自分の家で一緒に暮らさないかと誘う。千恵子の両親も同意する。そこで、苗子は一度だけ千恵子の家に遊びに行くことになる。その夜、二人はひとつ蒲団に寝た。それは産みの母の胎内に十月十日一緒にいたことを思い起こさせるものだった。しかし、苗子は身分の違いを感じ、また自分がいると千恵子を不幸にしてしまうと思い、一緒には暮らせないと身を引く覚悟をする。明け方、奉公人が来る前に、誰にも知られないように、苗子は千恵子の家を出るところで、物語は終わる。物悲しいラストで幕を引きます。

 長編小説とはいえ266頁の、あっという間に終わる物語です。あらすじは簡単ですが、京都の風物・お祭り行事がやたら詳細に書かれた観光小説のようです。

 

 ところで、この本の中に、楠という木がよく出てくるんです。主人公である京美人の千恵子が、楠が好きで見に行くシーンがあります。私もネットで楠を調べて、その画像を眺めてみました。なんかとっても懐かしさを覚える木ですね。これまで、私はこの木が楠だと知らずに見ていたような気がします。

 楠の字を見るたびに、かほさんのことを想います。いまは大好きなかほさんを追いかけて応援に行ける私です。でも、いつまで、かほさんに会えるのかなとふと思ったりします。ようやく親しくなったかほさんが苗子のように消えてしまわないか不安にもなります。

 かほさんはどこか京美人の雰囲気を持っていますね。千恵子や苗子が似合いそうです。私が映画監督になり、かほさんを主人公にして映画を撮りたいなと思っちゃいます。(笑)

 

 

2021年11月                       ライブシアター栗橋にて